サーチ:
キーワード:
Amazon.co.jp のロゴ
城戸朱理のブログ

2018年12月12日

いかれバンビの誕生日???

IMG_5475.JPGIMG_5483.JPGIMG_5471.JPGIMG_5485.JPG



「幻を見るひと」の2回目となるマスコミ試写のあとは、鰻がお好きな吉増剛造さんのため、
有楽町の帝劇ビルの神田きくかわの支店で打ち上げをすることにした。

お造りから始まって、白焼き、鰻重のコースで飲んだのだが、この日はバンビことパンクな彼女の誕生日。


なんと、バンビの誕生日を覚えていた吉増さんが、バースディーケーキを用意してくれた。


「昨日、銀座松屋に買いに行ったんだけど、日持ちしないから、明朝、来て下さいって言われて、今朝、買いに行ったの」と吉増さん。

タクシーで来てくれと言ったのに、吉増さんは電車でいらっしゃったが、それは銀座でケーキを買うためだったのか!


かくして、綺麗なケーキを眺めながら、鰻で飲んだのだが、鰻とケーキは、鰻と梅干より相性が悪い気がするのは私だけだろうか?
posted by 城戸朱理 at 23:00| 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年12月11日

追悼 入沢康夫先生



「幻を見るひと」のロードショーも終わりに近づいた11月29日に野村喜和夫さんからメールで、
さらには田野倉康一くんから電話で、入沢康夫さんが亡くなられたという連絡があった。


入沢さんが亡くなったのは、10月15日。

ご家族だけで密葬を済ませてから、連絡をとられたらしい。


その日のうちに「現代詩手帖」から追悼特集の原稿依頼が、翌日には、共同通信と毎日新聞から追悼原稿の依頼があった。


12月2日は、「幻を見るひと」ロードショーの最終日で、私は上映後のトークに出演しなければならなかったが、
午前中に共同通信の追悼原稿を書き上げてメールし、
さらに恵比寿ガーデンプレイスの東京都写真美術館に向かう湘南新宿ラインの車中で、
「岩手日報」元日朝刊に掲載される「日報文芸」の選評を執筆。

翌日、共同通信のゲラをチェックし、先週、配信された。


わが家には、入沢康夫さんの手製本がある。

これは、『死者たちの群がる風景』を、入沢さん自身が、理想とする組み方で編んだもので、限定一部の私家版。

30年ほど前に、入沢さんのお宅にうかがったときにいただいたものだが、この私家版のことは、「現代詩手帖」に詳しく書きたいと思っている。



御冥福をお祈りいたします。
posted by 城戸朱理 at 17:16| | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

「故郷を生きる」MAまで

IMG_5509.JPGIMG_5502.JPGIMG_5497.JPGIMG_5498.JPGIMG_5506.JPG



「幻を見るひと」公開の準備で忙殺されているさなか、さらに問題が起こった。

9月に、若いふたりの歌人、工藤玲音さんと武田穂佳さんに出演してもらって、
岩手県の盛岡と宮古で撮影した「故郷を生きる」が、
お母さんの入院などで久保田潤さんがディレクターを続行できなくなり、頓挫しかかったのである。


ナレーション録りをするMA(マルチ・オーディオ)と納品の期日は、すでに決まっていたので、なんとかするしかない。

久保田さんは、テレビの世界で「取材ディレクター」と呼ばれるロケ現場のみのディレクターで降板することになり、
バンビことパンクな彼女がプロデューサーのみならず、その後のディレクターを兼任することになった。

バンビがラッシュ表を作製し、私がタイムコードをにらみながらナレーション原稿を書き上げ、井上春生さんが素早く編集を仕上げてくれて、なんとか、10月21日のMAを迎えることができた。

スタジオはニトロ渋谷。

ナレーターは天使館の野口泉さんにお願いし、バンビがキュー出しをする。


ナレーションを最小限にして、工藤さん、武田さんの言葉を生かす構成にしたので、ナレーション録りは意外なほど早く終わった。

この件がなければ、もう少し余裕があったかも知れないが、映画公開の準備と番組制作が並行し、合間を縫って原稿を執筆しなければならなかったので、ブログを更新することもできなかったのだが、よく何とかなったものだと思う。
posted by 城戸朱理 at 14:11| 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

「幻を見るひと」公開まで

IMG_5467.JPGIMG_5468.JPG



東京都写真美術館での「幻を見るひと」限定7日間ロードショーが、12月2日に終わった。

公開まで多忙を極め、ブログの更新ができなかったが、今日からゆるやかに再開したい。


それにしても公開までは大変だった。

9月22日の製作委員会会議で、マスコミ試写が決まり、10月9日と15日のマスコミ試写に向けて、わが家は不夜城と化した。


配給プロデューサーのバンビことパンクな彼女は、デザイナーの井原靖章さんと連絡を取りながら、まずはマスコミ試写案内状を作製して、発送作業に入り、
続けてポスターとフライヤーの制作に入ったのだが、作業は連日、午前3時、4時まで続き、翌朝、徹夜で作業していた井原さんから版下がメールで届くのだから、
誰もが、いつ眠っているのか分からないような日々が続いた。


ポスターとフライヤーは、なんとかマスコミ試写初日に完成。

無事に試写を迎えることができた。


「幻を見るひと」は、フライヤー制作時には、16の国際映画祭に招待され、
グランプリ、最優秀監督賞を含む8つのトロフィーを獲得していたが、
マスコミ試写からロードショー期間中に、フランス、ボリビアふたつの国際映画祭の招待が決まり、
さらにフロリダで開催されたカッティング・エッジ国際映画祭、
ボリビアのシエラ国際映画祭でグランプリを受賞、
ロードショー期間中に19の国際映画祭の招待と10個のトロフィーという快挙を達成。

マスコミ試写時には、私の手元にある4つのトロフィーを持参したが、
吉増剛造さんも映画の公開がついに実現して、いささか興奮気味だった。
posted by 城戸朱理 at 13:46| 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年10月14日

鰻の串焼きで飲む、その2

IMG_5349.JPGIMG_5352.JPG



9月19日に設楽実氏と「うなくし」で打ち合わせたときは、設楽氏が夏越しの鰻気分だったので、串焼きは控えめにして、白焼きと鰻重を頼んだ。


白焼きをわさび醤油でつまみつつ、ビールを飲むのは、大人の楽しみだろう。

鰻重は、御飯を少なめにしてもらって、日本酒で。


田村隆一さんは蛇が嫌いだったものだから、鰻も苦手だったらしいが、田村さんに仲人をしてもらった吉増剛造さんは、鰻がお好きである。
posted by 城戸朱理 at 10:33| 美味しい話 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

鰻の串焼きで飲む、その1

IMG_5339.JPGIMG_5340.JPGIMG_5343.JPGEffect_20181013_163757.jpgIMG_5344.JPG



国立に「うなちゃん」という鰻の串焼きの店がある。

俳人の高柳克弘さんによると、5時の開店と同時に高齢者の常連で満席となり、なかなか入ることが出来ないそうだ。

渋谷と吉祥寺の「うな鐵」とか荻窪の「川勢」とか、鰻の串焼きを出す店は、都内にいくつかあるが、串焼きになったとたん鰻も庶民的なものになる。


どの店でも「ひと通り」というメニューがあるが、内容は、それほど違わない。


立川の「うなくし」の場合、「ひと通り」は、「くりから」で始まる。

何度も食べているのに、くりからを口にするたびに「うまいな、これ」と初めて食べたように感心するのが井上春生監督。

たしかに、塩焼きになると、鰻じたいの風味がよく聞きとれる。


ニラを鰻のひれで巻いた「ひれ」も鰻の串焼きの定番で、川勢だと細切りにしたハスをひれで巻いたものもある。

「ひれ」を初めて食べた伊藤憲ディレクターは「うまいですね」と驚いていたが、身よりも鰻の味が強く、ニラとよく合う。


「肝」も定番だが、苦袋の苦みが、肝焼きの身上だろう。


「うなくし」では、「短冊」をタレとわさび醤油で出すが、店によっては、「くりから」がわさび醤油、「短冊」がタレと塩になることも。


ほかには、ごぼうを鰻の身で巻いた「八幡焼き」や、小骨が多い頭の部分を叩いた「かしら」「えり」、肝から三日月型のレバーだけを取り出して串を打った「れば」を出す店もある。


鰻の串焼きで飲むときは、ビールで始めて、日本酒にかえるが、鎌倉近辺では、鰻の串焼きを出す店がないのが残念だ。
posted by 城戸朱理 at 10:25| 美味しい話 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年10月13日

怒濤の日々





恵比寿ガーデンプレイス内の東京都写真美術館ホールで「幻を見るひと」の公開が決まってから、怒濤の日々が始まった。

なんとか「映画芸術」のゲラは戻したものの、急遽、マスコミ試写会を催すことになり、招待状やフライヤー、ポスターの制作も急がなければならなくなったのだ。

撮影時にはアシスタント・プロデューサーとスチルを兼任したバンビことパンクな彼女が、配給プロデューサーとなり、フライヤーやポスターのデザインを井原靖章さんに頼んだ。

井原さんは、装幀を担当された吉増剛造『根源乃手/根源乃(亡露ノ)手、……』で、昨年の第51回造本装幀コンクールで経済産業大臣賞を受賞、世界最大のフランクフルト・ブックフェアにも出品されたが、ローライ同盟のメンバーである。


井原さんのデザインによるマスコミ試写会の案内状が刷りあがって、京都の印刷所から届くや否や、バンビは100件を超える送付先をPCに打ち込み、ラベルシールにプリントアウトして発送。

続けて、私がテクストを書いたフライヤーのラフを入稿し、井原さんがデザインし、次はポスター、さらにチケットと作業が続いた。


いちばん仰天したのは、フライヤー13000部が届いたときである。

ダンボール2、3個と思っていたら、厚手の紙を指定し二つ折りのデザインにしたものだから、なんとダンボール13箱。

家には、そんなスペースはないので、とりあえず倉庫に積んでもらって、その日のうちに東京都写真美術館に10000枚、10箱分を送り出した。



私は9月19日、午前中からテレコムスタッフ制作の番組の試写があったので、前日に東京入りしてワシントンホテル泊まり。

Edge立ち上げたプロデューサーである設楽実氏と立川の鰻の串焼きの「うなくし」で飲みながら、来年度の番組編成の打ち合わせをした。


翌日のテレコムスタッフの番組試写は、2本。

ともに伊藤憲ディレクターによるもので、仏師の系譜をたどる「自ら仏を彫る系譜」は、運慶に続いて、鎌倉時代の奈良の仏師、善円。

ナビゲーターは彫刻家で芸大教授の籔内佐斗司さん。

運慶、快慶ら慶派をも凌ぐ超絶技巧の善派を描く番組である。

奈良では地蔵信仰がいまだに息づいているのが面白かった。


奈良時代に東大寺の大仏造立を担った行基や「越しの大徳」泰澄から、江戸時代の円空、木喰と続いてきた「自ら仏を彫る系譜」も九作目になるが、今回で終わりとなる。

もう一本は、柳美里さんをナビゲーターに青森のイタコに取材する平田潤子ディレクターのコンテンツから始まった日本の民間信仰に焦点を当てる番組で、今回は御嶽信仰を扱ったのだが、文化人類学的にも貴重な映像となった。


昼過ぎに試写は終わり、伊藤憲ディレクターの労を労うべく、寺島高幸プロデューサーの提案で、番組の事務を担う金子麻子さんに私の総勢4人で、またもや「うなくし」へ。

この日は井上春生監督とバンビが東京都写真美術館に打ち合わせに行っていたのだが、昼から鰻の串焼きで飲んでいた私は合流せず、まっすぐ鎌倉に帰った。


2日置いて、9月22日は、またもや、京都で撮影した「H(アッシュ)ごだん宮ざわ〜宮澤政人」夏篇の試写と「幻を見るひと」製作委員会の会議。

会議が紛糾し、疲れた井上監督が「うなくし」で飲みたいというので、なんと一週間のうちで3回目の「うなくし」。


いくら鰻で飲んでも、癒されることのない疲れが、粉雪のように降り積もっていく。

バンビは、午前3時を回るまで作業を続ける日が、いまだに続いている。
posted by 城戸朱理 at 15:47| 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年10月11日

こけつでつ???

IMG_5741.JPG



「こけちでつ!」
・・・


「こけち」はバンビ語で「こけし」のこと、「でつ」は「です」のネットスラング。

つまり「こけちでつ!」とは「こけしです!」という意味で、ときどき前髪をぱっつんと切り揃えては、生きているこけし=生(なま)こけしになって遊んでいるバンビことパンクな彼女の「こけし宣言」(?)なのである。


ところがーー


「こけつでつ」

こけつ?

「あまりに疲れて、こけちがこけつになってしまったんだよ〜」

ということは、さらに疲れると「こけて」、あげくのはてには「こけと」になってしまうのだろうか?


「こけつは虎穴と書くんだよ!」

虎穴?

「そ。虎穴に入らずんば仔鹿を得ず!」
・・・・・・

意味不明である。

虎穴に仔鹿がいるとしたら、虎はいないのだろうか?


「もちろんいるよ。
洞穴の前に虎がいて、洞穴の奥には仔鹿が鎮座しているんだよ」
???

虎が仔鹿を守ってるのだろうか?

「違うよ。
仔鹿が虎を飼っているんだよ!」
!!!!!!

どれだけ弱い虎なんだ?

それとも、バンビの世界では虎が仔鹿より弱くて小さいのだろうか?


「バンビにゃん〜こ♪」


どうやら、バンビの言う虎とは「にゃんこ」くらいのサイズらしい。

パンクだから仕方がないが、いいのだろうか、これで?
posted by 城戸朱理 at 19:15| 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年10月10日

共同通信の金子直文さんの葬儀へ

IMG_5334.JPG



9月14日、「幻を見るひと」製作委員会の会議を終えて、鎌倉に戻った。

ロケと打ち合わせ、7泊8日の旅だったので、帰宅してからは、片付けや洗濯に丸一日かかる。


ひと息ついて、次の原稿執筆に着手しようとしたところで、共同通信社文化部部長の金子直文さんの突然の訃報が。


16日は、バンビことパンクな彼女と逗子カトリック教会での金子さんの葬儀に参列した。

教会の入口には、在りし日の金子さんの写真が飾られていたが、金子さんは「直文」という名前の通りに、言葉を大切にする硬骨のジャーナリストだった。

闘病されていたことは知らなかったので、突然の訃報が信じられない。

献花をして金子さんにお別れしたのだが、かなしい一日だった。


藤沢周氏も参列されていたので、逗子の居酒屋で藤沢さんと金子さんに献杯し、故人を偲んだ。
posted by 城戸朱理 at 23:09| 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年10月09日

ブラッスリー・アミカルで打ち合わせ

IMG_5328.JPGIMG_5322.JPGIMG_5331.JPGIMG_5325.JPGIMG_5318.JPG



盛岡から戻って、東京駅から立川へ。

ワシントンホテルにチェックインして、井上春生監督と落ち合い、ホテルから近いブラッスリー・アミカルで、翌日の「幻を見るひと」製作委員会の会議のための打ち合わせをした。

すでに井上監督が、映倫の審査と映画館上映のためのDCP(デジタル・シネマ・パッケージ)を終えているので、これからは宣伝・配給が急務となる。

そして、エグゼクティブプロデューサー、つまり製作総指揮の私の仕事も、公開を迎えたら終わりになるわけだから、実に喜ばしい。

もし、犬なら喜びのあまり尻尾を激しく振るところだが、尻尾はないので、ひそかに喜ぶだけにした。


まずは、スパークリングで乾杯し、井上監督が作ってきた見積もりを検討したのだが、長距離を移動したあとだけに、バンビことパンクな彼女も、私も頭が働かない。

困ったものである。


アミカルでは、新サンマのコンフィーの千両茄子のロースト添え、馬肉のカルパッチョ、フォアグラを頼んで、
さらに、この日のスペシャリテ、黒毛和牛のローストビーフとフォアグラのロッシーニ風サラダ、トリュフのヴィネグレットソースをもらった。

スペシャリテはA4、5等級の和牛ローストビーフを使った贅沢なサラダで、シンプルなヴィネグレットソースに半熟玉子を崩して和えると美味しい。


この日は井上監督もワシントンホテル泊まりだったので、打ち合わせと食事を終えて、早めに休んだ。
posted by 城戸朱理 at 08:41| 美味しい話 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする