私のような文筆業には関係がない。
ただ、世間が休みだということは、
何となく、こちらの気持ちまで、
緩やかになっていくところがあって、
それは、それで悪くないのだが。
日曜日は、横浜高島屋の
瓜南直子展「仮名草子」へ。
偶然にも鎌倉駅で、伴清一郎画伯と遭遇、
いっしょに横浜に向かった。
高島屋のディスプレイは、もうクリスマス一色。
何とも華やかで、ふだん、デパートに縁がない私などは、
目が眩みそうになる。
会場には瓜南直子氏が詰めていたので、しばし歓談。
何でも、毎日、開店と同時に入店し、
ベンチで熟睡している若いホームレスのカップルや、
毎日、店内を歩き回って画廊を覗くうちに、
目が肥えてきて、「今週はダメだな」などと、
厳しい批評を下すようになった初老のホームレスの話など、
消費の場であるはずのデパートにも、
一般客には見えてこない一面があるようだ。
瓜南さんの個展を見てから、
エルメスとジョルジオ・アルマーニを覗いたのだが、
やはり、ユニクロやH&Mを見ているだけでは、
見えてこない世界があるものである。
エルメスのデザイナーは、現在、ジャン・ポール・ゴルチェだが、
やはり、デザインにゴルチェっぽさが。
コートで百万となると、手が出るものではないが、
それだけに見ているだけだから気楽である。
高島屋を出てからは、横浜中華街へ。
広東料理の安記に入って、
紹興酒に燗をつけてもらったのだが、
ここで、瓜南直子・伴清一郎両画伯が合流。
この店のことは、別にアップしよう。
帰りは北鎌倉の侘助に寄って、
さらに飲み足し、タクシーで帰宅。
翌日は、9時に起床。
コーヒーをいれて、「週刊現代」のための
ねじめ正一『ぼくらの言葉塾』
(岩波新書)についてのコラムを書く。
昼ごろ、原稿を編集部に送り、
さらに「アサヒ芸能」のための書評を執筆。
年内に新年第2号までの原稿を
入稿しなければならないので、
少しまとめて原稿を書かなければならない。
今週は、あと早稲田大学での講義と
「毎日新聞」のための松浦寿輝氏との対談がある。
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