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城戸朱理のブログ

2015年07月31日

「鎌倉ペンクラブ」会報 第13号

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鎌倉ペンクラブの会報、13号が刊行された。

里見クや久米正雄らを長老に、まだ若い小林秀雄や川端康成、深田久弥らが、第一次鎌倉ペンクラブを発足させたのは、昭和8年のこと。


昭和36年にいったん解散したが、第二次鎌倉ペンクラブが発足してから、もう10年になる。

私は、発足当時は、まだ鎌倉在住ではなかったのに、なぜか、鎌倉の飲み屋に詳しいという理由で誘われ(?)、最初から会員だったが、鎌倉プリンスホテルで開催された設立総会でお目にかかった井上ひさしさん、二代目の会長をされた早乙女貢さんも、すでに亡くなられ、会報も13冊になるのかと思うと感慨深いものがある。


会報では、城戸朱理特集を組んでもらったこともあるが、今号の特集は、俳句。


鎌倉に最初に移住した文学者は高浜虚子だけに、鎌倉で俳句と言えば、「ホトトギス」系というイメージがあったが、
今回の特集では、「未定」の高原耕治氏、「天為」編集長の天野小石氏らが俳句とエッセイを寄せており、私も「白猫記」というタイトルで6句を寄稿した。

鎌倉駅東口、若宮大路の島森書店などで扱っているので、興味のある方は、鎌倉散策の途中で覗いてみて下さい。
posted by 城戸朱理 at 14:44| 仕事 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2015年07月28日

今日の「毎日新聞」夕刊に詩の月評が掲載



今日、7月28日の「毎日新聞」夕刊に月評「詩の遠景・近景」が掲載される。

今回、取り上げたのは、次の3冊。


八潮れん『ル・鳩 良い子ぶる』(思潮社)

佐藤勇介「夕末文章」(七月堂)

広田修『zero』(思潮社)


若い世代の現代詩は、どこに向かおうとしているのか。

興味のある方は、御一読を!
posted by 城戸朱理 at 13:08| 仕事 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

早くもパンクな夏休み、その2

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バンビことパンクな彼女にユーロを上げた翌日のこと。

バンビはトランクにあんパンやクリームパンを詰め始めた。

おやつを持って、どこかに遊びに行こうとしているらしい。


「じゃあ、行ってくるよ!」


そして、バンビはパタパタと出かけてしまったのである。

なにかパンクなことをしでかそうとしているのかも知れないが、今年になってから、あまりにあわただしい日々が続いたので、気晴らしも必要だろうと思っていたら、夜になってから、ラインで写真が送られてきた。

この森と湖が織り成す景色は――フィンランドではないか!?


「ヘルシンキに到着したよ!」
!!!!!!


なんと、バンビは早めの夏休みを取って、フィンランドに行ってしまったのである!!!

一昨年に福島第一原発事故を取材するために来日し、鎌倉にも滞在したノンフィクション作家、ピルッコ・リンドベリ氏の招きで、彼女の家に泊まるらしい。

トランクに詰めていたあんパンとクリームパンは、私の『幻の母』をフィンランド語訳したマユ・サーリッツァへのお土産だったとは気づかなかった。


パンクだから何事も予測不能なのだが、いいのだろうか、これで?
posted by 城戸朱理 at 13:02| エッセイ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

早くもパンクな夏休み、その1

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「バンビコ、バンビコ、バンビコ♪」

また、始まってしまった。

「バンビコ、バンビコ、バンビコ♪」

バンビことパンクな彼女のテーマ曲(?)である。

「バンビコ、バンビコ、バンビコ♪」
・・・

「バンビぃ〜♪」
・・・・・・

今日も絶好調らしい。

「ユーロは余ってないかな?」

井上春生監督は、海外に行くときドルは残すようにしているが、ほかの通貨は出来るだけ使い切るようにしていると言っていたが、
私の場合は、気に入った国は、また行く機会があるかも知れないので、ドル以外にもかなりの国の通貨を持っている。

調べてみたら、ユーロも約8万円分、600ユーロほどあったので、バンビに出してあげた。


ユーロの場合、紙幣はユーロ圏で共通だが、硬貨は国ごとに違う。

ちなみに、イタリアの1ユーロ硬貨はダ・ヴィンチのデッサン、2ユーロ硬貨はダンテのプロフィールで、お釣りに混ざっていると嬉しい(?)。


バンビはお札を数え、硬貨を国別に仕分けたりしている。

「このユーロをバンビくんに上げて!」


深く考えずに、ユーロをバンビに上げたのだが、なんと、バンビはそのユーロを持って、夏休みに突入してしまったのである!
posted by 城戸朱理 at 13:01| エッセイ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2015年07月10日

鎌倉の森に潜むもの???

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早朝にFAXが入った。

声を紙に刻む込むかのような特徴ある文字は、紛れもなく吉増剛造さんのものである。

吉増さんから、私に何か連絡だろうかと思ったら、宛名は「鎌倉の森に潜む小鹿さま」となっているではないか?

「小鹿」、つまりバンビことパンクな彼女宛てか!?


「そ。
吉増先生にFAXするとき、鎌倉の森に潜む小鹿よりって書いたんだよ!」
・・・・・・


吉増さんとバンビは、二眼レフで写真を撮るローライ同盟の打ち合わせをFAXや手紙で進めているらしい。

会員10人を集めて、90万弱のローライの二眼レフを一台購入し、全員で写真を撮ってグループ展を開催するという企画でる。


こういう企画は、本気でやらないと意味がない。

ちなみに井上春生監督も参加することになっているが、藤沢周氏に打診したところ、藤沢さんも関心を示していた。

吉増さんもメンバーに心当たりがあるようだから、10人は意外と簡単に集まるかも知れない。


私はもうテーマを決めてあるが、誰がどんな写真を撮るか、楽しみだ。


「バンビくんは奈良に行って、鹿とツーショットを撮ろうかな」
・・・・・・


なにせ、パンクだから、それだけのために奈良に行きかねない。

しかも、鹿とツーショットを撮るとしたら、いったい誰がシャッターを切るんだ???


「にゃふ」


「にゃふふふふ」
???

「鹿煎餅をかじって、鹿の隣でピースサインを出すんだよ!」
・・・・・・


パンクだから仕方がないが、いいのだろうか、これで?
posted by 城戸朱理 at 15:09| エッセイ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2015年07月08日

ホロコースト記念碑

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ブランデンブルグ門から近いホロコースト記念碑(「虐殺されたヨーロッパのユダヤ人のための記念碑」)は、圧巻だった。


1万9070総額2760万ユーロ平凡メートルもの敷地に、高さが違う直方体のコンクリート、2711基が置かれ、どこまでも墓標が続くかのような錯覚に囚われる。

2760万ユーロもの巨費を投じて、ドイツが建設したこの記念碑は、
脱構築主義で知られるアメリカの建築家、ピーター・アイゼンマンによるもの。


アイゼンマンは、1998年に開催された国際コンペを勝ち抜き、ホロコースト記念碑を手がけることになったが、完成したのは2005年だった。


記念碑の地下には、情報センターがあり、強制収容所で亡くなったユダヤの人々の身元などが展示されている。

それは、犠牲者を数で把握するのではなく、ひとりひとりの個人として記憶しようとする試みなのだろう。
posted by 城戸朱理 at 13:49| 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

ブランデンブルグ門

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ドイツの象徴、ブランデンブルグ門の前で、写真を撮りまくる小さな怪しい人影――

そう、バンビことパンクな彼女である。


現在のブランデンブルグ門は、1791年にカール・ゴットハルト・ラングハウスによって建て替えられたもので、ベルリン新古典主義建築の先駆けとなった。

門上のヨハン・ゴットフリート・シャドウの彫刻、馬車クアドリガに乗った勝利の女神ヴィクトリア像は、一時、ナポレオンによってパリに持っていかれたが、1841年に再びベルリンに戻された。

ブランデンブルグ門の向こうには、ヴィム・ヴェンダースの映画「ベルリン天使の詩」にも登場した勝利の女神像、ズィーゲスゾイレが聳えている。
posted by 城戸朱理 at 12:01| 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2015年07月07日

マッド・バンビ国、デフォルト寸前???

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帰宅すると小銭入れを軽くするために、五百円玉をフランス製のジャーに入れるのが習慣になっているが、年間で10万以上は貯まる。

そして、いつもバンビことパンクな彼女のお小遣いになってしまうのだが、今年の正月にちょうど5万円分をバンビに上げ、バンビには内緒で五百円玉貯金を止めることにした。


最近になって、それに気づいたバンビが大騒ぎしている。


「五百円貯金がないと、マッド・バンビ国はデフォルトしてしまうよ!」

貯めていたのは私である。

「国民投票で五百円玉貯金再開が決まったそうだよ!」

ギリシャのような話だが、マッド・バンビ国と言っても、国民はバンビひとり、国民投票は一票だけのパンクな国なのである――


「五百円玉貯金を再開してあげて!」
・・・

「いっぱい貯めて、マッド・バンビ国に融資してあげて!」
・・・・・・


融資と言っているが、たんなるお小遣いだから、返ってくることはないのである。


パンクだから仕方がないが、いいのだろうか、これで?
posted by 城戸朱理 at 11:56| エッセイ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

過労死の危険ライン



月間の残業時間が80時間を超えると、過労死の危険があると言われている。

先月、ベルリンに行ったとき、ドイツでは金曜日が半休、土日が休みと週休2.5日、
しかも閉店法という法律まであって、店舗の営業が規制され、日曜日は飲食店以外、すべて休みという実態を知って愕然としたが、
日本では、公務員でさえ、残業は当たり前だし、週に一日休めればいいほうだろう。


文筆業の場合は、原稿を書き上げなければ話にならないので、残業という概念じたいがないが、かりに一日8時間の労働を基準にして考えると、私の場合、今年に入ってから、仕事をしている時間は、月間残業80時間どころか、軽く100時間を超えている。


ベルリンから帰国して、過労と睡眠不足と時差ボケで苦しみながら、「週刊現代」のゲラを戻し、締切が一日早まった「毎日新聞」の詩の月評を書き上げ、ひと息つく間もなく大学と大学院の授業が続いたときは、さすがに参った。

こういう状態が続くと、人間は過労死するのだろうなと思いつつ、何とか乗り越えたが、なかなか疲れが抜けず、ブログまで手が回らない。


ブログの更新が滞ってしまったが、ゆるやかに再開したいと思っている。
posted by 城戸朱理 at 11:38| 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする