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城戸朱理のブログ

2015年10月09日

初夏のごだん宮ざわ、その3

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頃合いを見計らって土鍋で炊き上げる御飯は、自家製の糠漬けがおかわり自由で、水茄子まであるのが嬉しい。

また、白味噌で炊いたじゃこも出る。


水菓子はメロン、最中とともに抹茶が供され、ゆるやかな時間とともに食事は終わる。


和食は季節感が盛り込まれているので、行くたびに新鮮な驚きがある。

しかも、いつも新しい発想の料理とも出会えるので、私は、ごだん宮ざわに通ってしまうのだろう。
posted by 城戸朱理 at 10:36| 美味しい話 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

初夏のごだん宮ざわ、その2

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名物の焼き胡麻豆腐は、えんどう豆を練り込み、吉野葛でとろみをつけた土佐醤油で。


おしのぎは、これも定番、自家製カラスミを、目の前でたっぷりとすり卸してくれる手打ち蕎麦。

器は、13世紀の高麗青磁だろう。


見た目も美しい一品は、うすい豆をすり流した帆立の茶碗蒸しで、まさに初夏の風味だった。


さらに、穴子と山城茄子、厚揚げの炊き合わせで料理は終わった。
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初夏のごだん宮ざわ、その1

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鎌倉の若宮大路に、おおはまという店が出来たのだが、たいそう評判がいい。

女性の料理人がひとりでやっていて、何度か覗いてみたのだが、いつも予約で満席、いちども入れたことがないほどの人気店である。

そうなると、なお気にかかるが、地元の店に予約をして行く余裕は、いくらでもありそうなのに意外とないもので、そのままになっている。

私の年齢になると、好奇心よりも、これと思った店に通うほうが心地よいというところがあるのかも知れない。


そうした一軒が、京都の「ごだん宮ざわ」である。

宮澤政人さんが、「じき宮ざわ」に続いて二軒目となる「ごだん宮ざわ」を開店したのは、2014年7月14日のこと。

私が井上春生監督らとともに初めて訪れたのは、昨年の10月3日のことだったが、それ以来、1年の間に12回も「ごだん宮ざわ」の暖簾をくぐっている。

京都で、いちばん寄らせてもらっている店なのは間違いない。



ここで、ブログにアップしていなかった分を紹介しておきたい。

今年の5月31日、俳人の高柳克弘・神野紗季夫妻と訪れたときの献立である。


食前酒は、福島の「てふ」。

先付けは、素晴らしく柔らかい煮タコと大根に空豆。

お椀は、あぶらめ(関東では、あいなめ)とよもぎ団子、つる葉。

あいなめは、身が締まり脂もある美味な魚だが、よもぎ団子と一緒に食すると、季節を感じさせてくれる。


明末清初に中国で焼かれ、茶人が古染付と呼んで珍重した向付に盛られたお造りは、ヒラマサで、叩いたワラビ、塩昆布に八代の青海苔、葱坊主をあしらった一品。

宮澤さんのお造りは、いつも、たんなる刺身を超えた驚きがある。


初代代尾形乾山の銹絵長方皿で供された焼き物は、カマスの幽庵焼。

切身を味醂と醤油に漬け込んでから焼く幽庵焼きは、魚を旨くするが、カマスの癖と相まって、実に素晴らしかった。
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鎌倉に帰って



成田空港で、トランクを宅急便で送ってしまったので、身軽になって帰宅した。

鎌倉の自宅前でタクシーを降りると、森の香りに包まれる。


ニューヨークで泊ったのホテル・ウィンダム・ガーデンは四つ星だが、バスタブはなくシャワーだけ。

海外のホテルでは珍しいことではないが、帰宅すると、ゆっくり湯船につかれるのが嬉しい。

やはり、シャワーだけでは疲れが抜けないようだ。


翌日は、バンビことパンクな彼女とひたすら寝て過ごし、翌々日になって、ようやくトランクをほどいて荷物を整理する。

とにかく、眠い。

ひたすら、眠い。

横になると、すぐに眠ってしまう。

起きているのは、一日のうち数時間というありさまで、その数時間のうちに、なんとか「毎日新聞」月評のゲラを戻したり、「詩と思想」の座談会のテープ起こしに手を入れたりしていた。


2年前にニューヨークに行ったときも、強烈な風邪をもらって帰国してから寝込み、二週間ほど、ひたすら眠っていたが、今回は風邪こそひいていないものの、やはり起きることが出来ない。

旅行中の郵便物がまとめて届いたが、開くこともなく、眠ってばかりいる。

バンビも、編集の仕事がある日こそ出かけていくものの、休みの日は、午後遅くまで起きてこない。

夕方に起き出し、夕飯の準備をして、食べるとまた寝てしまうのだから、よほど疲れているのだろう。

それでも、今年、台湾・ハワイ・ベルリン・ニューヨークとつづいた海外の仕事が終わった解放感はある。

バンビは夏休みにフィンランドに行ったので、年に5回も海外に行ったことになるが、これだけ移動していたら、疲れないほうがおかしい。

身体を休めてから、また始めるしかない。


そうしているうちに、秋が深まってきた。
posted by 城戸朱理 at 05:46| 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

デルタ航空の機内食

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帰国は、デルタ航空DL473便。

コンフォート・シート、しかも最前列なので、座席に余裕はある。

国際線に搭乗すると、たとえお昼のフライトであっても、最初に出る機内食はディナーで、食事が終わると照明も暗くなる。

そして、到着が午後でも、到着前に朝食が出る。

食事で体内時計をうまくごまかし、眠ることができると時差ボケを免れることができるからだが、なかなかうまくいかない。


デルタ航空では、食事のメニューがあらかじめ各シートごとに置かれていた。


夕食のメニューは、「キャロライナ風バーベキューチキン、マッシュスイートポテト、スコタッシュ」か「牛肉の味噌焼き、ご飯と野菜」のどちらかを選ぶ。

これに、シュリンプカクテル、ガーデンサラダ、ロールパンとバター、ブロンディブラウニーが付くのだが、バンビはチキンを、私はビーフを選んだ。

メニューを見るだけなら立派そうだが、出てくるものは写真ていど。

シュリンプのカクテルは悪くなかったが、決して、美味しいものではない。


ビデオサービスで映画を見て過ごそうと思ったのだが、疲労のためか、寝たり起きたりを繰り返していた。


バンビは、朝食のときには熟睡中。


私は「トマトとバジルのキッシュ、チキンアップルソーセージ、マッシュルーム」を選んだのだが、キッシュは焼きすぎた玉子焼きのようで、付け合わせもひどいものだったから、ほとんど手をつけなかった。


しかし、機内食がリズムを作ってくれるのも事実で、たとえ美味しくなくても、航空会社ごとの違いのを確認するのは楽しい。

ましてや、朝食が出たら、長時間のフライトがもうすぐ終わるわけだから、気持ちが軽くなる。
posted by 城戸朱理 at 05:46| 美味しい話 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする