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城戸朱理のブログ

2015年10月11日

「三年寝太郎」の境地?



親になってみて初めて、自分の両親が言っていたことが、ようやく納得できるようになったという話はよく聞くが、そんふうに自分がその立場になってみて、初めて分かることもある。

私の場合も、今まさに、そういう経験を、現在進行形で深めているところかも知れない。

眠いのだ、とにかく。

ひたすら眠いものだから、結局、寝てしまう。

変な時間に起きることもあるので、きちんと夜には眠り、朝に起きるという生活をしたいのだが、ふと気がつくと、朝も昼も夜も寝ている。

これだけ寝てばかりいると、三年寝太郎の気持ちも次第に分かってくるもので、要するに、睡魔に襲われたら最後、どんな切迫した事項があっても気にならない。

眠いのだから仕方がない、起きてから考えよう。

きっと、そう思って、寝太郎は三年も寝ていたに違いない。


いくら眠くても、現実に寝ていても締切は来るし、事務連絡もくる。

意識を集中して「詩とファンタジー」の選評と「岩手日報」投稿欄の選評2回分は、なんとか書き上げて送ったが、
その後は、11月に鹿児島で開催される第30回国民文化祭や駒場の日本近代文学館の「声のライブラリー」の事務連絡、今月の京都吟行の事務連絡に追われた。

講談社の「週刊 現代」から書評の依頼と、「表現者」からアメリカをテーマにする座談会の依頼もあったが、そのころには起きていられるようになるのだろうか?

いや、寝太郎も三年間の眠りから醒めてから、巨石を動かして村を干魃から救ったのだから、私も起きたら何か大きなことが出来るに違いない(?)。
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銀座でバンビが買ったのは

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新宿での打ち合わせを終えてから、バンビことパンクな彼女の提案で銀座に行くことにした。

これが敗因で、いよいよ疲労感が募り、翌日から眠るだけの日々がまたもや続いたのだが、鎌倉に住んでいると、せっかく東京まで出てきたのだからと思ってしまうのがいけない。

分かってはいるのだが、山奥でリスと暮らしているようなものだから、仕方がないか。



銀座の晴海通りは、中国からの旅行客であふれていた。

なぜか、喜んだのはバンビである。


「爆買いの匂いがするよ!」

たしかに。

「中国のみなさん、ありがとう!」

なぜか、バンビがお礼を言っている。

「買ってあげて!」
・・・

「いっぱい買ってあげて!」
・・・・・・

お店の人の心の声を代弁しているのだろうか?


エルメスなら買い物客も少ないだろうと思って最上階のギャラリーでビデオ・アートを見てから、階段で降りながら各フロアをひやかす。


パイロットとコラボした万年筆を試し書きさせてもらったところ、書き味は素晴らしかったが、
アルミ・ダイキャストの軸が三角形になっており、長時間の執筆には向かないと思ったので、買うには至らず、
結局、バンビがかねてから目をつけていた便箋だけを購入した。


そして、いよいよ目的地、東銀座の中古カメラ専門店、三共カメラへ。

吉増剛造さんが、この店でローライフレックスを買ったという連絡をいただいたので、バンビもローライを買おうというわけである。

店員さんに相談して、5台のローライを出してもらい、迷うこと1時間。

吉増さんに続いて、バンビもローライフレックスのオーナーになり、かくして、ローライ同盟は、いよいよ始動の体勢に入ったのだった。


あまりに疲れたので、並木通りのベルギービール専門店、オブロンで白ビールとエールを飲みつつ休み、帰りは横須賀線のグリーン車で、鎌倉に着くまで、ずっと眠っていた。

当然、翌日も翌々日も、まったく起きられなかったのだが。
posted by 城戸朱理 at 10:06| 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

打ち合わせは20階のトライベックスで

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打ち合わせは、小田急ホテルセンチュリーサザンタワー20階にあるレストラン・トライベックスの個室を予約しておいた。

フレンチテイストの店で、地上100mからの眺めが楽しめる。


スカイツリーと東京タワーが同時に眺められるレストランは、あまりないだろう。


人気はサラダ・バーで、グリーンリーフやトマトだけではなく、各種スプラウトも豊富なら、ヨーグルトに漬け込んだパンサラダ、マカロニと大皿が並び、これだけでも十分、食事になる。

各自がサラダを取りに行き、ロケ地をどこにするかなど、秋の京都での撮影を打ち合わせた。


三種盛り合わせの前菜は、シロップに漬けた柿と生ハムが面白い。

主菜は、肉料理と魚料理を盛り合わせたプレートで、肉はステーキ、魚は、ココットのソースで食べるスズキのポアレだった。

この組み合わせと調理法からも分かるように、料理は普通だが、眺望が素晴らしいので、くつろげる。


デザートがきたので、エスプレッソを頼み、打ち合わせも無事に終わった。
posted by 城戸朱理 at 10:06| 美味しい話 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

俳人と新宿で行ったのは!?

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帰国して5日目となる10月2日。

ひたすら寝ていたかったが、新宿で打ち合わせを入れていたので、行かないわけにはいかない。

バンビことパンクな彼女と、なんとか起き出し、10時前に新宿に着いた。

俳人、高柳克弘氏との待ち合わせたのは、紀伊国屋書店前。

井上春生監督から少し遅れるという連絡があったので、そのまま、ビックカメラとユニクロの複合店、ビックロに移動。

開店前なのに、すでに長い行列ができている。

並んでいるのは、20代の男性が多い。


「すごい行列ですね」と高柳さん。

「これに並びます」と私が言ったときの、高柳さんの驚きようが面白かった。


10月2日は、エルメスのクリエイティブ・ディレクターだったクリストフ・ルメールとユニクロのコラボレーション「ユニクロ・アンド・ルメール」が発売される日だったのである。

井上春生監督と相談して、秋冬の京都での撮影のときの高柳さんの衣装を「ユニクロ・アンド・ルメール」で調達することにしたのだが、高柳さんには秘密にしてあったのだ。

開店と同時に、みんな一目散に「ユニクロ・アンド・ルメール」の売り場に向かう。


メンズの売り場は、さながらラグビーのモール状態だったが、私もラグビーをやっていたので、あらかじめ当たりをつけていたアイテムを次々とラグビーボールを投げるようにバンビと高柳さんに手渡していく。

パンツなどは開店5分後には、もうなくなっていた。


高柳さんに試着してもらって、黒のコート、黒のショールカラーのジャケットにパンツ、セーターなどを井上監督が購入。


究極のハイエンド・ブランド、エルメスのクリエイティブ・ディレクターとユニクロのコラボというだけで意外性は抜群だが、ルメールはミニマリズムのデザイナーなので、ユニクロとのコラボも納得できないわけではない。

ドレープとシルエットが美しい見事なコレクションだった。


目的は達したので、もういちど売り場を覗き、私はシンプルな黒のカシミアセーターを購入。

それからレディースの売り場に移動して、神野紗紀さんの到着を待つ。

神野さんも「ユニクロ・アンド・ルメール」をひと通り見ていたが、バンビもセーター2着を購入していた。


このセーター、かなり暖かいらしく、家で愛用している。
posted by 城戸朱理 at 10:05| 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする