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城戸朱理のブログ

2015年10月15日

フィンランド土産

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イチゴ柄のカッティング・ボードは、フィンランドの名窯アラビア製。


1873年にヘルシンキ郊外で開業したが、アラビアは国名ではなく、ヘルシンキ郊外の地名である。

いかにも、北欧らしいモダンデザインで評価が高いが、このカッティングボードは、バンビことパンクな彼女が夏休みでフィンランドに行ったとき、ヘルシンキのヒエハラハティーのフリーマーケットで見つけて、お土産に買ってきたもの。

1970年代くらいのものだろうか。


ヒエハラハティーのフリーマーケットは、私も2年前に立ち寄って買い物をしたが、紙物が好きなバンビは、百年ほど前の写真や葉書が大量に入ったトランクを漁って、写真をたくさん買い込んできた。

そして、私へのお土産にカッティングボードを選んだらしい。

ただし、お土産といっても、バンビの好きなイチゴ柄なのだが。


フィンランドでは、カッティングボードは必需品。

なぜなら、フィンランドでは、三食のうち、温かいものを食べるのは昼だけで、朝と夜は、スモークサーモンや酢漬けのニシン、ハムやチーズにパンという冷製のメニューだから、チーズ用にカッティングボードが必要になるのだ。


生野菜を決して口にせず、三食とも温かい食事が当たり前の中国人だったら、発狂しかねないが、イタリアやフランスなど、地中海に面した国々を除くヨーロッパ諸国の食生活は、実は単調で、毎日、同じものを食べている。

ただし、フィンランドではパンが多種多様で、ミネラルの多い黒パンが普通。

それは酷寒のうえに日照時間が3時間しかない冬場の野菜不足を補うための、民族の知恵なのだろう。
posted by 城戸朱理 at 06:21| 骨董・工芸 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

Edge進行中



私の企画・監修で、テレコムスタッフ制作によるアート・ドキュメンタリー「Edge」が、始まったのは、2001年のこと。

来年は、15周年を迎えることになる。


別シリーズで、日本的霊性と魂の行方を追うイタコを主題とした番組を、柳美里さんをナビゲーターに撮り終えた平田潤子ディレクターは、続けて、荻原魚雷篇の制作にかかった。

これは、岡崎武志篇、林哲夫篇に続いて、古書の楽しみをめぐる3本目のEdgeになる。


一方、伊藤憲ディレクターは、吉増剛造篇を撮影中。

京都で撮影している「H(アッシュ)」吉増剛造篇が、古都に龍脈を探る詩人の姿を追うものなのに対して、Edge吉増剛造篇は、吉増さんの書斎に「怪物くん」こと「詩の傍らで」の生成を追うものになる。

Edge吉増剛造篇を担当し、さらに再撮影を重ねて、ドキュメンタリー映画「島ノ唄」を監督した伊藤憲ディレクターだけに、「H(アッシュ)」とは、また違った吉増さんの姿が見られることだろう。


また、平田潤子ディレクターによるEdge榎本櫻湖篇が、映像文化製作者連盟主催の「映文連アワード2015」で、パーソナル・コミュニケーション部門の優秀賞を受賞した。


11月25日の授賞式のあと、受賞作は、26〜27日に、渋谷のユーロスペース内ユーロライヴで上映されることになっている。


プランナーとしては、15周年を迎えるに当たって、2001年から翌年にかけて制作した10本の詩人篇よりも、
さらに若い世代に焦点を当てた詩人篇の制作を考えているが、平田潤子ディレクターによる榎本櫻湖篇、そして及川俊哉篇は、その新シリーズの嚆矢に位置づけられるコンテンツとなる。


また、15周年記念上映会の企画も検討中であり、いずれ報告できると思う。
posted by 城戸朱理 at 06:19| Edge | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする