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城戸朱理のブログ

2015年10月27日

今日の「毎日新聞」夕刊に詩の月評が掲載



今日、10月27日の「毎日新聞」夕刊に月評「詩の遠景・近景」が掲載される。

今回は、次の3冊を取り上げた。


カニエ・ナハ『用意された食卓』(密林社)

岬多可子『飛びたたせなかったほうの蝶々』(書肆山田)

松本邦吉『しずかな人 春の海』(思潮社)



先鋭の詩法で生成する言語、その行方は?

興味のある方は、御一読を!
posted by 城戸朱理 at 06:32| 仕事 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

ミッシェル・ナカジマ開店10周年記念メニュー、その3

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デセールの前に、マダムに「フロマージュはいかがですか?」と勧められた。

私たちが、酒飲みなのを、よく御存知らしい。

フロマージュは、私とバンビに違うものを用意してくれたのだが、この細かな心使いが嬉しい。

バンビには、ブルーオーヴェルシュ、シダの葉の香りが残るフージュルー、そして、ロワール地方のヴッシュ・ド・ルッセを。

私には、イタリアのクアルティーロ・ロンバルド・スタジオナート、見た目は石鹸のようなシェーブル、ブリケット・デュ・ノール・ドミノ、そしてモンドール。

白トリュフの香りの蜂蜜が添えられている。

すると、すかさずバンビのフォークが伸びてきて、私のチーズをさらっていった!


デセールは「バニラ風味のババロアとチョコレートのプティポー ラズベリーのジュレと濃縮ミルクアイス」で、ふだんは甘いものを食べないバンビも喜ぶ。


ミニャルディーズとダブルエスプレッソで食事は終わったのだが、ワインとフロマージュを除いて、このコース料理が、サービス料10%はつくが、なんと5000円。

原価割れしているのではないかと心配したが、「10年やってこれたのは、みなさまのおかげです。シェフはシャイなので、お料理でお礼を」とマダム。

そのシャイな中嶋秀之シェフを引っ張り出し、記念撮影していたのは、バンビことパンクな彼女だった。
posted by 城戸朱理 at 06:31| 美味しい話 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

ミッシェル・ナカジマ開店10周年記念メニュー、その2

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贅沢な前菜が終わって、ようやくスープになる。

「栗のスープ エスプレッソ風味のゴボウのピューレ」。

栗のみで作られたスープは、信じられないほど甘く、ゴボウの大地のような匂いとエスプレッソの苦みが、さらにスープの甘みを引き立てる。

ゴボウはピューレだけてはなく、フリットも添えられ、食感のアクセントに。

中嶋秀之シェフのセンスには脱帽するしかない。


魚料理は、「スズキのポワレ 白ワインソース 十五穀米のリゾット オープン当時に戻って・・・」。

「オープンしたころは、こんな簡単なものをお出ししていたんですよ」と笑いながらマダムが言う。

たしかに、魚のポワレなら誰でも作れるが、海老のパウダーとイカスミのパンのパウダーが散らされ、味覚の変幻が楽しめるようになっているのは、さすがである。


肉料理は「ブルターニュ産鴨胸肉の五香粉風味のラケ トランペット茸とトリュフのピューレ 赤ワインソース」で、
秋の筍・四方竹を枕にした鴨胸肉は、皮に中華料理の香辛料・五香粉を使っているが、赤ワインソースとの相性は意外なほどいい。

鴨胸肉は野生味を留めながら、あくまでも柔らかく、トランペット茸とトリュフのピューレは、あまりに美味しすぎて、バンビが「このピューレだけでも、おかわりしたいね!」と言い出すほどだった。

もっとも、バンビは前菜のひと皿目から、すべての料理に「おかわりしたいね!」と言っていたのだが。
posted by 城戸朱理 at 06:30| 美味しい話 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

ミッシェル・ナカジマ開店10周年記念メニュー、その1

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鎌倉のミッシェル・ナカジマは、私とバンビことパンクな彼女が、毎年、クリスマス・ディナーに通っているフレンチの店。

開店の翌年からクリスマス・メニューを始めたのだが、毎年、行っており、今や、わが家の年中行事と化している(?)。


ミッシェル・ナカジマは、2010年にミシュランが横浜・鎌倉まで対象エリアを広げたときには、星を獲得したが、今年、開店10周年を迎えた。


開店10周年記念メニューの案内を、先月、いただいたので、さっそく予約。


ミッシェル・ナカジマは、入り口から店内まで、お祝いのお花であふれていた。


まずは、サービスでウェルカム・シャンパンが。

前菜は、なんと4品。

最初は「赤海老、フォアグラのテリーヌ、レザーウッドの蜂蜜、マンゴーピューレ」。

スライスしたビーツが添えられ、まるで絵画のように美しい。

蜂蜜とマンゴーピューレでは、フォアグラの味わいが見事に変わるのが楽しかった。


シャンパンの原型と言われるブランケット・ド・リムーをボトルで頼み、ふた皿目は、「岩手産牡蠣とやしおますのフュメ 海水のジュレ」。

日光のやしおますはスモークしてある。

この料理は、ガスを使ってソースを泡状に変えるエスパーマという新しい調理法が活かされていて、
海水のジュレと牡蠣、やしおますとそのエスパーマ、さらにシークワーサーのエスパーマと、味覚と香りが3層になった素晴らしいものだった。


続いては、「青森産プティフカヒレの姿煮を入れたコンソメロワイヤル 地鶏のコンソメのリエ」で、プディング状のコンソメロワイヤルに地鶏、フカヒレがひとつになって、なんとも優雅な気分。


ブランケット・ド・リムーは、まだ、たっぷり残っていたが、赤ワインのほうが合う料理もあるので、城戸さんなら、これをお勧めしますと言われ、コート・デュ・ローヌもボトルでもらった。


前菜の4皿目は、「グリルしたフランス産茸と鹿腿肉のカルパッチョ 茄子のピューレと香菜のサラダ」。

写真は香菜を脇にのけて撮ったが、茄子のピューレに鹿腿肉、その上に茸が乗っている。

たしかに、この料理には赤ワインだろう。

サラダはラズベリーのドレッシングで、ほのかな酸味が、料理を引き締めている。

それにしても、これだけ癖のない鹿肉は初めてで、バンビは「仔鹿が鹿を食べていいのかな?」と言いながら、喜んで食べていた。

パンクだから仕方がないが、いいのだろうか、これで?
posted by 城戸朱理 at 06:29| 美味しい話 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする