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城戸朱理のブログ

2015年11月11日

ふたりの僧侶

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第45回九州詩人祭は、九州各県の詩人たちと、翌日の国民文化祭のために鹿児島入りした現代詩人会の新延拳理事長、日本詩人クラブの武子和幸会長も参加した。

私は詩人の会とは無縁なので、どういうことをしているのかは分からないが、新延さんの話によると、事務と雑事に追われているらしい。


意外だったのは、南泉院の宮下亮善住職が参加して下さったことである。

宮下住職は、明治初年の廃仏毀釈で廃寺となった南泉院を130年ぶりに独力で再興した。

天台宗大雄山南泉院は、鹿児島市内から車で一時間ほどの花尾町にあり、高岡修さんが生前葬をした寺院である。


宮下亮善師は、檀家を持たず、ミャンマーの教育支援のための「ミンガラーバー地湧(じゆう)の会」の代表として、托鉢した浄財で、ミャンマーに小学校を50校以上建ててきたが、今や卒業生が成人し、さまざまな活動に従事しているという。

「ミンガラーバー地湧の会」は、これまでの活動によって、第11回アジア貢献賞を受賞したが、天台宗の総本山たる比叡山延暦寺も宮下師の活動を知って驚き、宗派からの評価も高いと聞いた。


酒も煙草もやらず、肉食もしない。

口にするのは、玄米と野菜だけ。

南泉院には生前葬のときに建立された高岡さんの墓はあるが、人助けばかりしているので、手が回らず、いまだに本堂がない。

文芸評論家の富岡幸一郎氏は、宮下亮善師を「現代の沢庵」と称えたが、たしかに立派な方だと思いつつ、本堂が後になるのは、ちょっと違うような気がしないでもない(笑)。


会場には、僧侶がもうひとり。

天台宗の宮下亮善師と真言宗智山派の石田瑞穂くんが話し込む様子を見ていたせいか、脳裏を吉岡実の名作「僧侶」の詩行がよぎった。
posted by 城戸朱理 at 12:39| 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

マリアッチのコーヒー

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自家焙煎マリアッチで、安藤和義さんが淹れてくれるコーヒーを飲むのは、鹿児島に来る楽しみのひとつだ。


焙煎は、早朝、出勤の人が動き出す前。

その時間帯だと「空気がぴんと立っている」と安藤さん。

マリアッチのコーヒー豆は、宝石のように美しい。


海外にまで、その名を知られる「コーヒーの求道者」安藤さんは、ジョーク好きだが、金沢大学のコーヒー学会の中心的存在でもある。


今回は、11月限定のインドネシア・スラウェシ島のトラジャ(ランテカルア)を淹れてもらったが、相変わらず素晴らしかった。


私にとって、コーヒーは欠かせないもののひとつ。

海外にも湯沸かしポットとドリップコーヒーを持参するほどだが、マリアッチでコーヒー2種類、600gを購入したので、
安藤さんから以前、いただいたネルドリップを使って、しばらくは自宅でも美味しいコーヒーが飲めることだろう。
posted by 城戸朱理 at 09:13| 美味しい話 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする