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城戸朱理のブログ

2015年11月15日

黒豚のしゃぶしゃぶ発祥の店、あぢもりで、その2

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黒豚のしゃぶしゃぶで昼から焼酎のお湯割りを飲んでいるのだから、もう言うことはない。


高岡修さんの提案で、トンカツも頼むことにした。

トンカツは、ロースとバラカツの2種を。

6人だから、各自1、2切れの味見だが、自家製パン粉で揚げたトンカツも美味い。


しゃぶしゃぶを食べ終わったら、締めはうどん。

黒豚を泳がせて、さらに味わい深くなった出汁に、うどんを入れて食べるのだが、これがまたいいもので、焼酎を傾ける手がお留守になる。


デザートは、黒豚のコラーゲンのアイスクリーム。


文芸評論家にして鎌倉文学館館長の富岡幸一郎氏は、先週、鹿児島を訪れたときに感極まって、「テンション降臨!」と叫んだらしいが、日本神話の天孫降臨の地、鹿児島は、たしかに異様なまでテンションを高めてくれる土地である。
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黒豚のしゃぶしゃぶ発祥の店、あぢもりで、その1

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8日は二次会のあと、さらに私の部屋で飲んだのだが、和合亮一氏が長らく抱え込んでいる怒りが炸裂し、愉しくも不穏な夜となった。


翌日、午前中のうちに和合くんは帰途に着き、残ったメンバー、石田瑞穂、渡辺めぐみ両氏と私たちは、11時半にロビーに集合して、高岡修さん、山下久代さんの案内で、天文館の黒豚料理あぢもりへ。

黒豚のしゃぶしゃぶを始めた名店で、最上級の黒豚しか使わないため、支店もなければ、いい肉がないときは店を開けないという徹底ぶり。

私にとって、この店だけは別格という一軒だが、鎌倉でも話題が、あぢもりとなると、藤沢周氏や柳美里さんと盛り上がるほどだ。


案内された3階の個室には、東郷平八郎の書が掛かっていた。

ロシアのバルチック艦隊を撃破した東郷平八郎は、「東洋のネルソン」として世界的に名高い。

ネルソン提督と言えば、トラファルガー海戦でフランス・スペイン連合艦隊を破り、ナポレオンの英国侵攻を阻止したイギリス最大の英雄だが、
英国ロイヤルネービーさえ苦戦したロシアのバルチック艦隊を撃破した東郷平八郎は、ロイヤルネービーでも尊敬を集め、フィンランドには東郷の名を冠したビールがあるほどだし、その卓越した戦術、トーゴー・ターンとともに、アメリカでは高校の歴史の教科書にまで登場する東洋の英雄として知られている。


瑞穂くんは、さんざん、あぢもりの話を聞かされていたものの、来店するのは初めて。


高岡修さんは何度も通っているし、山下久代さんに至っては、週に2日ほどバイトしているので、勝手は知っているが、石田くんのために、あえて仲居さんに食べ方を指南してもらった。


「まず、薔薇の形に盛り付けたバラ肉を出汁に入れて、花を咲かせます」


「花を咲かせる」とは、美しい表現ではないか。


あぢもりのしゃぶしゃぶは、出汁に黒豚を泳がせて、溶き玉子で食べる。

アクが浮いてこないのにも驚くが、口のなかで、ほどけていくような肉質と癖のまったくない脂身の甘さは、異次元の豚肉としか言いようがない。


これが黒豚だとしたら、スーパーで売っている黒豚は何なんだろう?


バラ肉を食べてから、次は野菜や豆腐を入れ、ロースを泳がせて食べる。


乾杯はビールだが、あとは当然、芋焼酎のお湯割りである。
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