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城戸朱理のブログ

2016年04月07日

寿司 さか井で

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花見のあと、昼食は、錦市場のさか井で寿司をつまむことにした。


毎月のように京都に来ているだけあって、瑞穂くんは来たことがあるというが、未祐さんは初めて。

瑞穂くんのクライアントの京都人も、鯖寿司は、さか井が一番と言っていたそうだ。


いつものように、ジュリー・アンドリュース似のお母さんの、京都トークが炸裂し、笑いながらビールのグラスを傾け、待つこと、しばし。



握りと鯖寿司が出来上がる。

瀬戸内のしらさ海老の入荷がなかったそうで、海老は車海老だったが、淡白なマグロの子どものヨコワ、淡路産の生ウニと、全体に薄味なのが、京都風。

血合いを諦念に除いた鯖寿司も美味い。


ビールを熱燗にかえて、くつろいだ。
posted by 城戸朱理 at 12:07| 美味しい話 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

不惑の悩み?

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八坂神社にお詣りしたあとは、祇園の白川ぞいを歩く。


桜は満開で、未祐さんは、やたらと写真を撮っていた。



石田瑞穂くんは、ポール・スミスの「ブリティッシュ・コレクション」の洒脱なライト・グレイのスーツで撮影に臨んだのだが、これが未祐さんには不評らしい。


井上春生監督が感心するほど、よく似合っていたのだが、フランス語の翻訳家の未祐さんは、フランス人の友だちも多い。


フランスとイギリスは、800年間も戦争していただけあって、互いに嫌っている。


ポール・スミスはイギリスのデザイナーだから、フランス人の友人が気を悪くするのではないかというのが、不評の理由だと聞いて、納得。



この日の瑞穂くんのスーツは、ジョルジオ・アルマーニのアルマーニ・コレツィオーネで、こちらも、よく似合っている。


未祐さんは、ポール・スミスよりアルマーニにしたほうがいいという意見なのだそうだ。



「40を超えると、何を着たらいいか迷いますね」と瑞穂くん。



私もアルマーニでいいのではないかと思ったのだが、瑞穂くんは、それだと私とかぶると思ったのだとか。


たしかに、私はアルマーニをよく着ている。

ただし、瑞穂くんとは選ぶものが違うから、いいのではないかと思ったのだが、不惑の悩みは尽きないようだ。
posted by 城戸朱理 at 12:06| 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

桜を見ながら

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3月31日。

石田瑞穂、未祐夫妻の帰りの新幹線は夕方なので、糸屋ホテルをチェックアウトしてから、時間まで京都を散策することにした。


「神社ガール」(?)の未祐さんは、神社にお詣りしては、おみくじを引くのが何よりも好きなので、まずは八坂神社へ。

スサノオノミコトを祀った悪王子神社にも、お詣りを欠かさない。

去年は、歌人の東直子さんと悪王子神社を探したっけ。


お詣りのあとは、円山公園で桜を見ながら、ビール。
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糸屋ホテルの朝食、その7

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鎌倉だと、魚屋が店頭で自家製の干物を作っているが、鯵がいちばん多い。

関東ならば、鯵の干物は、朝の食卓の定番のひとつだが、京都では、まったくお目にかからないところを見ると、鯵は、あまり食べないのだろうか。


この日の焼魚は目刺し、味噌汁はアボカド、タマネギ、油揚げ、九条ネギ。

肉そぼろ餡かけの温豆腐が嬉しい。
posted by 城戸朱理 at 12:05| 美味しい話 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

アイラ・モヒートでシングルモルト

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「アイラ・モヒートのマスターが、明日はウィスキーナイトなので、ぜひ来てくれって言ってましたよ」と井上春生監督。


かくして、ごだん宮ざわの後は、みんなでアイラ・モヒートへ。


「ウィスキーナイト」だけあって、素晴らしい品揃えに圧倒される。

まずは、25年物のポートエレン1979、次に35年物のグレンタレット1977を。

このクラスになると、ウィスキーではなく、陽光が溶け込んだ命の水のようだ。

東京で頼んだら、ワンショット、2万円を超えるシングルモルトだが、信じられないようなサービス価格も嬉しい。


こうして、打ち上げの夜は更けていったのだった。
posted by 城戸朱理 at 12:04| 美味しい話 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

シトロン・ブレでステーキ

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2日間のロケが終わり、打ち上げはシトロン・ブレで。

予約は6時に入れてあったので、バンビことパンクな彼女に石田瑞穂、未祐夫妻を先に連れていってもらい、私と井上春生監督は撮影が終了してから、6時半ごろに合流した。


パテ・ド・カンパーニュや鶏白レバーのムース、自家製生ハムなど、お肉の前菜盛り合わせにブロッコリーのクリームスープ、サーモンのタルタルなどを頼み、撮影終了に乾杯。


シトロン・ブレは珍しい国産ワインを揃えた店なので、スパークリング、さらに赤ワインをボトルでもらった。


十勝ハーブ牛のステーキは、サーロイン500gを注文。

シトロン・ブレのステーキは熟成肉だけに、旨みが凝縮している。
posted by 城戸朱理 at 08:29| 美味しい話 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

春の京料理を撮影して





3月30日は、流響院に続いて、ごだん宮ざわでの撮影である。


撮影クルーは、午前7時に現場入りして、仕込み風景の撮影を始める。


石田夫妻の出番は昼からなので、未祐さんのメイクが終わってから、2時間弱余裕があった。

今回、有路涼子さんは別件で動けなかったので、メイクは、有路さんのアシスタントの竹下涼さん。

有路さん仕込みだけあって、竹下さんも上手い。


ホテルとロケ先だけの往復だと、京都に来たという実感が湧かないだろうと、バンビことパンクな彼女は、石田夫妻、竹下さんを連れて、平安神宮へ。

未祐さんはフランス語の翻訳家だが、なぜか大の神社好き、最低でも週に一度は神社にお詣りするのだとか。


私はひと足先に、ごだん宮ざわに入って、井上春生監督と打ち合わせ。


12時半から石田夫妻の撮影が始まった。

先付けから始まって、料理が進み、宮澤政人さんと石田夫妻の話も弾む。

瑞穂くんは、初期伊万里でも最初期の見事な伝世品の盃を持参。

これだけの初期伊万里盃はめったにないだろう。


3時ごろ、石田夫妻の撮影は終了。

しかし、撮影はまだまだ続く。

この日の料理を一品ずつ物撮りし、赤塚ディレクターが、ひと口ずつ試食しては、その場でナレーション原稿のメモを取っていく。

さらに、器をひとつずつ物撮りしたのだが、結局、すべてが終了したのは、6時だった。
posted by 城戸朱理 at 07:39| 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

糸屋ホテルの朝食、その6

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初めて、糸屋ホテルで朝食をいただいたときは、鉢に盛られた味噌汁の大きさに驚いたが、慣れてくると、これが当たり前のように思えてくるのだから、面白い。

この日の味噌汁は、厚揚げ、ナメコ、ワカメ、貝割れで、焼魚はニシンの味醂干し。

小鉢は、菜の花を添えた肉じゃがだった。
posted by 城戸朱理 at 07:35| 美味しい話 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

さらに、ごだん宮ざわで、その3

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小鍋立ては浅蜊と春野菜で、なんとも優しい味わい。


土鍋で炊き上げた御飯は、まずは煮えばなをよそってくれる。

これは、かすかに芯が残る煮えたお米で、二膳目、三膳目と蒸れるに従って、煮えたお米が御飯にかわっていくのを楽しめるという趣向。

自家製の漬物も、白味噌で炊いたじゃこも美味しい。


食事が終わって、水菓子は、苺も蜜柑も佐賀産で、佐賀ほのかと佐用姫。

桜型の最中のあとは、お薄が出て、コースが終わる。


石田夫妻もすっかり満足してくれた様子だったが、井上春生監督から、またもやBAR アイラ・モヒートで飲んでいるという連絡が。


しかし、翌日の撮影を考えて、この日はまっすぐホテルに帰ることにした。
posted by 城戸朱理 at 07:34| 美味しい話 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

さらに、ごだん宮ざわで、その2

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尾形乾山の銹絵長皿で出された焼物は、エシャレットを添えた本田がれいの幽庵焼き。

本田がれいは、三陸での呼び名で、正しくは鮫がれいと言う。

煮付けにしても美味しい魚だが、宮澤さんの幽庵焼きは、さらに素晴らしかった。


定番の胡麻豆腐をひと口食べた未祐さんは「腰が砕けそう〜」と感嘆の声を挙げ、瑞穂くんは、赤塚さん、安田さんと話しながら、悠々と杯を傾けている。

続いて、自家製カラスミをたっぷりとすりおろした手打ち蕎麦。

李朝初期の白磁皿に、カラスミが映える。


揚げ物は、金目鯛と松椎茸の天ぷら。

松椎茸は、松茸のような見かけの椎茸で、甘みが強い。

金目鯛の天ぷらの美味しさは、言うまでもないだろう。

器は、尾張藩の藩窯だった御深井焼きである。


次は、フルーツトマトとグリーンアスパラの黄味噌和えで、初見の黄瀬戸の角鉢は、星岡茶寮時代の北大路魯山人だった。
posted by 城戸朱理 at 07:23| 美味しい話 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

さらに、ごだん宮ざわで、その1

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石田瑞穂くんは、月に1回のペースで、仕事で京都に来ているそうだが、自ら料理もするだけあって、京料理にも詳しい。

今回の撮影が決まったあとも、すぐに、ごだん宮ざわにも来ているが、未祐さんは初めて。


初めてのお店で、いきなり感想を聞かれるのも困るだろうから、撮影前夜は、ごだん宮ざわで一席設けることにした。

石田夫妻は初対面の赤塚ディレクター、カメラの安田さんとも、食事しながら話して、スタッフと馴染んでもらったほうが撮影はスムースに運ぶだろう。


まずは、楽九代了入の赤楽の筒で煎米茶。

宮澤政人さん手ずからの一献のあとの先付けは、焼き白子筍だった。

明末の古赤絵に盛り付けられた筍の上には叩いたホタルイカと花山椒。

アンチョビにも似たホタルイカと花山椒の風味が鮮烈だった。


日月椀は、ぐじ(甘鯛)と菜の花に原木椎茸。

吸い地は素晴らしいし、皮目を軽く焙った甘鯛も言うことがない。


明末清初の古染付で供されたお造りは、のどぐろで、花わさびにしその花、海苔が散らされ、吉野葛でとろみをつけた土佐醤油がかけ回してある。

ここで、ビールを熱燗にかえたのだが、宮澤さんならではの独創的なお造りとしか言いようがない。


和食には「椀刺し」という言葉があって、お椀とお造りが、職人の腕の見せどころと言われている。

私は、京都に来たときは、仕事でもプライベートでも、必ず、ごだん宮ざわに寄るので、去年は12回、ごだん宮ざわの暖簾を潜っているが、宮澤さんの「椀刺し」は、いつも間然とするところがない。
posted by 城戸朱理 at 07:21| 美味しい話 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする