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城戸朱理のブログ

2016年06月27日

天ぷら ひろみの小津丼

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旧友との昼食は、小町通りの天ぷら・ひろみを予約した。

小林秀雄、永井龍男、澁澤龍彦ら鎌倉文士が通った鎌倉の老舗である。


小津安二郎監督も常連で、メニューには小林秀雄が好んだ天種の小林丼と小津安二郎好みの小津丼がある。

この日は、設楽くんも私も小津丼を頼んだ。

小津丼は、海老3本にめごち、きす、椎茸、インゲンに小海老のかき揚げがのっている。

まずは、穴子の骨と海老の頭を揚げたものが出て、これを肴にビールを飲んでいると、小津丼が登場。


小津監督は、天種を肴に、お銚子で10本の(約一升!)熱燗を飲み、最後に御飯だけ食べたという。

夏でも熱燗だったそうだから、日本酒好きだったのだろう。


小津丼のあとは、生ウニの磯辺揚げを追加。

これは生ウニと蟹身を海苔で巻いて揚げた贅沢な一品で、日本酒が欲しくなる。


天ぷら・ひろみに私が初めて行ったのは、もう30年も前のことになるが、変わらず続いている店があるのは、素晴らしいことだ。
posted by 城戸朱理 at 11:19| 美味しい話 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

鎌倉に戻って

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6月15日、盛岡グランドホテル・アネックスで「現代詩手帖」吉増剛造特集のカラー4ページのゲラを校正して戻してから、10時半にチェックアウト。

お土産を手配して、紫陽花が咲き乱れる鎌倉に戻ったのだが、それから数日は、再校のやり取りに加えて、私が脚本を担当することになった映画(!)のシノプシスを書いたりと、あわただしかった。

そして、フェリス女学院大学、女子美術大学大学院の講義を終えた19日(日曜日)。


Edgeを立ち上げたプロデューサーであり、高校時代からの旧友、設楽実氏が鎌倉にやってきた。

今後のCS放送の番組の打ち合わせをしつつ、鎌倉を散策しようという計画である。


この5年ほど、日本にいるのが珍しいほど海外を飛び回っていた設楽くんを慰労すべく、バンビことパンクな彼女と、どんなふうに過ごしてもらうか、
綿密な計画を立てていたのだが、アシスタント・プロデューサーとして国内、海外のロケに何度も立ち会っているだけに、こうしたこともバンビの得意技である。


設楽くんには、まずホテル・ニューカマクラにチェックインしてもらい、荷物を置いてから、天ぷらのひろみで昼食。


それから、銭洗い弁天にお参りして、設楽くんが鎌倉ラポールでマッサージをしてもらう間、バンビは、柳美里さんに頼まれた草履と下駄を小町通りの江戸屋で選ぶ。

柳さんは、いつも江戸屋で夏用の履物を買っていたらしい。


マッサージを終えた設楽くんを迎えに行き、夕食は、大船の寿司處もり山へ。

さらにタクシーでクルベル・キャンに移動し、カクテルを手に、語り合う。

肝心の打ち合わせも、この日のうちに終えることができた。


翌、20日(月曜日)、私は6時に起床。

盛岡に行く前から準備していた詩篇「凍った月」と「かなしい魚」を書き上げて、「俳壇」編集部と「法政文芸」編集部にメールしてから、ホテル・ニューカマクラに設楽くんを迎えに行く。

バンビがひいきにしている御成通りのカフェでコーヒーを飲んでから、由比ヶ浜を散策。

旧友とこんな時間を過ごせるのは、何よりもありがたい。


海辺に咲く花は、もう夏の気配だった。
posted by 城戸朱理 at 10:52| 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする