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城戸朱理のブログ

2016年11月09日

平塚市美術館・開館25周年記念「香月泰男と丸木位里・俊、そして川田喜久治」展

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11月4日は、急ぎの締切がなかったので、バンビことパンクな彼女と、平塚市美術館に出かけた。

開館25周年記念の「香月泰男と丸木位里・俊、そして川田喜久治」展を観るためである。

香月泰男(1911〜1974)は、1943年の応招から始まって、47年までのシベリアに抑留の経験を描いた全57点の連作「シベリア・シリーズ」から、34点。

丸木位里(まるき・いり、1901〜1995)、俊(とし、1912〜2000)夫妻は、広島の原爆投下の惨禍を描く屏風形式の全15部の連作「原爆の図」から6作が、
そして、川田喜久治(1933〜)は、原爆ドームのしみや特攻隊員の遺影など、歴史の不条理を写した、初期の代表作である写真集『地図』が展示されており、
洋画、日本画、写真という三つのジャンルによって、とらえられた戦争体験を主題に据えた企画展の視覚的な重量は、言葉を失うほどだった。


とりわけ、「シベリア・シリーズ」は、個人的かつ極限的な体験を超えて、絵画としての普遍性を獲得しており、添えられた画家自身の言葉とともに、圧巻だった。


展示を見てから、土方明司館長代理と学芸員室で話していたら、鉛筆画の木下晋さんが来館され、紹介してもらったのだが、木下さんは、最近、鎌倉のある寺院の天井画を手がけられたとのこと。

これも、見に行きたいものである。
posted by 城戸朱理 at 18:15| エッセイ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする