サーチ:
キーワード:
Amazon.co.jp のロゴ
城戸朱理のブログ

2016年11月18日

いかれバンビの好物は???

image0007.jpgimage00080001.jpg__1349.jpg



バンビことパンクな彼女は、食事のとき、最初にフルーツを食べるので、わが家では、いつも数種類のフルーツを買い置きしている。

今ならば、オレンジにグレープフルーツ、葡萄や柿など。


オレンジは、そのままだと食べにくいので、ある日、私が薄皮まで剥いて、タッパーに入れておいたら、それを見つけてバンビが喜んだ。


「食べやすいし、とってもいいね!」


「これから、毎日、剥いてもらえるのかな?」
!!!!!!


そして、翌朝。

コーヒーを淹れようと、キッチンに行ったら、まな板のうえに、いかにも「剥いてあげてね」というようにオレンジが2個、置かれているではないか!?

仕方がないので、また、オレンジを剥いたのだが、それ以来、バンビのために、毎日、オレンジ2個を剥くのが、私の日課になってしまった――

オレンジがグレープフルーツにかわる日もあるが、食卓には常時、2、3種類の果物が並ぶ。

巨峰のように大粒の葡萄は、ふたつに切って盛り付け、柿や梨は、ひと口サイズに切って出すのだが、果物は生ハムと合わせると、スパークリングワインや白ワインにも合う。


バンビは、スパークリングワインに冷凍したベリー類やマンゴーを入れることもあるが、これはヘルシンキで、ノンフィクション作家、ピルッコ・リンドベリさんの友人夫妻の自宅に招待されたときに、振る舞われて、気に入ったらしい。


そろそろ、梨と林檎の季節だなと思っていたら、福島の及川俊哉氏からバンビ宛てに見事な葡萄と洋梨が届いた。

葡萄は皮ごと食べられる絶品のシャイン・マスカット、洋梨は、見たこともないほど大きいラ・フランスである。

どうやら、及川俊哉氏と天使館の鯨井謙太郎(正しくは良扁に邑)が共演した福島でのイベント、「よみがえりの風」を、バンビが自費で撮影に行ったお礼らしい。

シャイン・マスカットも素晴らしかったが、通常の倍はあるラ・フランスは、今まで食べていたラ・フランスが何だったのかと思えるほど香り高く、甘く溶けるようで、生ハムとよく合う。

バンビは、白ワインと会わせて、興奮していた。


さらに山口眞理子さんが、瀬戸内海は大崎上島〈次郎さん農園〉のオーガニックみかんをひと箱も送ってくれた。

無農薬栽培で大きさもさまざまだが、昔ながらの味がするみかんである。


すると――

「お風呂に入ってね!
今日は蜜柑湯だよ!」

蜜柑湯?

「そ。
バンビくんがお風呂で食べた蜜柑の皮を浮かべておいたんだなあ!」
・・・・・・

たしかに、バスタブには蜜柑2個分の皮が、ぷかぷか浮いていた。

「蜜柑の箱に入っていた栞に、皮をお風呂に浮かべると、よく温まりますって書いてあったんだよ!」
・・・・・・


かくして、バンビは、お風呂に入るたびに、蜜柑2個を食べては、皮を浮かべるようになってしまったのだった。


パンクだから仕方がないが、いいのだろうか、これで?
posted by 城戸朱理 at 23:42| 美味しい話 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする