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城戸朱理のブログ

2016年11月21日

bambi in Vivienne Westwood〜いかれバンビの悪だくみ???

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明日は、新保祐司さんの出版記念会だというのに、バンビことパンクな彼女が、毛玉だらけのニットワンピースを着ているではないか。

着替えは、持ってきたのだろうか?

「ないよ!」
!!!

「明日のパーティーは、ずっと写真を撮ってるから、毛玉ワンピでもいいんだよ!」
・・・・・・


いつものヴィヴィアン・ウエストウッドではなく、クリストフ・ルメールによる新ライン、ユニクロUのワンピースなのだが、部屋着にしているうえに、リュックやらポシェットやらバッグをたくさん持っていたものだから、摩擦で毛玉が出来てしまったらしい。


「もし、このワンピじゃダメなら、ヴィヴィアンに行って、新しいワンピを買ってあげるのもいいね!」
!!!!!!

「買ってあげて!」
・・・

「新しいワンピを買ってあげて!」
・・・・・・


仕方がないので、パンクの聖地、ヴィヴィアン・ウエストウッドにバンビを連れていくことに。


あれこれ試着して、パーティー用に襟元がリボンになっている黒のワンピースを、
さらに大人っぽいツィード風のワンピースと黒のカーディガン2着、計4着を買ってあげることにした。


「いいコにしてたら、いいものを買ってもらえたなあ!」
・・・・・・

都合のいいときだけ、「いいコ」になるのは、バンビの得意技である。


ひょっとして、バンビは、新しいヴィヴィアンを買ってもらおうと、部屋着にしていた毛玉だらけのワンピースを、わざと着てきたのだろうか?


パンクなだけに油断大敵、さらなる注意が必要である。
posted by 城戸朱理 at 07:59| エッセイ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

鏡花の極醤油ラーメン

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バンビことパンクな彼女は、鏡花のラーメンを食べたことがないので、お昼に連れていった。

ラーメン王、石神秀幸が「日本で五指に入るラーメン職人」と絶賛した有名店だが、バンビはまず、店内の様子に驚いている。

まるで、バーのように暗い店内は、夜の山家の雰囲気。

泉鏡花『高野聖』に魅せられた店主が、鏡花の小説世界を意識したのだという。

目指すは、幽玄。

こんなラーメン屋は、鏡花だけだろう。

客席ごとに小さなランプがあり、ラーメンを照らすようになっている。


頼んだのは、極醤油ラーメン。

一杯、1000円と、ラーメンにしては割高だが、5種類の醤油と味醂を合わせたタレと鶏を主体とした奥行きのある柔らかなスープ、
小麦の香りが口のなかに広がる国産小麦の平打ち麺に三元豚のチャーシュー、味付け玉子と、尋常ではない完成度。


麺をひと口食べたバンビが「美味しい!」と目を丸くしていた。
posted by 城戸朱理 at 07:58| 美味しい話 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

富山の漁 紋屋、その1

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打ち合わせのための会食は、富山直送の魚介類が名物の紋屋で。

以前、二度ほど行ったことがあるが、和食・懐石の店で、構えも落ち着いている。


この日の先付けは、鮟鱇の友和えで、鮟鱇の胆と身を和えた、冬の一品。


お造りは、さすがに見事で、まぐろに、かわはぎ、武鯛、クエ、湯引きした真鯛、平政が盛り合わせになっており、包丁が冴える。

お造りだけで、飲んでいられるほどだった。

とりわけ、関東では、めったに出会えないクエが嬉しい。


お椀は、雲子(鱈の白子)の清汁。


焼物が、贅沢に、のどぐろの唐墨焼き。


冬の献立は、全体にこっくりとした味付けで、燗酒によく合う。
posted by 城戸朱理 at 07:57| 美味しい話 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

富山の漁 紋屋、その2

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煮物は、海老芋と鴨の治部煮。

治部煮は、金沢の郷土料理で、そぎ切りした鴨に小麦粉や蕎麦粉をまぶし、甘辛い出汁で煮たものだが、火加減が絶妙なのか鴨は柔らかく、味わい深く、素晴らしかった。


揚げ物は、穴子の鳴門揚げで、酢の物は饅頭蟹(写真なし)。


土鍋で人数分を炊き揚げた鶏手羽御飯も好評で、バンビも気に入った様子だったが、もうお腹がいっぱいで食べられない。


菓子は、和風にアレンジされた酒粕のティラミス。


店を出ると、京都のお店のように、御主人と女将さんが、私たちの姿が見えなくなるまで、見送ってくれた。
posted by 城戸朱理 at 07:57| 美味しい話 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする