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城戸朱理のブログ

2016年11月27日

怪獣王、ゴジラ!!!

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今年、大いに話題になった庵野秀明総監督「シン・ゴジラ」を見たのは、京都で短い夏休みを過ごしていた8月18日のこと。

新京極の映画館でだった。


すでに、さまざまな批評や感想が氾濫しているので、ここでは詳しくは触れないが、これまで制作されたゴジラ・シリーズ全29作のうち、第一作の「ゴジラ」(1954)と比肩しうる怪獣映画の金字塔である。

ゴジラ、ひいては怪獣というもの自体が、広島・長崎と二度の被曝を経験した日本という国が生んだ核のメタファーだが、「シン・ゴジラ」は、さらに福島第一原発事故という日本人にとって三度目の被曝のメタファーにもなっているあたりも、つねに時代ごとの社会問題を反映させてきたゴジラ映画の名に恥じない。



私が、初めて観たゴジラ映画は「モスラ対ゴジラ」(1964)で、5歳のときだった。

両親は、盛岡の材木町にある民芸店、光原社によく通っていたが、当時は材木町にも映画館があって、「総天然色」の「ゴジラ対モスラ」のポスターに私が見とれていたら、父に「見たいのか?」と聞かれ、父に連れられて、そのまま映画館に入ったのを覚えている。

ちなみにモスラの原作は、なんと、中村真一郎、福永武彦、堀田善衛による『発光妖精とモスラ』で、原作は1994年に摩摩書房から単行本が刊行されている。


「モスラ対ゴジラ」以来、中学生くらいまでは、ゴジラ映画が封切られるたびに映画館に通ったのではないだろうか。

ゴジラ・シリーズは1974年の「メカゴジラの逆襲」を最後に長い休止期間をはさみ、1984年に原点回帰的な「ゴジラ」が制作され、復活する。


それ以降の作品もレンタルなどで観ているので、気づけば、全作を観ていることに。

5歳のときから、およそ半世紀もゴジラ映画に付き合ってきたのだから、感慨深いものがある。


一方、バンビことパンクな彼女はゴジラ映画を観たことはあるのだろうか?

「ないよ」

一本も?

「一本も観たことないよ」
・・・・・・・


「スターウォーズ」と同じく、一本も観たことがなかったのである。

バンビは、映画といえば、タルコフスキーとゴダール、それにカラックス、邦画だと小津安二郎くらいしか観たことがないらしい。

したがって、バンビにとっては「シン・ゴジラ」が初ゴジラになったわけだが、むしろ、それは幸運だったかも知れない。


バンビが怪獣映画に目覚めたおかげで、京都の「シン・ゴジラ」以来、「ゴジラ全映画DVDコレクターズBOX」を買い込むなど、わが家ではゴジラ・ブームが続いている。
posted by 城戸朱理 at 00:11| エッセイ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする