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城戸朱理のブログ

2017年04月18日

珍味で日本酒を〜泰山木で、その2

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いよいよ珍味である。

結局、バンビと相談して選んだのは、干しこのこ、粒雲丹、へしこにカラスミ。

へしこは、塩鯖の糠漬けだが、若狭および丹後半島の郷土料理。

軽く焙ったへしこは、酒の肴にうってつけで、バンビが喜ぶ。


日本酒は、福岡の繁桝、奈良の大倉、京都の蒼空、大分のちえびじん、さらに福岡の千秋蔵、京都の京山水をお燗でもらって、飲み比べた。


締めは、バンビがじゃこ御飯、私が玉子かけ御飯。


珍味を当てに、酒をゆっくり飲むのは、酒徒の夢のようなものである。
posted by 城戸朱理 at 13:32| 美味しい話 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

珍味で日本酒を〜泰山木で、その1

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京都国立博物館からホテルに戻って、小憩。

ロケ中は、バスタブに浸かる余裕がなく、シャワーだけなので、久しぶりに、ゆっくり入浴した。


かなり疲れていたし、夕食のことは考えていなかったが、バンビことパンクな彼女が、「珍味を当てに、ゆっくり日本酒を飲むのがいいよ!」と言い出し、お店を決めてくれたので、7時に歩いて、泰山木という居酒屋に向かった。

たしかに、メニューは珍味だらけ、粒雲丹、このわた、カラスミと日本三大珍味から始まって、真子白子、ばくらい(ほやのこのわた)、としろ(あわび肝の塩辛)、ふぐ真子ぬか漬けと酒を呼ぶ珍味が揃っている。

珍味好きのバンビは大興奮、とりあえず、お造りなどをもらって、珍味をどれにするか、ゆっくり考えることにした。


突き出しは、飛竜頭と蕗の薹、桜生麩を炊いたもの。

小松菜とお揚げを炊いたんを頼み、お造りは、ヒラメとマグロの燻製をもらった。

ヒラメは数日、寝かせたもので、旨みが広がり、マグロのお造りを目の前でスモークする燻製は、燻製というより叩きのようで、包丁の仕事も素晴らしい。

気楽に居酒屋に入ったつもりだったのだが、京都では居酒屋も違うらしい。


白魚の掻き揚げも頼んで、日本酒をあれこれ飲んだ。
posted by 城戸朱理 at 13:31| 美味しい話 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

ぎょうざ処・亮昌

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「美味しいものをたくさん食べたから、お昼は気分を変えて、餃子はどうかな?」

バンビことパンクな彼女の提案で、昼食は、糸屋ホテルから近い「ぎょうざ処 亮昌(すけまさ)」に行くことにした。

なんでも、以前、バンビは、ひとりで行ったことがあるらしい。


待つことしばし、見事な焼き加減の羽根付き餃子が運ばれてきた。

これが、いわゆる餃子とは、ひと味違う。

伏見・中嶋農園のキャベツに霜降り豚「京の都 もち豚」に九条ネギが材料。

さらに、かつおだしをベースに、料亭が使う山利の味噌を加えて、京風に仕上げられた餃子なのだとか。

中華調味料は使われていないため、和風としか言いようがない餃子で、きわめて上品だから、ビールには向かない。

そのせいか、女性のひとり客が多かった。


バンビは、餃子が好きだから喜んで食べていたが、餃子までこんなに違うとは。
posted by 城戸朱理 at 10:00| 美味しい話 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

海北友松展@京都国立博物館

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ロケが終わり、井上春生監督は奈良の実家へ。

私とバンビことパンクな彼女は、別件の打ち合わせがあったので、延泊した。

打ち合わせは、12日だったので、11日は、京都国立博物館の開館120周年記念特別展覧会「海北友松」へ。


浅井家の家臣の家に生まれながら武士を捨て、晩年は画業に専念した海北友松は桃山時代の巨匠だが、最初は狩野派に学んだ。

だが、次第に狩野派の色合いは消え、友松独自の画境を開いていく。

それが、よく分かる展示で、省略が多く、余白に広々とした空間が開けていく減筆法は、画の世界の中に誘われているかのようだった。


建仁寺を始めとする障壁画の迫力たるや、尋常ではない。

今回は、友松の最高傑作とされるアメリカのネルソン・アトキンズ美術館所蔵の「月下渓流図屏風」も展示されていたが、その静けさは、時を忘れるほどだった。


京都国立博物館の広い前に庭は、桜が満開。

海北友松展をゆっくり観たあとは、桜を見ながら散策した。
posted by 城戸朱理 at 09:41| 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年04月17日

高柳克弘・神野紗希さんと「ごだん宮ざわ」へ、その3

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魚型の古染付で供されたのは、筍とホタルイカ。

この時期の京都は、八百屋の店頭に、必ず朝掘りの筍が並んでいる。

名産の白子筍もあり、東京よりも筍が流通している気がする。


最後に、桜鯛にウルイ、フキ、ウドといった山菜、そして八代の青海苔の小鍋立て(写真なし)が出て、御飯となった。


お抹茶は、全員が尾形乾山の茶碗で。

私だけ、古唐津の皮鯨だったが、これは宮澤さんが、私の唐津好きを知っているからだろう。


ごだん宮ざわが開店したのは、3年前の7月14日。

初めて訪れてから、京都に行くたびに寄らせてもらっているが、まさか、京都で行きつけの店が出来るとは、思ってもみなかった。
posted by 城戸朱理 at 14:01| 美味しい話 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

高柳克弘・神野紗希さんと「ごだん宮ざわ」へ、その2

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お造りは、有機栽培の藁で焙った初鰹。

器は、古唐津の向付だが、お造りを向付に盛りつけるという自由な発想は、宮澤政人さんならでは。


焼き物は、太刀魚の塩焼きで、皮目に細かく包丁が入り、焼き加減は、これ以上はないという見事さだった。

器は、古染付の羅漢図皿である。


さらに、みがき胡麻、吉野葛に昆布を練り上げた、名物の焼き胡麻豆腐が出て、おしのぎは、自家製カラスミをたっぷりとすりおろした手打ち蕎麦。

焼き胡麻豆腐とカラスミ蕎麦は、じき宮ざわ、ごだん宮ざわの定番である。


揚げ物は、アブラメとコシアブラだった。

関東では「アイナメ」と呼ぶが、京都では、東北と同じく「アブラメ」と呼ぶ。

私も子供のころ、よく海で釣ったものだった。

山菜の女王と呼ばれるコシアブラは、昔、その樹脂を取って塗料として使ったとこらから、そう呼ばれるようになったそうだ。

脂が乗ったアブラメは、山菜とよく合う。
posted by 城戸朱理 at 13:54| 美味しい話 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

高柳克弘・神野紗希さんと「ごだん宮ざわ」へ、その1

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高柳克弘さん、神野紗希さんの四季の吟行も、今回ですべて撮り終えることができた。

打ち上げの席は、いつものように、ごだん宮ざわである。

神野さんは、今回、京都に着いた日の昼に、御両親を還暦祝いで、ごだん宮ざわにお連れしたそうだ。


まずは、煎米茶。

染付の小碗は初見だが、加藤静充さんだろうか。


古伊万里の蓋物で出された先付けは、帆立の酒煮、トマトの玉締め、黄身酢がけ。

トマトの酸味だけを引き出した茶碗蒸しで、あらかじめトマトと聞いていなければ、何なのか分からなかったかも知れない。

目が覚めるような酸味を黄身酢が包み込む。


螺鈿の見事なお椀は、本ミル貝とアスパラで、軽く焙ったミル貝の甘みが素晴らしい。


話が弾み、酒も進む。
posted by 城戸朱理 at 13:53| 美味しい話 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

撮影終了の記念品

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春夏秋冬といったようにシリーズ化した番組の出演者には、撮影終了のとき、記念品を渡すことにしている。

これまで、東直子さん、吉増剛造さんにも記念品をお渡ししたが、高柳克弘・神野紗希夫妻も今回で撮影終了となるので、井上春生監督から、記念品を頼まれた。

バンビことパンクな彼女と相談して、京都といえばこれだろうと、流響院入りする前に、知恩院前の一澤信三郎帆布へ。

昔ながらの「一澤帆布製」というタグのトートバッグにしたのだが、これなら外出するとき、紙オムツなどの赤ちゃんグッズを入れられるし、純くんが大きくなったら、男女兼用で仕事にも使える。

一澤帆布は防水加工がほどこされ、とにかく頑丈。

私もトートバッグやエプロンを使っているが、20年以上たつのにびくともしない。


迷ったのは、カラーである。

私は黄色もいいなと思ったのだが、バンビの「井上監督のハグマシーン・カラーの赤がいいよ!」のひと言で、赤に決定。


この日の井上監督の出で立ちは、赤のパンツに赤のスニーカー。

もはやテーマカラーである。


そのうち、井上監督にも赤い一澤帆布のバッグを勧めよう。
posted by 城戸朱理 at 09:06| エッセイ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

俳句披露

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最後に、この2日間で書いた俳句を、高柳克弘さん、神野紗希さんが披露し、批評しあう様子を撮影した。

互いに講評しあうわけだが、神野さんによると、普段は夫婦間て批評しあうことはないので、新鮮なのだとか。


どちらかというと、神野さんが高柳さんの評をうかがうという感じになるのだが、この場面は、毎回、面白いので、番組担当の平島進史さん、松浦梓さんも楽しみにしていたらしい。


場所は、かつて川端康成が滞在して『古都』を執筆した観月亭。

それぞれ、3句ずつを披露してくれたのだが、ふたりとも「眠る子」を題材にした句を詠んでいるあたりに、母であり、父であることの姿が見えるような気がした。
posted by 城戸朱理 at 09:05| 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

白妙桜の下で

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午後は、高柳克弘さんと神野紗希さんが別行動。

高柳さんは、部屋にこもって句作、神野さんは、また庭を散策しながら句作する。


流響院に桜の木は少ないが、山桜と染井吉野が満開。

白妙桜も紅を掃いたような蕾をふくらませ、一、二輪だけ咲いていた。


神野さんのインタビューを撮影して、庭の撮影は終了。
posted by 城戸朱理 at 08:05| 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

神野紗希さんの好きな場所

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流響院の池には、琵琶湖疎水の水が引かれている。

そして、茶室なら蹲(つくばい)の水音が、庭の奥なら小川のせせらぎが、母屋の前なら滝音が、というように、場所によって聞こえる水音が違う。

滝は二段になっているが、その前に斜めになった松が配され、滝そのものは見えない。

唯一、滝を見ることができるのは、池の飛び石からで、気づくと神野紗希さんが、その位置の飛び石に座っていた。


神野さんが、流響院で、いちばん好きな場所だというが、滝を見ながら、どんな句を考えているのだろうか。
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迷走するロケ弁当?

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高柳克弘・神野紗希篇のディレクターは、赤塚敏史さん。

井上春生監督は、プロデューサーに専念した。

井上監督が、昼食のお弁当をJR伊勢丹の老舗弁当売場に買いに行くので、アシスタント・プロデューサーのバンビことパンクな彼女について来て欲しいと言い出した。

しかし、プロデューサーとアシスタント・プロデューサーのふたりが現場から欠けるのは、問題である。

私が井上監督と一緒に行こうとしたら、「プロデューサーと企画・監修者のふたりがいなくなるほうが問題だよ!」とバンビ。

たしかに、何か問題が発生したときに備えて、私か井上監督のどちらかは現場にいたほうがいい。

しかし、ロケ弁当で、こんなに揉める現場って何なんだろう?


結局、井上監督とバンビがお弁当を調達に行き、はつだの和牛焼肉弁当やなだ万のお弁当を買って帰ってきた。

私と赤塚敏史ディレクター、ヘアメイクの立花美香さんは、せっせと味噌汁作り。

よく考えると、それも奇妙な眺めである。


カメラを始めとするテクニカルスタッフは、全員、迷わず焼肉弁当を選ぶ。

重い機材を担いで動き回り、体力を使うだけに、やはり焼肉なのだろう。


高柳さんは、なだ万のお弁当、私は京料亭・わらびの里のお弁当を選んだ。

選んだというよりは、最後に残ったものにしただけなのだが。


出演者とスタッフに対する井上監督の配慮はありがたいが、プロデューサーが、お弁当の手配に走るという不思議な現場である。


もっとも、3年前には水原紫苑さんのために、その年だけ予約販売した「ごだん宮ざわ」の花見弁当を、プランナーの私が受け取りに走ったこともあるのだが。


いささかヘンな現場だが、出演者やスタッフに喜んでもらえるように、余計な手間もかけるのが、井上春生流である。
posted by 城戸朱理 at 08:04| 美味しい話 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

親子で流響院へ

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京都の南禅寺別荘群のなかにある真澄寺別院・流響院を舞台とするコンテンツ「H(アッシュ)」の高柳克弘・神野紗希篇は、2015年の初夏に始まり、秋篇を撮ったあとで、神野さんの妊娠されたことが分かった。

妊娠中にもかかわらず冬篇を撮影して、2016年の2月に出産されたので、最後の春篇の撮影を今年に延期することにしたのだが、なんと、番組撮影中に家族が増えるというドラマチックな展開に。

4月10日(月)は、親子3人の姿をカメラに収めるべく、一歳になったばかりの純くんも流響院に来てもらった。

純くんの世話をするため、神野さんの御両親も来て下さったので、心強い。


「近代庭園の祖」七代目小川治兵衛による池泉回遊式庭園を3人で歩いてもらう。

純くんは、砂利が気に入った様子だったが、普段、触れることがないからだろう。

高柳さんの表情も、父親のそれである。
posted by 城戸朱理 at 08:03| 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年04月16日

愛媛あるある?

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京都ロケのときは、ヘアメイクは、有路涼子さんにお願いしているが、今回は有路さんが映画撮影でスケジュールが合わなかったため、先輩の立花美香さんを紹介してくれた。

有路さんの先輩だけあって、立花さんも上手い。

この立花さんが、神野紗希さんと同じく愛媛出身であることが分かり、江戸川では「愛媛あるある」で異様に盛り上がることに。


「別に相手を否定するわけじゃないんだけど、相手の話が終わる前にかぶせて話し始めてしまうんですよね」と紗希ちゃん。

「そう、そう」と立花さん。


ふたりに挟まれて、苦笑する高柳さんが、あまりに面白かった。
posted by 城戸朱理 at 09:09| 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

鰻の江戸川で

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鞍馬寺も下鴨神社も、あまりに寒かったので、いったんホテルに戻って、暖を取った。

冬に寒いのは当たり前だが、京都は春や秋でも、かなり冷え込むことがある。


夕食は、花遊小路の鰻屋、江戸川を予約した。

高柳克弘さんは浜松生まれで鰻好き、神野紗希さんも、お祝い事があると家族で鰻屋に行ったというくらいだから、一度は鰻屋にと思ったからである。


江戸川では、鰻のさまざまな部位を串焼きで食べさせてくれるので、ビールで乾杯して、レバー、肝、ヒレ、くりから、あかばら、しろばらと、串焼きをひと通り頼む。

ニラをヒレで巻いたものや、塩で食べる串焼きなど、蒲焼きとは違う趣きがあって、鰻串で飲むのは、実に楽しい。


さらに白焼きで日本酒。

春寒なので、熱燗が染みる。


最後は、鰻丼と肝吸い。

江戸川という店名から分かるように、この店は、蒸してから焼く江戸前仕立て。

タレも辛めで、酒に合う。
posted by 城戸朱理 at 09:08| 美味しい話 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

下鴨神社から糺の森へ

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昼食のあとは、下鴨神社へ。

高柳さんと神野さんは、満開の山桜の前にしばらく佇んでいたが、どんな句が生まれるだろうか。

下鴨神社では、何組も結婚式があったようで、新郎新婦が記念撮影をしていた。


下鴨神社にお詣りしてから、糺(ただす)の森で、高柳さん、神野さんが別れて、吟行へ。

正岡子規の没後に、京都を訪れた夏目漱石は、糺の森で、「春寒の社頭に鶴を夢みけり」と詠んだが、高柳さんは、この句が気になっていたらしい。

「鶴」とは、子規のことだろうか。

それとも、未来の自分なのだろうか。


漱石は「京に着ける夕」という随筆で、かつて子規と訪れた京都をひとりで旅しながら、子規に想いを馳せたが、「京都はよくよく人を寒がらせる所だと思う」と書いている。


この日も、まさに「春寒」の、寒い一日だった。
posted by 城戸朱理 at 08:41| 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

鞍馬寺門前で昼食

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三千院ロケのときの古民家レストラン・わっぱ堂での昼食に懲りたのか、この日の昼食は予約をせず、鞍馬寺の門前の店に入った。

生湯葉がお勧めというので、高柳克弘さんは生湯葉定食。

鹿と猪の串カツがメニューにあったので、ひと皿ずつもらう。


私は、かやく御飯定食にした。

川魚に胡麻豆腐、生湯葉、切り干し大根が付き、かやく御飯も上品な仕上がり。

やはり、ロケ中の昼食は、これくらいがちょうどいい。
posted by 城戸朱理 at 08:27| 美味しい話 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

鞍馬寺吟行

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4月9日(日)。

高柳克弘さん、神野紗希さんの撮影は、鞍馬寺から始まった。

仁王門前の阿吽の虎を、まずは神野さんが撮影。

虎は、鞍馬寺の本尊、毘沙門天の使いである。


鞍馬寺といえば、牛若丸(源義経)が修行したところとして名高いが、不思議な寺だ。

日本仏教は、13宗56派を数えるが、かつては天台宗に属していた鞍馬寺は、独立して、鞍馬弘教の総本山。

山上の本殿金堂には、毘沙門天、千手観音、護法魔王尊が祀られ、この三尊を一体とみなして「尊天」と呼び、本尊とする。

護法魔王尊は、鞍馬寺固有の尊格ではないだろうか。

ケーブルカーで中腹まで行ってから、長い登りが続いたが、古代には修験の山であったに違いない。

そこから、天狗の伝承も生まれたのだろう。

句材を探して、高柳さん、神野さんは、あちこちで立ち止まり、メモを取ったりしていた。
posted by 城戸朱理 at 08:19| 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年04月15日

戦争の扉



アメリカのトランプ大統領は、カール・ビンソン空母打撃群を朝鮮半島近海に派遣、13日にはホワイトハウスで、記者団に対し、「北朝鮮は問題だ。問題は処理される」と発言した。

さらに、アメリカNBCテレビは、 北朝鮮が6回目の核実験を行うと確信した場合には、トランプ政権による先制攻撃の用意があることを複数の政府高官の談話として伝え、朝鮮半島をめぐる状況は、かつてのキューバ危機にも似た様相を呈している。


それに対して、北朝鮮の朝鮮人民軍総参謀部は、14日に「挑発を超強硬対応で粉砕する」と反発、在日米軍基地への報復を予告した。

今日、15日は、北朝鮮の金日成(キムイルソン)主席、生誕105年、25日は朝鮮人民軍創建85年と北朝鮮の国家行事が続くため、北朝鮮が核実験に踏み切る可能性は否定できない。

そうなった場合、トランプ大統領が、振り上げた拳を、そのまま下ろすだろうか?


アメリカが持つ原子力空母「ニミッツ級」は、10隻。

そのうち、ロナルド・レーガンは、横須賀を母港としており、現在、北東アジアには、ロナルド・レーガンとカール・ビンソン2つの空母打撃群が展開していることになる。

1996年、台湾総統選挙に圧力をかけるべく、中国軍が多数の弾道ミサイルを台湾近海に射ち込んだ台湾海峡ミサイル危機のとき、
アメリカはニミッツとインデペンデンス、ふたつの空母打撃群を台湾海峡に派遣、中国軍を沈黙させたことがあった。

その意味では、空母打撃群の派遣は、あくまでも抑止力としてなのだろうが、相手が金正恩委員長では、何が起こるか予断を許さない。

そして、かりに北朝鮮が核実験に踏み切った場合、カール・ビンソン第一空母打撃群まで派遣して、黙認してしまったら、アメリカの軍事的権威は失墜しかねない。


一方、最終的な衝突を避けるためか、14日にトランプ大統領は、アメリカが北朝鮮に要求するのは、あくまでも北朝鮮の核・ミサイル開発の放棄であって、金政権の存続は容認する考えを示した。


現状では北朝鮮が、6回目の核実験に踏み切るか、否かが事態を決定することになるのだろう。


戦争の扉は、思いがけないところにある。

どこにでもある。

批判という名のもとに何かを語るときでさえ。

何よりも、まず、日々の暮らしの場から、戦争を呼び込むような争いの言葉をできるかぎり、そぎ落としていくしかない。
posted by 城戸朱理 at 12:27| エッセイ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

御所南の肉専科はふう

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水原紫苑さんの撮影は、井上春生監督のラテン的なランチのチョイスにもかかわらず、ほぼ予定通りに終わった。

桜の季節だけに、京都は物凄い混雑で、道も渋滞しているから、車だと時間が読めない。

バンビことパンクな彼女の提案で、最寄り駅までロケバスで送ってもらい、地下鉄で京都駅へ。

水原さんは、昼食がボリュームがあったので、夕食のお弁当はいらないとのことだったが、ゲストを手ぶらで返すわけにはいかない。

翌日でも食べられるように、日持ちする吉野の柿の葉寿司を渡して、お見送りした。


バンビといったん糸屋ホテルに戻って小憩。

明日からは、高柳克弘・神野紗希夫妻の撮影で、御夫妻は、すでに京都入りされている。

しかも、一歳になったばかりの純くん同伴なので、撮影中に純くんの世話をするため、紗希さんの御両親が愛媛から来て下さった。


一家5人が、ひと部屋で泊まれるように、バンビが手配したのは、12名まで宿泊可能なシャトレーイン京都の8畳・8畳・6畳の3部屋がつながった22畳の和室である。


神野さんをシャトレーイン京都まで迎えに行き、御所南の肉専科はふうへ。

今回、夕食を何にするかは、あらかじめ、高柳さん、神野さんと相談していたのだが、神野さんの「お肉がいいですね」というリクエストで、初日は、和牛ステーキとビフカツで有名な肉専科はふうを選んだ。

「鷹」の句会に参加していた高柳さんも、遅れて合流し、まずはビールで乾杯。


料理は牛スネ肉の叉焼から始まり、真鯛のカルパッチョ、白味噌仕立てのポタージュと続く。

東京とは比較にならないほど京都人は牛肉好きで、ステーキ屋、焼肉屋が多いが、カツもトンカツではなく、ビフカツが主流である。

メニューを見て、検討した結果、和牛ヒレステーキとビフカツを頼んで、取り分けることにした。

赤ワインを飲みながら、待つことしばし。


登場したステーキとビフカツはサシが少ない赤身で、箸で切れるほど柔らかく、噛むと、肉汁がじわりと広がる。

ステーキには、胡麻だれ、ポン酢、ニンニク醤油と3種のタレが添えられていたが、塩だけでも十分に美味しい。


お店は、満席だったが、人気があるのも当然だろう。


純くんが生まれてから、外食する機会がなかったという高柳・神野夫妻と、京都で再会できたのは何よりだった。
posted by 城戸朱理 at 07:40| 美味しい話 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする