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城戸朱理のブログ

2017年04月15日

戦争の扉



アメリカのトランプ大統領は、カール・ビンソン空母打撃群を朝鮮半島近海に派遣、13日にはホワイトハウスで、記者団に対し、「北朝鮮は問題だ。問題は処理される」と発言した。

さらに、アメリカNBCテレビは、 北朝鮮が6回目の核実験を行うと確信した場合には、トランプ政権による先制攻撃の用意があることを複数の政府高官の談話として伝え、朝鮮半島をめぐる状況は、かつてのキューバ危機にも似た様相を呈している。


それに対して、北朝鮮の朝鮮人民軍総参謀部は、14日に「挑発を超強硬対応で粉砕する」と反発、在日米軍基地への報復を予告した。

今日、15日は、北朝鮮の金日成(キムイルソン)主席、生誕105年、25日は朝鮮人民軍創建85年と北朝鮮の国家行事が続くため、北朝鮮が核実験に踏み切る可能性は否定できない。

そうなった場合、トランプ大統領が、振り上げた拳を、そのまま下ろすだろうか?


アメリカが持つ原子力空母「ニミッツ級」は、10隻。

そのうち、ロナルド・レーガンは、横須賀を母港としており、現在、北東アジアには、ロナルド・レーガンとカール・ビンソン2つの空母打撃群が展開していることになる。

1996年、台湾総統選挙に圧力をかけるべく、中国軍が多数の弾道ミサイルを台湾近海に射ち込んだ台湾海峡ミサイル危機のとき、
アメリカはニミッツとインデペンデンス、ふたつの空母打撃群を台湾海峡に派遣、中国軍を沈黙させたことがあった。

その意味では、空母打撃群の派遣は、あくまでも抑止力としてなのだろうが、相手が金正恩委員長では、何が起こるか予断を許さない。

そして、かりに北朝鮮が核実験に踏み切った場合、カール・ビンソン第一空母打撃群まで派遣して、黙認してしまったら、アメリカの軍事的権威は失墜しかねない。


一方、最終的な衝突を避けるためか、14日にトランプ大統領は、アメリカが北朝鮮に要求するのは、あくまでも北朝鮮の核・ミサイル開発の放棄であって、金政権の存続は容認する考えを示した。


現状では北朝鮮が、6回目の核実験に踏み切るか、否かが事態を決定することになるのだろう。


戦争の扉は、思いがけないところにある。

どこにでもある。

批判という名のもとに何かを語るときでさえ。

何よりも、まず、日々の暮らしの場から、戦争を呼び込むような争いの言葉をできるかぎり、そぎ落としていくしかない。
posted by 城戸朱理 at 12:27| エッセイ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

御所南の肉専科はふう

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水原紫苑さんの撮影は、井上春生監督のラテン的なランチのチョイスにもかかわらず、ほぼ予定通りに終わった。

桜の季節だけに、京都は物凄い混雑で、道も渋滞しているから、車だと時間が読めない。

バンビことパンクな彼女の提案で、最寄り駅までロケバスで送ってもらい、地下鉄で京都駅へ。

水原さんは、昼食がボリュームがあったので、夕食のお弁当はいらないとのことだったが、ゲストを手ぶらで返すわけにはいかない。

翌日でも食べられるように、日持ちする吉野の柿の葉寿司を渡して、お見送りした。


バンビといったん糸屋ホテルに戻って小憩。

明日からは、高柳克弘・神野紗希夫妻の撮影で、御夫妻は、すでに京都入りされている。

しかも、一歳になったばかりの純くん同伴なので、撮影中に純くんの世話をするため、紗希さんの御両親が愛媛から来て下さった。


一家5人が、ひと部屋で泊まれるように、バンビが手配したのは、12名まで宿泊可能なシャトレーイン京都の8畳・8畳・6畳の3部屋がつながった22畳の和室である。


神野さんをシャトレーイン京都まで迎えに行き、御所南の肉専科はふうへ。

今回、夕食を何にするかは、あらかじめ、高柳さん、神野さんと相談して決めたのだが、神野さんの「お肉がいいですね」というリクエストで、初日は、和牛ステーキとビフカツで有名な肉専科はふうを選んだ。

「鷹」の句会に参加していた高柳さんも、遅れて合流し、まずはビールで乾杯。


料理は牛スネ肉の叉焼から始まり、真鯛のカルパッチョ、白味噌仕立てのポタージュと続く。

東京とは比較にならないほど京都人は牛肉好きで、ステーキ屋、焼肉屋が多いが、カツもトンカツではなく、ビフカツが主流である。

メニューを見て、検討した結果、和牛ヒレステーキとビフカツを頼んで、取り分けることにした。

赤ワインを飲みながら、待つことしばし。


登場したステーキとビフカツは、サシが少ない赤身で、箸で切れるほど柔らかく、噛むと、肉汁がじわりと広がる。

ステーキには、胡麻だれ、ポン酢、ニンニク醤油と3種のタレが添えられていたが、塩だけで十分に美味い。


お店は、満席だったが、人気があるのも当然だろう。


純くんが生まれてから、外食する機会がなかったという高柳・神野夫妻と、京都で再会できたのは何よりだった。
posted by 城戸朱理 at 07:40| 美味しい話 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする