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城戸朱理のブログ

2017年04月18日

漢字三千年展@京都市美術館

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打ち合わせは、6時からだったので、12日の日中は、京都市美術館に「漢字三千年―漢字の歴史と美―」展を観に行ったのだが、これが興奮せざるをえない展覧会だった。


中国側の御厚意で、会場内も撮影自由。

日本の国宝に当たる「国家一級文物」も多く、甲骨文字から始まって、青銅器に刻まれた金文、さらには竹簡、木簡と漢字の生成が、文物によって追うことができる。

それが四世紀、東晋の書聖・王羲之によって、芸術に昇華されたわけだが、会場には唐の顔真卿から、明の董基昌、清の乾隆帝といった名だたる書家の作も並び、とまどうほど。

ずいぶん長い時間、行ったり来たりして、過ごすことになった。


漢字は東アジアの文化的基盤だったが、今では中国と日本でしか使われていないのは、残念だ。


この展覧会で、表意文字としての漢字の面白さと、書の美しさを改めて確認することになった。
posted by 城戸朱理 at 13:32| 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

珍味で日本酒を〜泰山木で、その2

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いよいよ珍味である。

結局、バンビと相談して選んだのは、干しこのこ、粒雲丹、へしこにカラスミ。

へしこは、塩鯖の糠漬けだが、若狭および丹後半島の郷土料理。

軽く焙ったへしこは、酒の肴にうってつけで、バンビが喜ぶ。


日本酒は、福岡の繁桝、奈良の大倉、京都の蒼空、大分のちえびじん、さらに福岡の千秋蔵、京都の京山水をお燗でもらって、飲み比べた。


締めは、バンビがじゃこ御飯、私が玉子かけ御飯。


珍味を当てに、酒をゆっくり飲むのは、酒徒の夢のようなものである。
posted by 城戸朱理 at 13:32| 美味しい話 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

珍味で日本酒を〜泰山木で、その1

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京都国立博物館からホテルに戻って、小憩。

ロケ中は、バスタブに浸かる余裕がなく、シャワーだけなので、久しぶりに、ゆっくり入浴した。


かなり疲れていたし、夕食のことは考えていなかったが、バンビことパンクな彼女が、「珍味を当てに、ゆっくり日本酒を飲むのがいいよ!」と言い出し、お店を決めてくれたので、7時に歩いて、泰山木という居酒屋に向かった。

たしかに、メニューは珍味だらけ、粒雲丹、このわた、カラスミと日本三大珍味から始まって、真子白子、ばくらい(ほやのこのわた)、としろ(あわび肝の塩辛)、ふぐ真子ぬか漬けと酒を呼ぶ珍味が揃っている。

珍味好きのバンビは大興奮、とりあえず、お造りなどをもらって、珍味をどれにするか、ゆっくり考えることにした。


突き出しは、飛竜頭と蕗の薹、桜生麩を炊いたもの。

小松菜とお揚げを炊いたんを頼み、お造りは、ヒラメとマグロの燻製をもらった。

ヒラメは数日、寝かせたもので、旨みが広がり、マグロのお造りを目の前でスモークする燻製は、燻製というより叩きのようで、包丁の仕事も素晴らしい。

気楽に居酒屋に入ったつもりだったのだが、京都では居酒屋も違うらしい。


白魚の掻き揚げも頼んで、日本酒をあれこれ飲んだ。
posted by 城戸朱理 at 13:31| 美味しい話 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

ぎょうざ処・亮昌

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「美味しいものをたくさん食べたから、お昼は気分を変えて、餃子はどうかな?」

バンビことパンクな彼女の提案で、昼食は、糸屋ホテルから近い「ぎょうざ処 亮昌(すけまさ)」に行くことにした。

なんでも、以前、バンビは、ひとりで行ったことがあるらしい。


待つことしばし、見事な焼き加減の羽根付き餃子が運ばれてきた。

これが、いわゆる餃子とは、ひと味違う。

伏見・中嶋農園のキャベツに霜降り豚「京の都 もち豚」に九条ネギが材料。

さらに、かつおだしをベースに、料亭が使う山利の味噌を加えて、京風に仕上げられた餃子なのだとか。

中華調味料は使われていないため、和風としか言いようがない餃子で、きわめて上品だから、ビールには向かない。

そのせいか、女性のひとり客が多かった。


バンビは、餃子が好きだから喜んで食べていたが、餃子までこんなに違うとは。
posted by 城戸朱理 at 10:00| 美味しい話 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

海北友松展@京都国立博物館

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ロケが終わり、井上春生監督は奈良の実家へ。

私とバンビことパンクな彼女は、別件の打ち合わせがあったので、延泊した。

打ち合わせは、12日だったので、11日は、京都国立博物館の開館120周年記念特別展覧会「海北友松」へ。


浅井家の家臣の家に生まれながら武士を捨て、晩年は画業に専念した海北友松は桃山時代の巨匠だが、最初は狩野派に学んだ。

だが、次第に狩野派の色合いは消え、友松独自の画境を開いていく。

それが、よく分かる展示で、省略が多く、余白に広々とした空間が開けていく減筆法は、画の世界の中に誘われているかのようだった。


建仁寺を始めとする障壁画の迫力たるや、尋常ではない。

今回は、友松の最高傑作とされるアメリカのネルソン・アトキンズ美術館所蔵の「月下渓流図屏風」も展示されていたが、その静けさは、時を忘れるほどだった。


京都国立博物館の広い前に庭は、桜が満開。

海北友松展をゆっくり観たあとは、桜を見ながら散策した。
posted by 城戸朱理 at 09:41| 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする