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城戸朱理のブログ

2017年05月31日

鎌倉あるある???

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澄江庵のあとは、鎌倉に戻り、4人でクルベル・キャンへ。

すると、「城戸さん!」と声をかけられた。

誰かと思ったら、藤沢周氏ではないか!

藤沢さんは、剣道小説『武曲(むこく)』が、綾野剛・村上虹郎主演、熊切和嘉監督によって映画化され、公開を控えているだけに、いつもにも増して、忙しそうだった。

ちなみに、藤沢さんは剣道4段、柔道2段である。

文芸評論家の八木寧子さんも交えて、6人で飲む。


その翌週は、バンビことパンクな彼女とクルベル・キャンで飲んでいたら、文芸評論家にして鎌倉文学館館長の富岡幸一郎氏と孝子夫人が現れた。


来月、舞踏家の笠井叡さんが鎌倉に来て下さることになっているので、ここぞとばかりに富岡さんと打ち合わせる。


富岡さんは「現代詩手帖」を30年以上、定期購読しているだけに、詩についても詳しい。

富岡さんに尋ねられるままに、大岡信さんや野村喜和夫さんの詩のことを語り合ったのだが、
そのあとは、井上春生監督の依頼で、私がシナリオを書いた柳美里さんの『山手線内回り』の話になり、「柳さんの最高傑作」と熱く語る富岡さんと私で『山手線内回り』についての対談の様相を呈することに。


鎌倉では、飲んでいると、誰かにばったり会うということが、よく起こるのだった。
posted by 城戸朱理 at 10:39| 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

蕎麦まで、たどり着けない蕎麦屋、その2

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さらに「馬刺しが名物らしいから」と睦郎さんが、馬刺しの赤身と大トロを注文。

これが関東では、めったにお目にかかれない生の、つまりは冷凍していない馬刺しだったから、ますます日本酒が進む。


さらに、山菜の天ぷら、侘助スタッフのリクエストで、鴨ハツの唐揚げを貰ったのだが、これが、また風味も食感も素晴らしかった。

どれもこれも、酒を呼ぶだけに、なかなか蕎麦にたどり着けない。

ようやく、蕎麦にたどり着いたときには(写真なし)、酩酊してしまったメンバーも。


厨房は、女性の料理人がひとりで切り盛りしているため、時間はかかるが、料理もよければ、酒もよい。


いい店が出来たものである。


睦郎さんに、すっかり御馳走になってしまったが、外に出ると5月の風が心地よかった。
posted by 城戸朱理 at 09:33| 美味しい話 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

蕎麦まで、たどり着けない蕎麦屋、その1

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北鎌倉の侘助店主の菅村睦郎さんは、私にとって高校の先輩でもある。

もう30余年前、20代のなかばのころ、睦郎さんのお宅に泊めてもらっては、鎌倉のあちこちの店に連れていってもらったものだった。

私が鎌倉と縁が出来たのは睦郎さんのおかげであり、藤沢周氏が鎌倉に引越したのも、睦郎さんがきっかけを作ってくれたからである。


さて、その睦郎さんからお誘いがあった。

北鎌倉に面白い蕎麦屋が出来たので、私とバンビことパンクな彼女を招待してくれるというのだ。


なんでも、普通の民家を改装した店で、馬刺しや鯛茶漬けが名物なのだという。

蕎麦屋なのに、馬刺しと鯛茶漬けとは、これいかに???


イメージがわかないまま、侘助で睦郎さんと待ち合わせて、澄江庵へ。

まわりは住宅街で、たしかに、普通の民家である。

メニューは、たしかに蕎麦が中心なのだが、居酒屋的に多彩で、初めてだと目移りしてしまう。


感心しながら、まずはビールで乾杯。


出汁巻き玉子は、出汁がにじみ出るほどで、京都風。

さらに、うつぼの唐揚げ、まぐろのヌタ、穴子の白焼きを頼む。


うつぼは、その見た目のグロテスクさに反して、陶芸家の辻清明が「魚身と皮下のゼラチンが舌の上でとろけ合い、香ばしい風味が口いっぱいに広がって美味」と書いていた通りで、たしかに美味しい。

強いて言えば、あんこうから癖を抜いて上品にした感じと言えばいいだろうか。

予想外の味わいで、バンビも驚いていた。

マグロはヌタにせず、お造りで出したほうがいいくらい上等だし、穴子の焼き加減も素晴らしい。

侘助のスタッフの女性も合流し、二合徳利でもらった日本酒を次々におかわりすることに。

結局、4人で3升ほどは飲んだだろうか――。
posted by 城戸朱理 at 09:31| 美味しい話 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年05月29日

ネコが舌を出すとき???

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「にゃんこがくたっとして、舌をペロっと出していることがあるけど、あれは、かわいいね!」


バンビことパンクな彼女は、動物が好きである。

たしかに、舌を出したネコは愛らしい。

リラックスしているとき、ネコは筋肉が弛緩して、ペロっと出した舌をしまい忘れるのだとか。

つまり、舌を出したネコは、思いっきり和んでいることになる。


ところで、わが家にも、舌をよく出している生き物がいる。

しかも、ペコちゃんのように唇の端から舌を出しているのだが、バンビの場合は、和んでいるときではなく、イタズラを思いついたときに、嬉しくなって舌を出す傾向があるようだ。

ある日、バンビが自撮棒を買って、iPhoneを取り付け、遊び始めた。

気づくと、ペコちゃんのように舌を出しているではないか!?


自撮棒を持っていたら、自分を撮っているものと誰でも思うが、バンビは、その心理を逆手に取って、隙だらけの私を撮っていたのである!

それ以来、バンビが自撮棒を持っているときは注意しているが、パンクなだけに油断大敵、より一層の警戒が必要である。
posted by 城戸朱理 at 20:14| エッセイ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年05月28日

Edge公式ホームページ、海外のウェブデザインサイトでSOTD受賞!

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海外の人気ウェブデザインサイト・CSS WINNERで、Edgeの公式ホームページが、SOTDを受賞した。

詳細は下記から。



http://www.csswinner.com/details/edge/11484




2001年に、私の企画・監修で、スタートしたテレコムスタッフ制作のアート・ドキュメンタリー番組「Edge」は、暁方ミセイ篇、カニエ・ナハ篇(写真)に続く最新作の杉本真維子篇で、91本目になるが、公式ホームページでは、さらに30本ほどコンテンツを追加した。



http://edgeofart.jp/



今回は、水原紫苑、穂村弘といった歌人篇、関悦史、高柳克弘といった俳人篇がアップされるとともに、大駱駝艦の麿赤兒、天使館の笠井叡といった舞踏家や黒田育世、昨年、急逝した黒沢美香、若き日の笠井端丈といったダンサーのコンテンツも追加されている。

また、岡崎武志、林哲夫、荻原魚雷といった古書エッセイスト篇も楽しめるものになっていると思う。


今後も、制作分を順次、追加していくので、ぜひアクセスして欲しい。
posted by 城戸朱理 at 10:34| Edge | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年05月27日

さつま揚げか、天ぷらか。それが問題だ。

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柳美里さんが、鹿児島から、さつま揚げを送ってくれた。

明太子入りなど、さまざまなバリエーションがあって、楽しい。

軽く焙り、しょうが醤油で、晩酌の肴にさせてもらった。


最近、柳さんはSNSから離れて、仕事に専念されているようだし、多忙をきわめるなかでの御配慮に感謝しつつ、いただくことに。


鹿児島といえば、さつま揚げとサツマイモ。

ところが、「薩摩」とわざわざ付けるのは、鹿児島以外の土地だけで、鹿児島では、さつま揚げは「天ぷら」、サツマイモは「唐芋(カライモ)」と呼ぶ。

なるほど、魚のすり身を油で揚げたものだから「天ぷら」と呼ぶのは分かるし、サツマイモは中南米が原産で、東南アジアから中国を経て日本に伝来したので、「唐芋」と呼ぶのも分かる。


一方、鹿児島以外の土地では、鹿児島から伝わったものだから、「さつま揚げ」「サツマイモ」と呼ぶようになったわけで、こうした呼び名の変化は、民俗学的な面白さがあると思う。


それはともかくとして、柳さん、ごちそうさまでした!
posted by 城戸朱理 at 11:14| 美味しい話 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年05月26日

澁澤龍彦さんと同じもの

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わが家の居間のテーブルには、不思議な木製の球が置かれている。

古色を帯びた、この球の正体は、打ち上げ花火の芯で、マガジンハウスの編集者だった加藤恭一さんから、私の芸術選奨と現代詩花椿賞受賞のお祝いに贈られたもの。

加藤さんは、澁澤龍彦先生と親交があり、澁澤さんが、ふたりのお子さんの名付け親になっているほどだが、澁澤さんにも、泉鏡花賞受賞のお祝いに花火の芯玉を贈られたので、澁澤邸にも、わが家にも同じような芯玉がある。

ちなみに、澁澤邸では居間のテーブルにいつも置かれているので、澁澤さんも気に入られていたのだろう。


龍子さんに招かれ、澁澤邸には何度もお邪魔しているが、もうひとつ、私が持っているものと同じものがあった。

それが、写真のアイロン台である。

アメリカのGRISWORD TRIVET社製で、1920〜30年代のもの。

鉄だけに、ずっしりと重い。

私は鍋敷きに使おうと思ったのだが、澁澤さんは、おそらく、その鉄味を鑑賞されていたのではないだろうか。


花火の芯玉も鉄のアイロン台も、必需品ではない。

そして、どこにでもあるというようなものでもない。


それだけに、澁澤龍彦邸にお邪魔するたびに不思議な気分になるが、吉岡実さんも、毎年、恒例だった澁澤邸での新年会のたびに目にされていただろうと思うと、感慨深いものがある。
posted by 城戸朱理 at 10:25| エッセイ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年05月25日

鎌倉で和食なら、空花〜その4

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すっかりくつろいでいたら、照明が落ちたので何事かと思ったら、誕生日のサプライズでデザートが。


バンビは、さっそく撮影タイムである。


デザートは、酒粕のアイスクリームとアップルマンゴーとペリカンマンゴーのゼリー寄せで、隙がない。


こんなにいい店が、近所に出来たのは、嬉しいかぎり。


今度は、友人を誘って行ってみよう。
posted by 城戸朱理 at 10:10| 美味しい話 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

鎌倉で和食なら、空花〜その3

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焼き物は、さわらの味噌幽庵焼きで、たっぷりと盛られた菜の花のフリットの食感も楽しい。


さらに、お椀が出たので何かと思ったら、これが牛ほほ肉の赤ワイン煮で、こちらはフレンチの手法である。

そういえば、先付けのアスパラガスも、硬めのフレンチ風の加熱だった。

牛は宮沢牛で、とろけるように柔らかく、バンビが歓声を挙げていた。


食事は、土鍋で炊き上げたイクラ飯。

大粒の宝石のような白鮭のイクラが美しい。

イクラ飯に赤出汁、漬物で、贅沢な気分になり、なんと、ここでバンビがシャンパンのハーフボトルをオーダーした。
posted by 城戸朱理 at 09:15| 美味しい話 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

鎌倉で和食なら、空花〜その2

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和食の花のお椀は、とうもろこしのしんじょにうるいで、柚子の花が浮かべてある。

華やか蒔絵をお椀の蓋を取ると、うるいの緑が目に鮮やかだ。

柚子の花は、柚子の実よりも香り高いほどで、口のなかで香気がはじける。

ほどよく潰したとうもろこしの甘みも見事で、出汁も素晴らしい。


空花の料理長は女性で、ミシュラン3つ星の名店「元麻布かんだ」で修行し、「アコメヤ厨房」の料理長を経て、独立した方なのだとか。

鎌倉で和食といえば、鎌倉文士ゆかりの「天ぷら ひろみ」、鰻の「つるや」「茅木屋」から「寿司處もり山」を始めとする寿司屋、精進料理の「鉢の木」など、いい店はあるのだが、懐石ならば「空花」ということになりそうだ。

新たな鎌倉の名店である。


料理長が10年にわたって集めたという古器のあしらいも嬉しい。


続いて北寄貝の貝殻を器に、北寄貝とタコとワカメ。

揚げ物は、嬉しいことに稚鮎の天ぷらで、素揚げした蓼の葉が添えられている。

香魚ならではの苦みは、酒にこよなく合う。

染付の器は、古伊万里ではなく、京焼き。

千家十職の永楽善五郎の作だったが、明治時代の三代得全のものだろうか。

得全没後は、未亡人の悠が、四代妙全を継いだが、箱書きに悠の朱印があるものは、茶家に喜ばれる。
posted by 城戸朱理 at 00:26| 美味しい話 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

鎌倉で和食なら、空花〜その1

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5月23日は、私の誕生日だったので、バンビことパンクな彼女がお店を予約してくれた。

長谷の空花(そらはな)という店で、昨年の9月に開店したらしい。

築90年の民家を改装したというお店は、モダンなたたずまい。

料理も、本当に素晴らしかった。


まずは、プレミアムモルツで乾杯。

先付けは、焼き茄子とフルーツトマト、アスパラガスの白和えで、繊細なガラス器は、1940年代のアメリカのものだという。


お造りは、鰹とタコ、さわらにウニと芽ネギを真子がれいで巻いたもので、たまり醤油と生醤油が添えられている。

さわらは、皮目に包丁を入れ、軽く焙った丁寧な仕事ぶり。

これだけのお造りを出されたら、日本酒を頼まないわけにはいかない。

バンビは「鰹の隣の子も美味しいよ!」と喜んでいたが、タコと知って驚いていた。

タコのあの独特な風味は皮にあるので、皮を剥いたタコは、このうえなく上品な味になる。
posted by 城戸朱理 at 00:24| 美味しい話 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年05月24日

クルベル・キャンで小憩

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この5年ほど、年間のホテル泊まりが80〜100泊に達するほど、出張や執筆のための缶詰めが多かったので、鎌倉にいるときは、外食することが、ほとんどなくなった。

以前なら、原稿を書き終えてから、週に4、5日は飲みに行っていたのだから、私にとっては、目覚ましい変化である。


家で晩酌するときは、もっぱら豆腐ばかり。

バンビことパンクな彼女に言わせると「城戸さんは、豆腐と野菜しか食べていない」ということになるが、連休明けの5月9日(火)は、代理人をお願いしている弁護士の二見宏史先生と打ち合わせのあと、久しぶりにバンビとクルベル・キャンに寄ることにした。


ビールで乾杯し、ジントニックのあとはシングルモルト。

軽く食事しようということになり、頼んだのが、真鯛のカルパッチョにミラノ風カツレツ、そしてトリュフ風味のスパゲッティ・カルボナーラである。


自宅以外だと、私は、クルベル・キャンがいちばん落ち着くようだ。
posted by 城戸朱理 at 18:24| 美味しい話 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

笠井瑞丈「花粉革命」へ

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連休中は、原稿や打ち合わせに追われて、休日らしいことは、何もできなかったが、唯一、世田谷パブリックシアターのシアター・トラムで開催された笠井瑞丈さんの「花粉革命」を観に行くことができた。


「花粉革命」といえば、瑞丈さんの父であり、土方巽、大野一雄とともに舞踏草創期を担った天才、笠井叡さんの代表作のひとつ。

このステージも演出・構成・振付を笠井叡さんがされていたので、いささかシンボリックな意味合いを持つ公演だった。


いつもなら無尽蔵のエネルギーを感じさせる瑞丈さんが、公演終了後は憔悴していたので逆に驚いたが、体力の限界を超えて踊り切るようなダンスだったというしかない。


客席には、野村喜和夫さんの姿も。


笠井叡さん、久子さんとも久しぶりにお会いしたが、笠井叡さんから富岡幸一郎さんと一度、話したいと言われて、バンビことパンクな彼女がセッティングすることになった。


後日、ベルギー滞在中の瑞丈さんから、公演を終え、次の目標を立てたいというメールが。

「花粉革命」の後に瑞丈さんが何を踊るのか、今から楽しみだ。
posted by 城戸朱理 at 17:38| 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

前衛活動家、マッド・バンビ???

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「バンビコ、バンビコ、バンビコ♪」

毎度おなじみ、バンビことパンクな彼女のテーマ曲である。

「バンビコ、バンビコ、バンビコ♪」
・・・

「バンビコ、ピコバン、バンビコ♪」
!!!

ひっくり返って、ピコバンになっているぞ!

「ピコバン、ピコバン、ピコバン♪」
・・・・・・

「コピンバ〜♪」
!!!!!!

今度は、コピンバである。

アナグラムのように「バンビコ」を変化させているが、いったい、どうしたのだろう?


「バンビのテーマ曲は、新國誠一先生の音声詩みたいなものなんだよ!」
!!!!!!

「前衛活動家だからね!」
・・・・・・


わが国のコンクリート・ポエトリー(具体詩)の創始者、新國誠一は、フランスのピエール・ガルニエとの共同作業によって、国境を超える「超国家詩」を唱え、さらに音声詩も試みた。

しかし、まさかバンビのテーマ曲が音声詩化するとは。

いや、騙されてはいけない。

たんに遊んでいるだけなのである。


ヘンなテーマ曲を歌ってはいるものの、感心なことにバンビは写真データを整理したり、校正をしたりと、連休中も仕事に励んでいた。

私も連休は仕事で終わってしまうことになったので、連休資金として用意したお金がほとんど減っていない。

そこで、バンビにお小遣いとして3万円をあげることにした。


「やったね!
お小遣いだよ!」


バンビは喜び、カメラの機材をPRADAのバックパックに詰めると、どこかにパタパタと行ってしまったのである!

お小遣いをあげると、どこかに遊びに行ってしまうというのがパターン化しているような気がするが、パンクだから仕方がない。

どこかで「前衛活動」に励んでいるのだろうが、いいのだろうか、これで?
posted by 城戸朱理 at 17:37| 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

ここまで片付けたら

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写真は、「暮らしの手帖」2014年10-11月号で、取材を受けたときのわが家の居間。

これくらい、すっきりしているといいのだが。


テーブルは、20世紀初頭の英国製で、グラス類を収納しているサイドボードがわりの棚は、戦前、大正から昭和初期のもの。


このときの撮影時にはサルバドーレ・ダリのリトグラフ2点が飾られていたが、現在はヨーゼフ・ボイスのサイン入りマルチプルとアレン・ギンズバーグのリトグラフが出してある。


だが、本が増えすぎて雑然としているので、片付けと整理は、まだ、しばらく続きそうだ。
posted by 城戸朱理 at 13:33| エッセイ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

整理開始!



書斎ばかりか、居間まで、本や雑誌、展覧会の図録に書類が山を成し、手がつけられなくなってしまった。

「Edge カニエ・ナハ篇」でも、書庫をはみ出した本がリビングを占領していたが、わが家は、さらに混沌たる有り様である。

5月12日(金)にフェリス女学院大学の講義を終えて帰宅してから、週末は、整理&大掃除にとりかかった。


とりあえず、ダンボール3箱分の本を古本屋に送り出し、不要になった書類をまとめていく。

処分した本や書類は、およそダンボール5〜6箱分くらいの容量になっただろうか。


ようやく、通路を確保できたという感じなので、本格的な整理は、これからになるのだが、今回は、引越しするつもりで、荷物を半分まで減らすのが目標なので、しばらくは、片付けを続けることになりそうだ。

片付けも、仕事のかたわらで進めるしかないので、時間がかかる。
posted by 城戸朱理 at 11:56| 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

ブログ再開のお知らせ



連休は休みがなく、それから本や書類の整理に追われているうちに、ブログのことを、すっかり失念していた。

面白いもので、毎日、更新しているときは、それが当たり前になるのだが、数日、間が空くと、ブログをやっていたことまで忘れてしまったりする。

それだけ、別のことに熱中していたということなのだが、今日から緩やかに再開したいと思っているので、お付き合い下さい。
posted by 城戸朱理 at 11:54| 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年05月11日

冷蔵庫の中には?

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何かを冷凍するとき、ラップしただけだと、何か分からなくなって、冷凍庫の化石となってしまうことがある。

だから、ときどき冷凍庫を覗いて、整理するのだが、妙なものが出てきた。

「ぼくカツヲだよ」と書いてあるではないか!

もちろん、バンビことパンクな彼女の仕業である。

鰹のサクを買ったとき、半分だけ刺身に引き、残りを冷凍しておいたらしい。


さらに、冷蔵庫を整理していたら、「くま」と書かれた容器が。

何なんだ、これは?


「それは、京都の大原の朝市で買った熊の脂だよ!」
!!!


そういえば、御主人が猟で仕留めた熊から取った脂を売っている御婦人がいたっけ。

さらりとしてベタつかない脂なので、東直子さんも、ヘアメイクの有路涼子さんも一緒に買っていたような気がする。


こうして、わが家の冷蔵庫には「ぼくカツヲだよ」だったり、「くま」だったり、中身が明記されているにもかかわらず、わけの分からないものが増殖していくのだった。


パンクだから、仕方がないが、いいのだろうか、これで?
posted by 城戸朱理 at 17:02| エッセイ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年05月10日

山藤の季節

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5月の連休のころ、鎌倉では山藤が満開となり、山々の至るところが紫にけぶったようになる。

鶴岡八幡宮に至る段葛を歩いていては分からないが、北鎌倉で下車すると、見ることができるし、名月院に至る道も山藤が見事だ。


私の住まいだと、書斎からも、ベランダからも、木々に絡みついて花を咲かせる山藤を望むことができるが、見とれて、放心してしまうことがある。

放心、つまりは心がここにないこと。

西行は鴫立沢で「心なき身にもあはれは知られけり」と詠ったが、「心なき身」という言葉の重さを、改めて想ったりする。
posted by 城戸朱理 at 08:30| 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年05月09日

珍しい買い物

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私のワードローブは、イタリアのモード系がもっぱらで、アメリカン・カジュアルを身につけることは滅多にない。

だが、10代のころには、アメリカン・カルチャーに憧れを持った世代ではあるので、アメカジには奇妙な懐かしさを感じるのも事実だ。


以前、画家の久保田潤さんと話していたとき、いかにもアメリカのワークウェアという感じのインディゴ染めのダンガリーシャツの話題になって、久保田さんが「無性に着たくなることがありますよね」と語っていたが、それが納得できるところがあったりする。

私より若干、年上の久保田さんなら、学生時代にアメカジの洗礼を受けた世代だから、なおさらだろう。

日本的原型に骨太に回帰した日本画家の瓜南直子さんでさえ、芸大時代は、スケートボードで大学構内を走り回っていたというのだから。

ちなみに、久保田さんは、芸大で瓜南さんの一級、上になる。


そんなことを思い出していたせいか、アメカジ・ショップに入って、私にしては珍しい買い物をした。


いまだにメイド・イン・USAにこだわり、米軍の納入メーカーでもあるCAMCOのダンガリーシャツ、VANSのフラガールを編み込んだソックスに、米軍のファースト・エイド・キット用のポーチである。

こうして並べてみると――やはり、奇妙な買い物だと思う。

アメリカ製は、タフ&ラフが身上で、作りは雑だが、ひたすら頑丈だったりする。

しかも、雑なところが魅力だったりするが、それが、世界最大の経済大国の工業製品の特徴だというあたりが面白い。

これは、ヨーロッパや日本のように職人が存在しないのが、その理由なのだろうし、実用第一というプロテスタント的なプラグマティズムが背景にあるのだろう。

実際、アメリカでは例外的に熟練した職人のハンドメイドであるオールデンの靴も、イギリスやイタリアの名門に比べると仕上げは雑で、靴なんだからこれくらいでいいと言わんばかりである。

すると、私がアメリカ製に見出だしているのは、「これくらいでいい」という感覚なのだろうか?
posted by 城戸朱理 at 08:19| エッセイ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする