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城戸朱理のブログ

2017年07月01日

直利庵で蕎麦会席

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岩手日報随筆賞選考会のあとは、恒例、直利庵の蕎麦会席。


直利庵はわんこ蕎麦でも有名だが、地元民は他県からの来客があったときしか、わんこ蕎麦には行かない。

普通に蕎麦を食べるほうがいいと高校の同級生は言っていたが、直利庵は蕎麦ではなく中華そばが絶品という声もある。

平谷美樹さんによると、日本酒をかけていただく酒蕎麦がお勧めなのだとか。


二階の座敷でいただく蕎麦会席も趣きがある。


会席とは、江戸時代に句会や歌会のあとの酒席のための料理。

直利庵は、先付けのふきのとうや筍の田楽味噌、さらに、わらびのお浸し、北寄貝といくらの酢の物と、いかにも盛岡らしい食材が並び、酒が進む。


お造りは、まぐろにイカ、鯛と鰹の叩き。

焼き物は、釣りが趣味の平谷さんが、一目見て「スズキかな」と言ったが、切り身をみて魚を当てるとは、さすがである。


揚げ物のあとにお椀という流れも意表を突かれたが、しかもお椀が新若芽とほやというあたりが、三陸ならでは。

千葉万美子さんの娘さんがジャズダンスをするために上京されているというお話に驚いているうちに、蕎麦になった。


ビールで始めて、冷酒をずいぶんいただいたが、蕎麦屋で飲む酒は、なぜか美味い。
posted by 城戸朱理 at 14:20| 美味しい話 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

水都、盛岡

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盛岡駅から北上川にかかる開運橋を渡り、大通りを真っ直ぐ歩いていくと、アーケードが左手、市街中心部に湧水がある。

これが、大慈寺清水、清龍水とならぶ盛岡三大清水のひとつ御田屋清水で、藩政期には盛岡城のなかの藩主別荘、御田屋に湧く城内の茶道用の水だったという。

昭和初期に現在のかたちに整備されたというが、私も子供のころは両親と元日の若水を汲みに行ったりしたものだった。


御田屋清水の先、右手は石垣を残す盛岡城跡で、お掘りが続き、城跡公園を過ぎると、秋には鮭が産卵のために遡上し、冬には白鳥が飛来する中津川が流れている。


盛岡を離れて、もう40年近くなるが、それだけに、戻る機会があると、水に恵まれた街であることをしみじみと感じながら、散策することになる。
posted by 城戸朱理 at 14:19| エッセイ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

盛岡のすし処かね田、おまけ篇

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ここのところ、食欲がまったくなかったという工藤玲音さんが、すし処かね田で、久しぶりに食欲が復活したという。

何よりだが、玲音嬢は追加はなし。

一方、連日、レポーターとして飛び回っている佐藤桃花嬢は、まぐろとぼたん海老を追加。

写真は、「桃花vs海老」である(?)。
posted by 城戸朱理 at 14:17| 美味しい話 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

盛岡のすし処かね田

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盛岡に行く前に、バンビことパンクな彼女が、「せっかくだから、一戸陽子さんや香織さんに、佐藤桃花さんを呼んで食事をしたらいいんじゃない?」と言い出した。

今年は秋に、柳美里さんと盛岡に行く予定なので、そのときは柳さんと一戸彦太郎さんのお墓参りをして、陽子さん、香織さんと会食の機会を作ろうと考えていたので、今回はフェリスの卒業生の佐藤桃花さんと同い年の工藤玲音さんを引き合わせることにした。

工藤玲音さんは高校三年のとき、岩手日報随筆賞を最年少で受賞、トロフィーの船越保武作エリカ像、最後のひとつを獲得し、その後、短歌と俳句の創作を続けている新鋭である。

一方、佐藤桃花さんは今春、岩手放送に入社、報道部で熊出没の中継などで活躍中(?)。


玲音さんのリクエストがお寿司だったので、お店は、大通りのすし処かね田にした。

盛岡で寿司というと、真っ先に名前があがる店だけに、前から気になっていた寿司屋である。


突き出しは、なんと殻ウニに白魚の玉子とじ。

玲音嬢とビールで乾杯し、桃花嬢の到着を待つ間、ほやと焼き物、茄子の煮浸しなどを頼む。

ほやは初めてとのことだったが、新鮮なほやは、まるでフルーツのようでわずかに舌に残る苦みも酒を呼ぶ。

桃花嬢も到着し、改めて乾杯して、握りを。

この日はカウンターが満席で小上がりになってしまったのが残念だが、握りも、昆布で軽く締めたり、立て塩をしたりと丁寧な江戸前の仕事ぶり。

決して崩れないのに、口のなかでほどける酢飯の加減も見事だった。


若いふたりは意気投合、さっそくLINEのIDを交換していた。
posted by 城戸朱理 at 11:50| 美味しい話 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

岩手日報随筆賞選考会へ

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また、今年も岩手日報随筆賞の選考会の季節になった。

前日に盛岡入りして、グランドホテルアネックスにチェックイン。

夕食は、大通りのすし処かね田で。

この店のことは別にアップしたい。


選考会は、翌日、6月22日の16時からだったので、日中は、機屋でオールドコーヒーを買ったり、八百屋で網茸を買ったりしていた。

網茸は、子供のころ茸狩りで山のように採ったことがあるだけに懐かしい。

塩蔵して、塩抜きしたものを大根おろしに添えたり、酢の物にしたりする。


盛岡城跡公園は、新緑のトンネル、岩手日報社前の柳も素晴らしかったが、これは明治初めから銀座の並木として親しまれた柳が、戦後、郊外に移植されたて大半が枯死したなか、挿し木でよみがえらせた「銀座の柳」の三世になるそうだ。


選考委員の作家、平谷美樹(ひらや・よしき)さん、エッセイストの千葉万美子さんとも一年ぶり。

おふたりとも、本当にお洒落である。

今年になってから、文庫が次々と刊行され、「月刊平谷美樹」状態になっている平谷さんは、オーダーしたウィングチップのカントリーブーツに合わせて、リネンのジャケットにデニムパンツ。

千葉さんは、夏らしい全身、白のコーディネートだった。

去年、千葉さんは、繊細で美しい腕時計、カルティエのゴールドのパンテールをされていたが、今年は、カルティエのタンク・フランセーズだったろうか。

千葉さんは夏でも涼しげだが、選考は辛口、会議は、あれこれと紛糾しながらも、最優秀賞、優秀賞、佳作が決まった。


選考会議あとは、恒例、わんこ蕎麦で有名な直利庵での蕎麦会席。

冷酒が似合う季節になった。
posted by 城戸朱理 at 09:39| 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする