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城戸朱理のブログ

2017年09月04日

ゲーリー・スナイダーも行ったラーメン屋

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獨協大の原成吉教授と話していたときのこと。


「よく行っていた家の近所のラーメン屋が、鎌倉に移転したんだ。
城戸さんも行ってみてよ」

お気に入りだったんですか?

「旨いんだ、ゲーリーも旨いって言ってたよ」
!!!


ゲーリー・スナイダーは、来日すると立川の原先生のお宅によく泊まっているが、そのとき、原先生は行きつけのラーメン屋にも案内したらしい。

ちなみに、ゲーリー・スナイダーを花巻の大沢温泉に連れていったのも原先生である。


原先生が行きつけにしていたラーメン屋、太陽堂は、鎌倉駅西口からすぐの御成通りに開店した。

カフェのような内装で、鎌倉でも人気店になりつつある。


9月2日、横浜に出かける前に、バンビことパンクな彼女が、太陽堂に行ってみようと言い出したので、お昼は久しぶりにラーメンを食べることにした。


原先生はいつも塩ラーメンを頼むと言っていたので、バンビは塩ラーメン、私は醤油ラーメンにしてみる。

私は味玉を、バンビは味玉に海苔2枚を追加。


このラーメンが、なんとも独創的だった。


まずはスープを口にして、「美味しい!」とバンビ。


麺は中太のストレート麺で、京都の天下一品ほどではないが、スープは粘度が高く、どろりとしている。

味は濃厚で、付け麺のスープのようだったが、聞けば、豚骨と鶏と大量の野菜で取ったスープに、毎朝、魚介系の出汁を加えているのだそうだ。

いわゆるWスープになるわけだが、旨みが渾然一体となっていて、素材がまるで聞き取れない。

塩ラーメンは、バジルがスープの奥に潜んでいて、涼感を運んでくる。


隣の家族連れも「美味い!」と声を挙げていたが、鎌倉にはなかったタイプの店で、叉焼も柔らかく、バンビは「次はチャーシュー麺でもいいね!」と喜んでいた。

鎌倉で、ゲーリー・スナイダーも行ったことがあるラーメン屋に行こうというイベントでも、誰か企画しないだろうか?


ラーメンはイノベーションが進んで、今や和食の一ジャンルを形成しているが、なぜか、この日は横浜で、ダンサーの笠井瑞丈さんともラーメン談義になった。

瑞丈さんは、週に3、4回はラーメンを食べるというほどのラーメン派で、横浜の吉村家を元祖とする濃厚な家系が好み。

「つけ麺の元祖」池袋・大勝軒の山岸一雄や「ラーメンの鬼」戸塚・支那そばやの佐野実の話題になったのだが、横浜能楽堂で、そんな話をしていたのは間違いなく、私たちふたりだけだろう。
posted by 城戸朱理 at 10:22| 美味しい話 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする