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城戸朱理のブログ

2019年11月04日

湘南の居酒屋・昇、その2

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鰯のつみれは品よく味が澄み、酒を呼ぶ。


ニンニクを揚げるいい匂いがしてきたので、バンビことパンクな彼女が「んふ。何のお料理かな?」と興奮していたら、それが鰹の塩叩きだった。

鰹の表面を炙って、大根やミョウガがどっさりと乗っている。

味はついているので、かぼすを絞っていただくのだが、野菜と一緒に食べる鰹は、単純にお造りとは言えない別の料理になっていた。

箸休めに栗の渋皮煮をもらって、最後に松茸の土瓶蒸しを。

名残の鱧と走りの松茸を味わいながら、杯を傾けた。


「板前ダイニング」をうたうだけあって、居酒屋の水準ではない。

バンビは「京都にいるみたいだよ!」と喜んでいたが、値段は居酒屋のそれである。
posted by 城戸朱理 at 14:55| 美味しい話 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

湘南の居酒屋・昇、その1

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酒好きの間で「日本一の居酒屋」と呼ばれているのが、大塚の江戸一。

酒は、灘の白鷹が江戸一のために仕込んだ二年古酒、褒紋正宗を夏でも燗で。

大塚時代の田村隆一が日参した店だが、「東京人」で田村さんと江戸一の女将さんが当時を回想する対談をしたことがあったっけ。

たしかに、素晴らしい居酒屋だが、私は言語学者の前田英樹さん、テレコムスタッフの清田素嗣さんと行ったのが最後で、長らく行っていない。


一方、湘南で居酒屋というと、私が知るかぎりでは藤沢の久昇(きゅうしょう)が最高だった。

干し海老やイカゲソが入ったおからや牛筋の塩旨煮、お造りもよければ締めの親子丼も美味い。

江戸一より庶民的な店で、チューハイやらサワー類もある。

料理にも、ひと工夫あって、アンキモのマデラ酒ソース、松茸と鱧のにゅうめんといった季節メニューもあった。

藤沢周氏と鎌倉を離れて久昇で落ち合い、開店から閉店の時間まで飲んだことも一度や二度ではない。


ところが、連日賑わっていたのに、久昇は2017年10月に閉店してしまった。

残念に思っていたところ、久昇の料理人の方々が何店舗かで新たに営業しているのを知った。

そのうちの一軒が、板前ダイニングをうたう「酒魚彩 昇(しょう)」。


9月28日、ラグビーW杯、日本vsアイルランド戦のあとで訪れたのだが、かつての久昇の味を引き継ぐだけではなく、さらに私好みの店になっていた。


栗豆腐、菊花・春菊・茸、柿の白和え、生ハムの押し寿司と、突きだしからして手がこんでいる。

ビールは「赤星」ことサッポロのラガー。

おからと牛筋の塩旨煮は、かつての久昇の定番だが、これは変わらぬ美味さ。

日本酒の品揃えも新政、赤武、春鹿など、充実しているのが嬉しい。
posted by 城戸朱理 at 14:54| 美味しい話 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

誰がための散歩???

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「今日はお散歩に行くのかな?」

なぜか、今年の新年から、バンビことパンクな彼女がやたらと散歩に行きたがるようになった。

初詣に行った鶴岡八幡宮で、バンビは「お神酒をちゅーっと飲むんだよ!」と、お神酒をいただいていたが、初詣でさえ、主たる目的は「ポケモンGO」。

それ以来、歩き回ってポケモンを捕まえ、「たまご」を孵化させ、さらにジムでバトルするために、私が散歩に連れ出されるようになっとしまった。

私の後ろを歩いていれば、安全にポケモンGOに熱中できるからである。

困ったものだが、散歩は私の日課なので仕方がない。


バンビはイーブイを進化させたシャワーズやブースターをジムに置いて戦わせていたのだが、どちらも小さい。

丸々としたカビゴンを捕まえたかったのだが、カビゴンはレアなポケモン、滅多に出てこないから捕まえられないのがバンビの悩みだった。

ようやくハワイで一匹捕まえて喜んでいたところ、その後、日本でも大発生したので、捕まえまくり、今度はカビゴンだらけになってしまった。

しかも、カビゴンに「鎌倉文士」という名前をつけて、ジムで戦わせているではないか。


ここまで書いたところで、隣室から「ピカチュウ!」というバンビの声が。

ハロウィーンの時期は、仮装したピカチュウが出るので、最近はピカチュウばかり捕まえている気配がある。

パンクだから仕方がないが、より厳重な注意が必要である。
posted by 城戸朱理 at 14:43| エッセイ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする