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城戸朱理のブログ

2019年11月23日

mad bambiの骨董、その2

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出光美術館の学芸員をされている柏木麻里さんが「明治、大正から昭和初期にかけての戦前に、かわいいものってありますよね」と語られていたが、バンビことパンクな彼女も、よく、そのあたりのものを掘り出してくる。

もっともバンビの場合、時代は関係なく、絵付けが面白いとか可愛いとかいったパンクな基準があるらしい。


ガラス器はバンビが好きなもののひとつだが、プレスガラスの小皿は手塩皿に、リキュールグラスほどの小さなカップはビネガーやオリーブオイルを入れるのに使う気らしい。



小皿も、当然、絵付けの面白さで選ぶことになる。

明治の銅版転写による印判手の小皿は「ハート型だよ、珍しいんじゃない!」と言って、鎌倉の骨董屋でバンビが買ったものだが、これはハートではなく、吉祥文の桃を窓絵にして富士山を描いたものだろう。

もう一枚は、バンビが言うには「珍しくも踊る福助」ということになる。

大正あたりの美濃の産だろうか。



円山応挙を思わせる仔犬の絵皿は、バンビが大事にしているもので、金彩がはげないよう、あまり使わないようにしているようだ。

とぼけた仔犬がなんともいい味を出しているが、わが国の絵皿には、猫よりも犬の絵柄のほうが多いような気がする。


江戸時代後期に賀集民平が開窯した淡路焼は、黄釉や緑釉を施した小判型や角型の小皿をよく見かけるが、バンビが京都で選んだのは、関東では、あまり見かけない黄釉の桃型の小皿と花図絵付け皿。

緑釉の竹を模した小鉢は、私が以前、見つけたものだが、こういった小さな色とりどりの器は、食卓を賑やかにしてくれるのがいい。


淡路焼の竹を模した大きな鉢もあるのだが、そちらは、主にとろろを作るときに使っている。


ほとんどが京都の寺町あたりの骨董屋でバンビが取り上げたものだが、こうして食器棚には、パンクな骨董が増えていくのだった。
posted by 城戸朱理 at 00:02| 骨董・工芸 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする