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城戸朱理のブログ

2020年05月05日

韓国の季刊文芸誌「ASIA」で詩三篇が翻訳、紹介されました

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韓国で刊行されている季刊文芸誌「ASIA」に、私の詩、三篇の翻訳が掲載された。

新型コロナウイルスのパンデミックのさなかだけに、刊行が遅れるのではないかと思っていたのだが、韓国はコロナ封じ込めに成功し、すでに経済活動を再開、コロナ対策の世界的な規範として仰がれているだけに、出版も遅延なく進んでいるようだ。

「ASIA」誌は、裏表紙が本文紙をくるむ形の凝った装幀で、本文にも写真を地に敷くなど、実に洗練された造本になっている。

私の詩が韓国で紹介されるのは、これで三回目になるが、今回は、光栄なことに、表紙にも私の写真やプロフィールが配されており、いささか驚いた。


翻訳されたのは、「漂鳥」(『幻の母』所収)、「凍った空」(「現代詩手帖」2013年1月号)、「国境」(「現代詩手帖」2020年1月号)の3篇。

作品はハングルだが、プロフィールなどはハングルと英語併記になっており、日本よりはるかに世界を意識しているあたりが、文学も含めた韓流の特長だろう。


私の詩が海外で紹介されるのは、近年ではドイツで『漂流物』が部分的に翻訳、紹介され、フィンランドで『幻の母』が全訳、単行本化されて以来だが、自分の書いた作品が、異国語へと越境していくのは、不思議な興奮があるのは否めない。

次は、アメリカで刊行される選詩集になるが、こちらも遠藤朋之和光大准教授が翻訳を進めてくれており、実現を待っているところだ。

アメリカのいくつかの大学で講演する予定があったのだが、これはコロナ禍で実現しそうもない。

実現できないという障害があるならば、実現できることに向かい会えばいいわけだから、迷いはないが、
世界が、目に見えないウイルスのせいで、ここまで変わってしまったということは、人類の文明の黄昏を感じさせるものがある。
posted by 城戸朱理 at 22:19| | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする