月曜日は、「現代詩手帖」年鑑の詩論のゲラを戻し、
さらに、続きを書き始めた。
しかし、眼性疲労から来るものなのか、
肩こりがひどく、午後は散歩に出かける。
大船まで行ったのだが、歩いてみると、
賑わっているのは、ユニクロと百円ショップと
物価が安い仲通り商店街だけである。
これも世界同時不況の影響か。
あれこれと日用品を買い物して帰宅。
仲通り商店街の魚屋で選んだ
生ウニや帆立の刺身で晩酌する。
火曜日は、午前中に執筆。
夕方には、湘南新宿ラインで渋谷に出て、
田園都市線で三軒茶屋へ。
世田谷パブリックシアターのシアタートラムで、
岡田利規演出、安倍公房原作の「友達」を観る。
出演は、ベジャール・バレエ・ローザンヌの
プリンシパルだった小林十市、大駱駝艦の麿赤兒、
寺山修司の天井桟敷の中心的な役者だった若松武史、
青い鳥を率いて、80年代の小劇団ブームを牽引した木野花と曲者ぞろい。
劇団チェルフィッチュを主宰し、注目を集める小林利規は、
斬新な解釈と方法で安倍公房作品に挑んだが、
異物感に満ち、奇妙な間が芝居を失速させるような
何やらザラザラした演劇だった。
この失敗の仕方に、岡田利規という演出家の
特異さが出ているあたりが面白い。
偶然、建畠哲さんにお会いしたが、
学生時代に寺山修司や唐十郎に熱中した建畠さん、
近年は、また芝居熱がぶり返し、
よく演劇を御覧になっているのだとか。
「TOLTA」の山田亮太氏に演劇に関わる立場からの
感想を聞けたのも、大いに参考になった。
芝居のあとは、出演者によるトーク。
終了後、楽屋の麿赤兒さんに挨拶し、
忘年会での再会を約してから、
田園都市線で中央林間に出て、小田急線で藤沢へ。
藤沢の中華料理店、萬福楼で、
前菜や点心をもらって、紹興酒を飲み、
タクシーで帰宅したのは、午前2時だった。



