
高岡修・山下久代両氏は、
俳誌「形象」の主催と編集長という師弟関係、
さらには出版社ジャプランの
社長と社員という雇用関係でもある。
そうなはずなのだが、お二人のやり取りは、
吉本興業の芸人より面白いのは、なんでだろう?
「今回は全社を挙げて鎌倉に来ました」と高岡さん。
そう、ジャプランはお二人でやっているのだ。
「久代くんが仕事が忙しくて、
家に帰れなかったときに、
久代くんのお母さんから
会社に留守番が入っていたんです」
?
「久代ちゃん、身だしなみだけはきちんとしなさいよ。
高岡先生も、お金はないけど、
身だしなみだけはきちんしているでしょうって」
爆笑!!!
とはいえ、高岡さん、
けち臭ささなど欠片もない快男児である。
さて、月曜日。
高岡さん、山下さんは10時にホテルをチェックアウト。
10時半に鎌倉駅で待ち合わせて、
小町のイワタ珈琲で朝のコーヒーを飲みつつ、よもやま話を。
イワタは大佛次郎、川端康成から澁澤龍彦まで、
鎌倉文士が散歩の途中で立ち寄った店だが、
ここでは甘党でもある高岡さん、山下さんに、
写真のプリンアラモードを注文。
昭和っぽい器が気分である。
それから、タクシーで稲村ヶ崎のロンディーノへ。
晩年の田村隆一が愛した店で、
海を見ながら、ゆっくりと昼食。
スプマンテ、2本が空き、
私はさらに赤ワインも。
田村隆一『ぼくの人生案内』(小学館)には、
ロンディーノで撮った田村さんの写真が載っているので、
持参して、田村さんと同じポーズで、
高岡さんを記念撮影したりした。
昼食後は、江の電で鎌倉に戻り、
ミルクホールで歓談。
4時に鎌倉駅でお二人を見送って、
タクシーで帰宅したのだが、
昼から飲み続けていたので、
もう使いものにならない。
覚悟を決めて、本を読みながら、
また飲み始めた。
「週刊現代」からコラムの依頼、
「毎日新聞」から、松浦寿輝さんとの対談の日程の連絡、
仕事を御一緒することになった三島由紀夫の姪御さんから電話と
私が仕事をしていないのを見計らったかのように、
仕事関係の連絡が相次いだが、
すべては、明日から。
まず、日課の詩作を明日から
再開することにしよう。
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