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城戸朱理のブログ: 『漂流物』入稿へ

2011年07月30日

『漂流物』入稿へ

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金曜日のこと、思潮社の亀岡大助「現代詩手帖」編集長が、
原稿受け取りのため、鎌倉まで来てくれることになった。


次の作品集『漂流物』の原稿である。


これは、鎌倉の海岸に打ち寄せられた漂流物の写真を撮っては、その写真に言葉を添えていったもので、
全5章のうち、1章のみが、福岡の海の中道で撮った写真がもとになっているが、
残りの4章は、鎌倉の七里ヶ浜、由比ヶ浜、材木座で撮った写真に言葉を添えたものになる。

いわば、鎌倉の波打ち際から生まれたテクストと言えるだろう。


写真に言葉を添えるようになったとき、散文なのか、散文詩なのかは意識せず、
内発的に生まれてくる言葉を書き止めていったのだが、
結果としては、散文の裂目から詩が覗くようなテクストを意識するようになった。

これは私の第9詩集ということになるのだろうか。


原稿は、昨年、2月に『世界-海』『幻の母』2冊の入稿原稿を完成させたあと、
推敲しながら、原稿用紙に万年筆で清書して出来上がっていたが、
そこに、今月、さらに一篇を追加し、完成。


問題は、写真の指定で、どうしたら分かりやすいか考え、
最終的には、入稿原稿のコピーに、そのページに組む写真をメンディングテープで貼り込んでいくことにした。

原稿が完成しているとはいえ、数百枚もの写真から選んでいく作業だっただけに、
半日を要することになってしまい、終わったときには、しばし放心することに。


『漂流物』が手を離れたら、詩論集『都市の文書』をまとめ、
それから、年内は、中公選書の『空海』の書き下ろしに専念したいと思っている。
posted by 城戸朱理 at 08:15| 城戸朱理の本 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする