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城戸朱理のブログ: 「杉中昌樹詩論集 I」

2011年11月16日

「杉中昌樹詩論集 I」

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小樽で個人誌を編集・発行している杉中昌樹氏の詩論集が届いた。

手製らしく、無綴だが、逆に品位のある仕上がり。

今日では、さまざまな活動の仕方があるのを教えてくれるが、
内容的には、私も含めた4人の詩人の1冊の詩集を取り上げて論じるもので、
このテクストに寄り添う姿勢は貴重だと思う。


感覚的に好悪や良し悪しを語るのでは、読書感想文にもならない。

一篇の詩を、そして一冊の詩集を、きちんと読み解くむという、
忘れられがちな詩論の基本が、ここでは踏まえられている。


取り上げられているのは、以下の4冊。


瀬尾育生『ハイリリー・ハイロー』

杉本真維子『袖口の動物』

城戸朱理『非鉄』

野村喜和夫『言葉たちは芝居をつづけよ、つまり移動を、移動を』


この選択じたいに、論者の現代に対する視点と詩観が現れているのだろうが、
I巻ということは、続きも刊行される予定なのだろう。

次は、どんな詩集が取り上げられるのか、楽しみだ。
posted by 城戸朱理 at 07:14| 詩誌・詩集評 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする