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城戸朱理のブログ: 詩集『水都』へ

2012年08月06日

詩集『水都』へ

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今回、あらためて確認したのは、盛岡の景観を特徴づけているのが、川と橋だということだった。


盛岡駅前には「ふるさとの山にむかひて言ふことなし ふるさとの山はありがたきかな」という石川啄木の歌碑があるが、
駅前の通りには、北上川にかかる開運橋があり、橋上からは啄木が歌った岩手山を遥かに望むことができる。


街中を流れる中津川には、秋には鮭が遡上し、冬には白鳥が飛来するが、
上の橋、中の橋、下の橋と、橋によって川の姿も変わり、興趣が尽きない。


盛岡市内を流れる川は、九十余、そこにかかるのは四百余橋だったろうか。

市内には湧水も多く、いまだに人々の生活を潤している。


その意味では、盛岡は、川と橋の街であり、水都なのだと言えるだろう。


かつて、私は非在の故郷をめぐる詩集『不来方抄』を書いた。

不来方とは、盛岡の古名で、二度と来ないところという意味だが、
いずれは、現実に存在する故郷について、詩集『水都』を編みたいと思っている。
posted by 城戸朱理 at 10:57| 城戸朱理の本 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする