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城戸朱理のブログ: 新たな詩集『火山系』、そして『永遠の火』へ

2012年10月09日

新たな詩集『火山系』、そして『永遠の火』へ



この一週間ほど、新たな詩集の構想が渦巻き、少しずつ執筆を進めている。


「花椿」12月号の巻頭詩には、「朝日新聞」2011年1月4日夕刊に続く『白鳥伝説』の一篇を執筆した。

これは、かねてから予告しているように『不来方抄』『幻の母』に続く、起源をめぐる三部作の完結篇となる。


だが、花椿賞30周年を記念して刊行されるアンソロジーには、『白鳥伝説』の一篇ではなく、新たな連作『火山系』の一篇を寄稿することになった。

『火山系』は、『非鉄』『地球創世説』『世界-海』といった系譜に連なる詩集となるはずだが、作者にとっても、いまだ全体像は明らかではない。


「現代詩手帖」の依頼にも『火山系』の一篇を書き下ろすべく着手しているのだが、そのかたわらで、書物という概念をめぐる詩集の構想が立ち上がり、メモを取っている最中なので、こちらを「現代詩手帖」に発表することになるかも知れない。

この「書物」をめぐる連作は、『永遠の火』というタイトルを考えている。


もちろん、これまで書き継いできた『世界の果て World on the Edge』『失題』という連作もあるし、すでに、このブログで予告したように『不来方抄』と対を成す『水都』の構想もある。


また、『漂流物』をまとめる過程で、派生するように立ち上がってきた企画もあるのだが、これは長い旅が必要となるので、書き始めるまでには、それなりの時間が必要だろう。


どういう順で、単行本になっていくのかは、私にも分からないが、とりあえず、年内は、折りをみては詩作を進めるとともに、骨董・茶の湯をめぐるエッセイ『日本人の眼』を入稿し、『空海』の書き下ろしに専念したいと思っている。
posted by 城戸朱理 at 12:07| 城戸朱理の本 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする