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城戸朱理のブログ: 書き下ろしの企画

2013年02月05日

書き下ろしの企画

先々週のこと。

週末に、発表するあてのない古本についてのエッセイ原稿を書いていた。


バンビことパンクな彼女が発案した「勝手に書き下ろし計画」の一環である。

これは、版元が決まっていなくても、自分が書いていて楽しい原稿を勝手に書き下ろしてしまうという企画で、
依頼原稿に追われる身には、精神衛生上、きわめていいし、たとえ、刊行されなくても原稿は残る。

いや、残らなくても構わない。

とにかく、昨年は疲れることばかり、しかも休みもろくに取れなかったので、
気ままに何かを書くということなどできなかった。

だから、こんなことをしているのが、楽しくて仕方がない。

いざ、書き始めたら熱中し、2日間で一冊の導入となる40枚ほどを書き上げてしまった。

トータルで250枚前後を考えているので、あと200枚強。

ただし、導入以外は、ルポというか体験記になるので、これは実際に歩き回ってからでないと着手できない。


詩作は異様な緊張を強いるし、批評を書くのも物理的に疲れるが、
気分転換まで、勝手にエッセイを綴っているのだから、病気のような気がしないでもない。

だが、こういう時間も必要なことを痛感。


週明けに推敲の手を入れ、プリントアウトした。


そして、先週の水曜日。

徳間書店の書籍編集部の加々見正史編集長と打ち上げで会った。

加々見さんの依頼で始まった4年越しの「アサヒ芸能」連載書評が、ひとまず終わったので、その打ち上げである。

ここで、くだんの古本エッセイのことに話が及び、結局、秋に刊行される運びに。

かくして、勝手な書き下ろしは、本当に書き下ろしになってしまったのだった。
posted by 城戸朱理 at 09:37| 城戸朱理の本 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする