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城戸朱理のブログ: 西部家の食卓

2015年10月28日

西部家の食卓

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「表現者」座談会で富岡幸一郎氏が、小林秀雄と坂口安吾の対談のとき、ふたりが酔っ払ってしまって、対談が空中分解してしまったことを語ったら、西部邁先生が、いきなり「智子、ビールを出しなさい」と言い出した。

さっそく、西部智子さんが、ビールではなくワインを出して下さったので、飲みながらの座談会となる。


白ワインのボトルが空くと、次は赤ワイン。


カマンベールチーズとサキイカを肴に飲み、座談会が終わると智子さんが食事を用意してくれた。

築地まで行って仕入れたというタラコを軽く焙ったもの、さらに、干し貝柱を入れた出汁で茸を炊いたもの、それにイクラ御飯である。

イクラは、やはり築地で仕入れた生筋子を、智子さんが、ぬるま湯で揉んで作られたもので、白鮭の大粒なイクラだった。

これが絶品で、日本酒が欲しくなる。


食事のあとは、祖師ヶ谷大蔵のBAR ROSEに席を移して、さらに飲んだのだが、ここで西部先生が三橋美智也をリクエスト。

「三橋美智也は、日本きってのベルカントだね」と西部先生。

合わせて歌う西部先生の声が、実にいい。


この日は、富岡幸一郎氏と祖師ヶ谷大蔵からタクシーで武蔵小杉に出て、横須賀線に乗り、グリーン車でさらに酒盛りをしながら帰った。

仕事のはずなのに、飲んでばかりとは、これいかに?
posted by 城戸朱理 at 07:15| 美味しい話 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする