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城戸朱理のブログ: 岡晋吾・天平窯の器

2015年11月28日

岡晋吾・天平窯の器

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唐津で、岡晋吾さんの天平窯を訪れたときに、選んだ器が宅急便で届いた。

いざ自宅で見ると、ギャラリーで拝見したときよりも存在感がある。


求めたのは、色絵の盃ふたつと同じく色絵の小皿2枚。

盃は、呉須赤絵白金彩菱文六角盃と呉須赤絵萩文面取盃で、古拙な味わいが漂うこの盃は、お正月に下ろそうと思っている。


初期伊万里とみまごう染付皿は、呉須に泥を混ぜ、あえてにじみが出るようにしているそうだが、筆ばかりではなく、草葉や枝も使うという絵付けの、柔らかな描線が美しい。

しかも、胎土には、古伊万里と同じく有田泉山の磁石が使われているため、磁器なのに温かみがある。


白磁の皿と湯呑みは現代的な造型だが、白磁釉だけで焼かれた器は、初期伊万里に特有の釉垂れも見えて、落ち着いた佇まい。


ちょうど、荷物が届く前日に、岡晋吾の新たな作品展の案内が届いたが、この日本橋高島屋での展覧の副題が「アバンギャルドなものII」。

残念なことにスケジュールが合わず、立ち寄ることはできないが、古陶の再現ばかりではなく、新しい造型や絵付けにも挑むあたりが、この陶芸家の魅力だろう。


家人も大いに気に入って、最近は食卓に天平窯の器が乗らない日がないほどだ。

花唐草染付皿に無花果を、白磁皿にせいこ蟹を盛ったりしたのだが、実に料理が映える器で、重宝している。
posted by 城戸朱理 at 09:42| 骨董・工芸 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする