サーチ:
キーワード:
Amazon.co.jp のロゴ
城戸朱理のブログ: 春の「ごだん宮ざわ」へ、その2

2016年03月28日

春の「ごだん宮ざわ」へ、その2

__0835.jpg__0834.jpg__0833.jpg__0832.jpg__0831.jpg



明末清初の古染付に盛られたお造りは、三重県、安乗産の平目。

下にはウニが隠れており、花山葵、しその花、塩昆布、海苔があしらわれている。

これを混ぜていただくのだが、これでは、日本酒を頼まないわけにはいかない。


焼物は、鱒の木の芽焼きで、器は尾形乾山、色絵若竹図色紙皿である。

木の芽の香りが立ち、皮目はパリッと、身はふうわりと焼き上げられた鱒と乾山の絵皿が、五感で春を感じさせてくれる。


ふきのとうの天ぷらをあしらった名物の焼き胡麻豆腐は、胡麻豆腐自体にもふきのとうが練り込まれていて、胡麻の豊かな風味に、ほのかな苦みが隠れた逸品。


端正な高麗青磁で供された筍は、洛西、塚原で採れる白子筍。

甘みがあって柔らかく、筍の最高級品とされるが、雑味がまったくない、すっきりとした出汁が、また見事だった。
posted by 城戸朱理 at 14:05| 美味しい話 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする