
先週、22日(金曜日)は、第7回鮎川信夫賞贈呈式が、私学会館アルカディア市ヶ谷であった。
フェリス女学院大学での講義を終えて、そのまま東京に向かう。
市ヶ谷のアルカディアにチェックインしてから、隣の勘寿司で遅い昼食を取った。
贈呈式は、6時半から。
詩集は蜂飼耳さんの『顔を洗う水』、詩論は山内功一郎さんの『マイケル・パーマー』が受賞。
受付で藤井一乃「現代詩手帖」編集長に、「城戸さんが、こういう席にいらっしゃるのは珍しいですね」と言われたが、蜂飼さんとは「詩とファンタジー」の選考で御一緒しているし、山内功一郎静岡大教授は20年来の友人である。
出席しないわけにはいかない。
会場には、山内先生の恩師、原成吉獨協大教授や新倉俊一明治学院大名誉教授の姿も。
向山守先生も静岡から参加。
贈呈式は、思潮社の小田久郎会長の挨拶で始まった。
選考委員の北川透さんが蜂飼さんの詩集を、吉増剛造さんが山内さんの評論集について語り、続けて受賞者のスピーチ。
気づくと、バンビことパンクな彼女も到着して、写真を撮りまくっている。
詩人だと、渡辺武信さん、荒川洋治さん、野村喜和夫さん、朝吹亮二さん、石田瑞穂さんから暁方ミセイさん、文月悠光さんといった方々が。
故郷、熊本が被災した広瀬大志くんは、さすがに動揺を隠せない様子だった。
もっと、ゆっくり話せるとよかったのだが。
アルカディア市ヶ谷の別の会場に席が用意されていた二次会には、田野倉康一くんも駆けつけた。
終了後、山内先生、バンビとともに近くの居酒屋で、さらに祝杯をあげる。
翌日は、チェックアウトして、山内先生を見送ってから、神田古書店街に寄った。