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城戸朱理のブログ: BAR レザーエプロンで

2016年10月28日

BAR レザーエプロンで

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夕食のあとは、タクシーでダウンタウンに向かった。

私がジョン・ロブを購入した靴店レザーソールが経営するバー、レザーエプロンに寄るためである。


レザーエプロンは、ラウンジスペースもあるが、カウンターはわずか6席のみ。

この店を見つけたバンビことパンクな彼女が、渡航前に予約をしてくれたのだった。


場所は、オフィスビル街の一角、ビショップ通りとクイーン通りの角に建つトパ・ファイナンシャル・センターの中2階。

霞ヶ関のガスライトのように、隠れ家的な店である。


モンキーポッドの樹で作られたカウンターに座ると、メイン・バーテンダーのジャスティンが迎えてくれた。

ジャスティンは、ワールドベスト・バーテンダーのマイタイ部門で、2013年と2015年の二度、チャンピオンを獲得している。

まずは、そのマイタイを頼む。

シェイクしたマイタイをグラスに注ぎ、なんとティキのなかに。

しかも、煙がもくもくとティキから出てきたではないか!

ハワイの香木、キアヴェでスモークし、カクテルにフレーバーを移すのだという。

しかも、キアヴェも革のエプロンも、ジャスティンが自作したものだというのだから、面白い。

ワールド・チャンピオンのマイタイは、繊細かつ複雑微妙、やはり絶品だった。


日中、レザーソールに寄ったと言うと、ジャスティンが、「僕も履いているよ」と見せてくれた足元は、オールデンのコードバンのプレーントウ。

カクテルを前にして、ダウンタウンの夜は更けていく。


ジャスティンは、10回も来日したことがあるというほど日本通で、ジャパニーズ・ウィスキーも充実しているし、カクテルにも柚子や紫蘇、さらには和三盆など日本の食材を活用している。

和三盆を煮詰めたシロップや紫蘇をグラスに巻いたカクテルなど、日本人のバーテンダーが思いつかない発想が随所に見受けられ、それがまた楽しかった。
posted by 城戸朱理 at 10:02| 美味しい話 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする