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城戸朱理のブログ: 死者を見送って

2017年03月18日

死者を見送って

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2010年の暮れに受け取った岩手日報学芸部長、一戸彦太郎さんの急逝の知らせは、ショックだったが、翌年3月には、東日本大震災が起こり、2万を超える方が犠牲となった。

南相馬で入院中だった父方の伯母は、ヘリコプターで搬送された病院で亡くなり、さらに原発事故で双葉町から福島市に避難した母方の伯父が亡くなった。

翌年には、友人の日本画家・瓜南直子さんが病で急逝、さらに父が倒れ、入退院を繰り返して亡くなった。

2年前には、母も逝き、去年は、母方のもうひとりの伯父も亡くなった。


何やら、死者を数える日々が続いているような気さえするが、両親が暮らした家を訪ねても、かなしい気持ちにしかならなかった。

鍵を持っていないので、中には入れなかったが、この家で、25歳の私は、第一詩集『召喚』のゲラに手を入れ、「三ツ石伝承」(『戦後詩を滅ぼすために』所収)を書いたのだった。

それから、30余年を経て、家も記憶のなかに沈みこんでいるかのようだ。
posted by 城戸朱理 at 11:23| 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする