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城戸朱理のブログ: 第三次こけしブーム???

2017年03月18日

第三次こけしブーム???

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戦前、そして高度成長期に続いて、現在は、第三次こけしブームなのだとか。

手作りの伝統工芸品なのに、数千円で入手できることから、若い女性を中心に人気が高まり、こけし女子、略して「こけ女」なる言葉まで生まれたほど。


不定期月刊(?)のこけしと温泉の専門誌「こけし時代」もひそかに人気らしいが、実は、この雑誌を編集しているのは、バンビことパンクな彼女の友人なのである!


ちなみに、こけしは、江戸時代から東北地方で作られてきたが、地方ごとに呼び名は違ったそうだ。

それが、昭和15年(1940)に宮城県の鳴子温泉で「全国こけし大会」が開催され、こけしという名称が定着することになったらしい。


第一次こけしブームは、昭和6年(1931)に刊行された『こけし這子(ほうこ)の話』がきっかけだったという。

著者は、児童文学者の天江富弥。

初めて、こけしを系統別に体系化した本なのだが、この影響でコレクターが急増。


第二次こけしブームは、昭和30年代後半から40年代前半にかけての高度成長期で、道路や交通機関の整備が進んだおかげで、賑わうようになった温泉地の土産物として、こけしが飛ぶように売れたのだとか。

第一次こけしブームが、民芸品や骨董の収集家や都市部のインテリ層によるものだったのに対して、第二次ブームの中心になったのは、サラリーマン。

それだけに、売れ行きも凄く、最近、骨董市を覗くと、異様にこけしが目につくが、この第二次ブームのときに買われたこけしが売りに出されているのだろう。


現在の第三次こけしブームは、女子が中心で、素朴なゆるキャラとして人気を博している。


そして、バンビは、こけしが静かなブームになる前から、こけし風の髪型にして、生きているこけし=生(なま)こけしになって遊んでいたわけだから、先見の明があったと言えなくもない。

いや、ちょっと待てよ。

こけしを飾って和むのと、自分がこけしになるのでは、かなり違うか。
posted by 城戸朱理 at 11:25| エッセイ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする