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城戸朱理のブログ: バンビ=鹿千代の悪だくみ???

2017年03月25日

バンビ=鹿千代の悪だくみ???

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あるときは、生きているこけし=生(なま)こけし。

そして、あるときは、子供剣士・鹿千代。

しかして、その実体は――

そう、バンビことパンクな彼女である。


「鹿千代にござりまする!」

また、鹿千代になってしまった――

「ちっちゃいのでござりまする」
・・・

困ったことに、鹿千代は六つか七つの子供という設定なのだ。

「鹿千代は、お腹が空きましてござりまする」
・・・・・・

何か作ってくれという意味である。


仕方がないので、私が昼食の準備をすることにした。

考えてみると、ここ数年、多忙を極めていたせいもあるが、料理はバンビに任せっぱなしだったから、私が厨房に立てるというのは余裕ができてきたということで、悪い話ではない。


ラードでタマネギのみじん切りと挽き肉を炒め、さらに人参、キャベツをさっと炒めて、鳥ガラスープで煮てから味噌を溶く。

生麺を茹で、茹で玉子をトッピングして、味噌ラーメンを作ったのだが、ちょうど出来上がったところで、バンビ=鹿千代がやってきた。

スープには仕上げに、おろしニンニクとショウガ、そして山椒を。

これで、味噌ラーメンの名店、さっぽろ純連風になる。


「美味しゅうござります」
・・・


そして、翌日。

夕方にバンビ=鹿千代からLINEで連絡が来た。

「鹿千代は、お肉を食べとうござりまする」
・・・

「京都の焼肉はつだ風にお願いいたします」
・・・・・・


焼肉はつだのタレが買ってあったので、バンビ=鹿千代が自分用に買ってあった牛肉を、はつだ風に焼いていたら、バンビが帰ってきた。


「ステーキも焼いてほしゅうござりまする」
・・・

冷蔵庫を覗いてみたら、綺麗にサシが入った和牛A5等級のステーキ肉が。

どうやら、自分用にステーキ肉も買ったらしい――

「にゃふ〜ん!」と喜びながら、ステーキ肉をカゴに入れるバンビが、目に浮かぶかのようだ。


かくして、私は焼魚、バンビはステーキと焼肉の夕食になったのだが、なにせ鹿千代は六つか七つの子供という設定だから、鹿千代になられると料理も私がせざるをえない。

ひょっとして、それがバンビの狙いだったのか!?


パンクだから仕方がないが、さらなる警戒が必要である。
posted by 城戸朱理 at 09:51| エッセイ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする