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城戸朱理のブログ: 水原紫苑さんのノート

2017年04月14日

水原紫苑さんのノート

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桜の季節の京都を舞台に、水原紫苑さんが歌を詠むドキュメンタリー「H(アッシュ)」は、今年で3本目になる。

水原さんは、毎回、新しいノートを用意して吟行に臨むが、今回は着物によく映える桜色のノートだった。

ロケの2日間に生まれた短歌は、なんと50首近い。

これから取捨選択して、推敲もされるわけだから、最終的には30首ほどになるのかも知れないが、短歌を書き始める、まさにその瞬間、水原さんは中空を見つめ静止する。

それから、おもむろに筆を取り、短歌を書き始めるのだが、その姿は、憑代(よりしろ)のようでもある。


磐座(いわくら)や神籬(ひもろぎ)に降り立ちながらも、すぐさま世界の背後に退く神が、水原さんの身体を借りて残したものが、水原紫苑の短歌なのかも知れない。
posted by 城戸朱理 at 12:36| 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする