
流響院の池には、琵琶湖疎水の水が引かれている。
そして、茶室なら蹲(つくばい)の水音が、庭の奥なら小川のせせらぎが、母屋の前なら滝音が、というように場所によって聞こえる水音が違う。
滝は二段になっているが、その前に斜めになった松が配され、滝そのものは見えない。
唯一、滝を見ることができるのは池の飛び石からで、気づくと神野紗希さんが、その位置の飛び石に座っていた。
神野さんが、流響院でいちばん好きな場所だというが、滝を見ながら、どんな句を考えているのだろうか。
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