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城戸朱理のブログ: エルスール財団記念館・詩とダンスのミュージアムへ

2017年05月02日

エルスール財団記念館・詩とダンスのミュージアムへ

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連休を前にした4月27日(木)は、4月1日にオープンしたエルスール財団記念館・詩とダンスのミュージアムに行った。

井の頭線新代田駅から歩いて10分ほど。

野村喜和夫・眞理子夫妻が設立したエルスール財団は、現代詩・フラメンコ・コンテンポラリーダンスの新人賞を運営されているが、かつての野村邸を改装した記念館は、前例のない詩とダンスのミュージアム。


詩人、野村喜和夫の展示室、ダンスの展示室のほかに、野村さんの20年来の書斎も公開されている。

そこで、野村さん自身も展示品となって(?)、執筆の様子まで公開するのかと期待したが、現在の書斎は、隣の自宅にあるそうだ。

残念。


かつての眞理子さんのフラメンコのアトリエだった一階のスペースは、カフェになり、イベント会場にもなる。

二階には視聴覚室もあり、ここでEdgeをライブラリー化したいという要請が野村さんからあったので、今回はEdgeの歴代担当者である設楽実、平島進史、西森基文氏とうかがった。

近日中に、Edgeが、エルスール財団記念館でも視聴できるようになる予定である。


カフェであれこれ話していたとき、バンビことパンクな彼女が見つけて喜んだのが、「食品衛生管理者 野村喜和夫」のプレート。

さっそく、野村さんに持っていただいて、記念撮影をした。


約3000冊の詩歌関係の蔵書は、書斎に、カフェ・スペースには、それ以外の蔵書が壁一面の書架に並べられ、階段を始めとして、至るところに野村さんがコレクションした版画などの美術作品が展示されている。

いわば、野村喜和夫の内面が、外在化したかのような記念館なのだが、実に居心地がいい。


私たちが雑談していたら、アーティストの石田尚志さんがふらりと訪れたりしたが、次第に、さまざまな人が集う場所になると面白いだろう。

野村さんは、草野心平のやっていたバー「学校」や吉原幸子が自宅の一部を解放した「水族館」のように、
詩人たちが集う場を作るのが「歴程」の伝統であり、それを踏まえたものと言っていたが、踏まえようにも、現実にやろうとしたら、経済的にも時間的にも大変な労力が必要となる。

実際、エルスール財団記念館の開設には1億円以上がかかったそうだが、それを飄々と実現してしまうあたりが、野村さんの真骨頂なのだろう。
posted by 城戸朱理 at 13:34| 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする