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城戸朱理のブログ: 御食事処やはぎの夕食、その1

2017年07月29日

御食事処やはぎの夕食、その1

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以前、エッセイストの平松洋子さんに、東中野の面白い店に連れていってもらったことがある。

メニューは、「肴」のみ。

これを頼むと、野菜や豆腐、煮豆や青魚を締めたものなど十数品が出てくる。

通いたくなるような店だったが、店を出てからの平松さんの「美味しすぎないところがいいよね」というひと言には、思わず、うなずいてしまった。


食事にも「ハレ」と「ケ」がある。

美味しすぎるものは、毎日は食べられない。

美味しすぎない、それは家庭料理にも通じるよさだろうし、職人やシェフによる手の込んだ料理も、だからこそ際立つのではないだろうか。


柳美里さんは、以前、温泉宿に長期滞在して執筆していたとき、宿の人たちと同じ料理を出してくれるように頼んでいたそうだが、たしかに毎晩、お造りに天ぷら、牛肉のオイル焼きやら何やらが並ぶような温泉宿の豪華な食事では、数日で参ってしまうことだろう。


その点、やはぎの料理は、美味しいが美味しすぎず、長期の湯治客でも飽きることがないメニューになっているのが、ありがたい。


一週間の滞在で、私とバンビことパンクな彼女が、やはぎで夕食を取ったのは4回。

晩酌がてらの食事なので、酒の肴と定食を一人前だけ頼んで、取り分けた。


ある日の夕食は、焼鳥を塩で2本、そして、餃子。

生ビールで乾杯し、定食は、鰈の唐揚げの野菜餡がけを。

これをつまみながら、飲む。


どれも素直に美味しいし、温泉のあとのビールは、ひときわ旨い。
posted by 城戸朱理 at 09:31| 美味しい話 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする