サーチ:
キーワード:
Amazon.co.jp のロゴ
城戸朱理のブログ: 湯治の達人?

2017年08月02日

湯治の達人?

IMG_7470.jpgIMG_7545.jpgIMG_74410001.jpgIMG_7437.jpg



温泉なら、何度も行ったことはあるが、一週間の湯治となると初めてだから、当初は原稿を書いたりしようと思っていたのだが、これは間違いだった。

バンビことパンクな彼女も、PCを持ち込み、写真を整理して、DVDに焼いては送り出したり、柳田国男『遠野物語』を読んだりしていたが、自炊部の湯治客は、見事なまでに何もしていない。


いつもパジャマ姿のお婆さん3人組など、温泉に浸かっては、寝ているだけ。

部屋の前を通ると、いつも、3人が布団を並べて目刺しのように横たわっているのだから、これが正しい湯治客かと感心してしまった。

だいたい、浴衣さえ借りず、御食事処やはぎに現れるときさえパジャマ姿なのだから、いつでも寝れるという意思表示をされているような気分になる。

ここまで行けば、湯治の達人だろうが、湯治とは、温泉に浸かる以外は何もしないことなのだろう。


結局、私も本は読んだが、執筆はしなかった。

バンビも後半になって、ようやくそのことに気づき、温泉に入ってはお昼寝するようになったが、これが正しい湯治というもの。


ただし、何もしないという贅沢に慣れるのは難しい。
posted by 城戸朱理 at 08:13| エッセイ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする