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城戸朱理のブログ: 城戸朱理講演を再録、「出光美術館 館報182号」

2018年04月30日

城戸朱理講演を再録、「出光美術館 館報182号」

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昨年2月に出光美術館で開館50周年記念展「古唐津ーー大いなるやきものの時代」に合わせて、私が講演させていただいた「古唐津と私」が再録された「出光美術館 館報182号」が刊行された。


この古唐津展は、出光興産の創業者、出光佐三が収集した古唐津三百余点を展示するもので、実に壮観だったが、普通なら陶磁学者や陶芸家が講演する水曜講演会に呼んでいただけたのは嬉しかった。


表紙は古唐津の奥高麗茶碗、銘「さざれ岩」。

朽ち葉色の静かな、それでいて揺るぎない姿は、奥深い魅力をたたえて、やはり、素晴らしい。


窯跡の発掘調査や科学的分析にも従事する陶磁学者や、実際に土と炎に対峙する陶芸家に比べるならば、私のような愛好家は、日々、眺めては使うという一点で陶磁器と向かい合うことになる。

そこから何が見えてくるのか。

語りつくすことは出来なかったが、この講演のおかげで気づいたこともあった。


館報182号には、私の講演のほかに、兼築信行早稲田大学教授による「和歌懐紙と披講」と出光佐三記念美術館学芸員の田中伝氏による「門司出光ギャラリー〜知られざる出光美術館前史」が収録されている。
posted by 城戸朱理 at 10:26| 仕事 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする