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城戸朱理のブログ: 大学院生との会食

2018年08月07日

大学院生との会食

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女子美大学院の授業は7月28日で終わったが、休講した分の補講が31日にあった。

これで、前期の講義がすべて終わったので、受講生と会食する。


相模大野のISETANのレストランKIHACHI、和食の食材をイタリアンに生かす熊谷喜八シェフの店である。


前菜を待つとき、院生から出た質問には考えさせられるものがあった。



「先生、20世紀の世紀末の終末感と、今の終末感だと、どちらが強かったんですか?」



20世紀末の終末感は「ノストラダムスの大予言」を始めとして、サブカルチャー的な色合いが濃かったが、今日のそれは天災から政治的混乱、そして戦争の予兆など、きわめてリアルなものである。

何よりも、大学院にまで進んで美術を学び、制作に励んでいる若い院生まで、現実の世界に対して終末感を強く感じているということは、それだけ危機的な状況が可視域にまで浮上していることを示すものなのだろう。


教室とは違って、こうした話を聞けるのが貴重である。



料理は、前菜3種盛合せのあとパスタ。

私は、ウニのトマトクリーム・スパゲティーを。

主菜は、牛リブロースのグリル、バルサミコ・ソースをみんなが選んだ。


ドルチェは、ジンジャー風味のクレーマ・カタラーナで、逸品。



大学院生でも世紀末を迎えたとき、まだ生まれていないので、彼女たちは世紀末を知らないわけだが、この四半世紀の変化には、慄然とするものがある。
posted by 城戸朱理 at 11:03| 美味しい話 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする