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城戸朱理のブログ: 鰻の串焼きで飲む、その1

2018年10月14日

鰻の串焼きで飲む、その1

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国立に「うなちゃん」という鰻の串焼きの店がある。

俳人の高柳克弘さんによると、5時の開店と同時に高齢者の常連で満席となり、なかなか入ることが出来ないそうだ。

渋谷と吉祥寺の「うな鐵」とか荻窪の「川勢」とか、鰻の串焼きを出す店は、都内にいくつかあるが、串焼きになったとたん鰻も庶民的なものになる。


どの店でも「ひと通り」というメニューがあるが、内容は、それほど違わない。


立川の「うなくし」の場合、「ひと通り」は、「くりから」で始まる。

何度も食べているのに、くりからを口にするたびに「うまいな、これ」と初めて食べたように感心するのが井上春生監督。

たしかに、塩焼きになると、鰻じたいの風味がよく聞きとれる。


ニラを鰻のひれで巻いた「ひれ」も鰻の串焼きの定番で、川勢だと細切りにしたハスをひれで巻いたものもある。

「ひれ」を初めて食べた伊藤憲ディレクターは「うまいですね」と驚いていたが、身よりも鰻の味が強く、ニラとよく合う。


「肝」も定番だが、苦袋の苦みが、肝焼きの身上だろう。


「うなくし」では、「短冊」をタレとわさび醤油で出すが、店によっては、「くりから」がわさび醤油、「短冊」がタレと塩になることも。


ほかには、ごぼうを鰻の身で巻いた「八幡焼き」や、小骨が多い頭の部分を叩いた「かしら」「えり」、肝から三日月型のレバーだけを取り出して串を打った「れば」を出す店もある。


鰻の串焼きで飲むときは、ビールで始めて、日本酒にかえるが、鎌倉近辺では、鰻の串焼きを出す店がないのが残念だ。
posted by 城戸朱理 at 10:25| 美味しい話 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする