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城戸朱理のブログ: 『賢治学』にシンポジウム掲載

2019年10月21日

『賢治学』にシンポジウム掲載

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岩手大学の宮澤賢治いわて学センター編による『賢治学』第6号が刊行された。

特集は「宮澤賢治得業論文100年」で賢治の得業論文(卒業論文)自筆稿が収録されている。


さらに本書にはかつて宮澤賢治が学んだ旧盛岡高等農林学校本館(重要文化財)で、昨年の3月4日に開催されたシンポジウム「賢治詩歌のこころを語る」も収録されている。

このシンポジウムは、岩手出身の佐藤通雅(歌人)、照井翠(俳人)と私の3人によるもので、佐藤さんと照井さんのお話には賢治の短歌と俳句を考えるうえでの貴重な示唆をいただいたし、私も、宮澤賢治について考えていることを初めて整理して語ることができた。

このシンポジウムをきっかけに、いずれ、宮澤賢治について、きちんとした論考を執筆しなければという思いを新たにしたが、その透明な光と風の世界は、明快さと謎が織り成す音楽のようでもある。




もしも楽器がなかなったら
いゝかおまへはおれの弟子なのだ
ちからのかぎり
そらいっぱいの
光でできたパイプオルガンを弾くがいゝ
(宮澤賢治「告別」)
posted by 城戸朱理 at 11:47| 仕事 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする