サーチ:
キーワード:
Amazon.co.jp のロゴ
城戸朱理のブログ: 「甕星」vol5、特集「おそれ」にインタビュー掲載

2019年10月25日

「甕星」vol5、特集「おそれ」にインタビュー掲載

IMG_9256.JPG



「甕星(みかぼし)」を編集・発行する異端美学の研究家、平井倫行氏とは、詩人の菊井崇史さんを介して出会った。

平井さんは、博士論文執筆のため今は休載されているが「図書新聞」に「刺青の栞」を連載しており、松田修『刺青・性・死 逆光の日本美』(講談社学術文庫)にも素晴らしい解説を寄せられている。


「甕星」にも「松田修資料整理報告」が掲載されているが、寄稿者でもある菊井さんが全面的に編集をサポートされているそうだ。

甕星は『日本書紀』に現れる星の悪神、天津甕星から取られた誌名だが、その名にふさわしく、今号の特集は「おそれ」。

平井さんから「恐怖」について語ってほしいという依頼を受け、2月26日に北鎌倉の侘助でインタビューを受けたのだが、それが「文藝×怪異『影談』」というタイトルで掲載されている。


「『遠野物語』オシラサマと『聊斎志異』(りょうさいしい)を手掛かりとして」という副題がつけられているが、
私があらかじめ『遠野物語』と『聊斎志異』を取り上げることを平井さんにお伝えして、インタビューの場に臨んだ。

清時代の蒲松齢が怪異談四百余話を集成した『聊斎志異』は、私の15歳のときからの愛読書だが、まさか、こんなふうに語る日が来るとは思わなかった。


ラヴクラフトへのオマージュ、泉井夏風「円匙を手に灰を掘る」、吉野東人「デイドリーム・ワンダーランド」、山田JETギャラガー「悪夢十夜」、窪田由美「OSORE」など不吉さがみなぎる誌面。

そこに鈴木基弘『「居酒屋」小考』といった論考も掲載されているのが面白い。


「甕星」は次号で舞踏特集を企画しており、実現が楽しみだ。
posted by 城戸朱理 at 11:43| 仕事 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする