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城戸朱理のブログ: パリで開催されるヴィジュアル・ポエトリー展に出品準備中

2019年10月25日

パリで開催されるヴィジュアル・ポエトリー展に出品準備中



パリのGalerie SATELLITEで、11月16日から12月7日まで開催されるPoesie visuelle japonaise「日本のヴィジュアル・ポエトリー」展に参加することになった。

この展覧会には、日本のコンクリート・ポエトリーの創始者、新国誠一やヴィジュアル・ポエトリーの先駆者、北園克衛、伝説のヴィジュアル・ポエット、高橋昭八郎、藤冨保男といった先人の作品が展示されるとともに、
河津聖恵、ヤリタミサコ、大園由美子、北爪満喜、そして石田瑞穂、望月遊馬といった現代詩人の新作が出展されることになる。


ヴィジュアル・ポエトリーは、フルクサスやネオ・ダダと連動する20世紀後半の前衛運動だが、欧米ではニュー・クラシックとして評価が定まっている。

言語が持つ文字の形象性を再考するためにも、ヴィジュアル・ポエトリーへの考察は続けられるべきだろう。


父親から譲られた一眼レフカメラに、50年前、小学生だった私が入れたフィルムを見つけたのだが、
バンビことパンクな彼女が、わが国の音楽写真の第一人者、菅野秀夫先生に相談したところ、
菅野先生がプロ・ラボで現像して下さり、未使用のフィルムから50年間の光が浮かび上がることになった。

このフィルムを生かして、ヴィジュアル・ポエトリーの作品を作ってみようと考えている。
posted by 城戸朱理 at 15:28| | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする