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城戸朱理のブログ: 鎌倉のイタリアン〜コモバール、その1

2019年11月03日

鎌倉のイタリアン〜コモバール、その1

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新保裕司、智子夫妻から、北イタリアのピエモンテ料理を出すイタリアンに澁澤龍子さんにもお声がけして、一緒に行こうという誘いがあった。

去年、大町で開店したようだが、私の生活圏から外れているので、気づかなかった。


10月25日の6時に新保邸に集合することになったのだが、幸い台風21号がもたらした豪雨も午後には上がったので、バンビことパンクな彼女とタクシーで鎌倉駅へ。

この日はちょうど、バンビが注文していたストーンクラブ(石蟹)が午前中に届いたので、人数分を持参、新保邸に行く前にレモンを調達する。


新保邸では、智子夫人がピクルスやタコの薫製、それにサンドウィッチを用意してくれていた。

文芸評論家の新保裕司さんは、まだ都留文化大学の副学長をされていて、忙しさは変わらないようだが、長年、銀座MIKIMOTOのデザイナーとして銀座店のウィンドウディスプレイを手がけてきた智子さんは、退職されてから余裕ができたらしい。

龍子さんの到着を待ち、ワインを空けて乾杯する。

ストーンクラブの大きさに「あれは何?!」と龍子さんが驚いていたが、溶かしバターとレモンで食するストーンクラブは格別である。


この日は、かねてから新保さんが、その素晴らしさを力説していたハンス・クナッパーツブッシュ指揮ミュンヘンフィルによるブルックナーの交響曲第8番第4楽章のティンパニを新保さんの解説とともに、みんなで聴き入った。

私にとっても高校時代からの愛聴盤だが、ライヴで本領を発揮するクナッパーツブッシュにしては珍しく、スタジオ録音の名演である。



ワイン2本を空けてから、お目当てのイタリアン、コモバールへ。

カウンター10席だけの小さなイタリアンで、オーナーシェフの古室幹夫さんかひとりできりもりしている。

古室さんはイタリアで10年以上、修行された方なのだとか。


新保夫妻のお勧めでメニューを決めたのだが、前菜はうずら豆のツナソースとラタトゥイユ。

自家製のパンが美味しい。

チーズの盛り合わせには、煮リンゴと蜂蜜、レーズンを添えられている。

白カビのパエリーナ、青カビのゴルゴンゾーラ、山羊のペコリーノなどだが山羊乳のロビオラが素晴らしかった。

それにしても、チーズに蜂蜜はよく合う。


鎌倉でも鶴岡八幡宮で養蜂をされている方がいて、この蜂蜜の香りが花のようで素晴らしいのだが、残念なことに市販されていない。

バンビが友人からもらってきたことがあるのだが、ごく少量が残っているだけである。
posted by 城戸朱理 at 11:47| 美味しい話 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする